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お金の話
外壁に車をぶつけられた!火災保険で修理できる?徹底解説
更新日:2026.4.03

自宅の外壁に車をぶつけられた場合、修理費を誰が負担するかは「相手が特定できているか」で大きく変わります。
事故後に慌てて修理や片付けを始める前に、まず次の4点を確認してください。
| ◼︎まず確認したい4つのポイント ・相手が特定できている場合は、相手の自動車保険(対物賠償責任保険)で対応するのが基本 ・当て逃げなどで相手が分からない場合は、自宅の火災保険で補償される可能性がある ・火災保険が使えるかどうかは契約内容しだいで、最終的な判断は保険会社が行う ・修理や片付けを急ぐ前に、事故直後の状態を写真・動画で記録しておくことが重要 |
この記事では、外壁に車をぶつけられたときの対応手順から、修理費の負担、火災保険が使えるケース、修理方法までを、事故後の流れに沿って解説します。
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外壁に車をぶつけられたら、まず何をすればいい?

事故直後の対応は、その後の保険手続きや修理をスムーズに進められるかどうかに大きく影響します。次の順番で対応しましょう。
対処の順番
- 1.周囲の安全を確保する:けが人がいないか確認し、二次被害を防ぐ
- 2.警察へ連絡する:物損事故として届け出る(当て逃げの場合も必ず)
- 3.被害状況を写真・動画で記録する:外壁の損傷、相手の車、現場全体、落ちた破片など
- 4.相手の情報を確認する:氏名・連絡先・車のナンバー・加入している保険会社
- 5.保険会社へ連絡する:相手がいる場合は相手側の保険会社と、相手が不明な場合は自宅の火災保険の保険会社へ
- 6.外壁修理業者へ現地調査・見積もりを依頼する:保険金請求では修理見積書の提出を求められるのが一般的
相手がいる事故でも当て逃げでも、警察への届出は必ず行いましょう。届出をしていないと「交通事故証明書」が発行されず、保険の手続きに支障が出る場合があります。
あわせて注意したいのが、保険会社や修理業者に相談する前に、自分で補修したり、壊れた部分を片付け・撤去したりしないことです。
損傷状態が確認できなくなると、保険の対象かどうかの判断や、正確な修理範囲の把握が難しくなります。
外壁の修理代は誰が払う?

修理費用を誰が負担するかは、状況によって変わります。まずは全体像を整理します。
| 状況 | 修理費用の考え方 |
|---|---|
| 相手が分かっている | 相手の自動車保険(対物賠償責任保険)で対応するのが基本 |
| 当て逃げされた | 自宅の火災保険の契約内容を確認する |
| 相手が無保険 | 相手本人へ損害賠償を請求。あわせて自宅の火災保険も確認 |
| 自分や家族がぶつけた | 自動車保険の対物賠償は使えない。火災保険の扱いは契約による |
車をぶつけた相手が分かっている場合
相手が特定できている場合は、相手が加入している自動車保険の「対物賠償責任保険」で対応するのが基本です。
対物賠償責任保険は、自動車事故で相手の車だけでなく、建物・塀・電柱など「他人の物」を壊してしまった場合の損害賠償に備える保険です。
住宅の外壁もこの「他人の物」に含まれます。
事故後は相手側の保険会社から連絡が入り、損害の確認や修理見積もりのやり取りを経て賠償額が決まります。
ぶつけられた側に過失がなければ、基本的に自分の保険を使う必要はありません。
賠償の範囲や金額は事故の状況によって異なるため、詳細は相手側の保険会社との協議になります。
当て逃げされた場合
相手が分からない当て逃げの場合、そのままでは相手に修理費を請求できません。このときに確認したいのが自宅の火災保険です。
ただし、「当て逃げなら必ず火災保険が使える」わけではありません。
契約に「建物外部からの物体の落下・飛来・衝突」などの補償が含まれている場合に、対象となる可能性があります。
具体的な流れは記事の後半で解説します。
>>「当て逃げされた場合でも火災保険は使える?」(へジャンプ)
相手が無保険の場合
相手が任意保険に入っていなかった場合でも、損害を賠償する責任そのものは相手本人にあります。まずは相手へ直接、修理費用の賠償を求めることになります。
ただし、相手に支払い能力がないなど、賠償金の回収が難しいケースもあります。その場合に確認したいのが自宅の火災保険です。
ここで注意したいのは、「相手が無保険だから火災保険が出る」わけではないということ。
判断基準はあくまで「車の衝突による建物の被害が、自宅の火災保険の補償対象に含まれているかどうか」です。
なお、火災保険から保険金が支払われた場合、保険会社が加害者に対して賠償を求める(求償する)ことがあります。
自分や家族が自宅の外壁にぶつけた場合
車庫入れの失敗などで、自分や家族が運転する車を自宅の外壁にぶつけてしまうケースもあります。
この場合、自動車保険の対物賠償責任保険は「他人の物」への賠償が対象のため、自分の家の外壁には使えません。車両保険で補償されるのも車の損害のみです。
一方、自宅の火災保険は、商品や契約内容によって、こうした事故が補償される場合があります。
補償の対象になるかどうかは契約している商品・プランによって異なるため、自己判断せず、保険証券の確認と保険会社への問い合わせを行いましょう。
車にぶつけられた外壁は火災保険で修理できる?

火災保険というと「火事のときの保険」というイメージがありますが、実際には火災以外のさまざまな事故も補償の対象になっています。
多くの火災保険には、風災・水濡れなどとあわせて、「建物外部からの物体の落下・飛来・衝突など」という補償項目があります。
他人の車が敷地に突っ込んで外壁を壊した、といった損害はこの補償に該当する可能性があります(補償の名称は保険会社によって異なります)。
ただし、この補償が含まれているかどうかは商品や契約プランによって異なり、補償を外して契約している場合は対象外です。
また、補償されるかどうかの最終的な判断は保険会社が行います。まずは保険証券で契約内容を確認し、保険会社へ相談しましょう。
なお、相手側から損害賠償を受けられる場合、同じ損害について自分の火災保険から重ねて保険金を受け取ることはできません。
火災保険が使えるか確認したいポイント

火災保険が使えるかどうかを確認するときは、次のポイントをチェックしましょう。
| 確認ポイント | 内容 |
|---|---|
| 補償内容 | 「物体の落下・飛来・衝突」などの補償が契約に含まれているか |
| 免責金額 | 自己負担額の設定。損害額が免責金額以下の場合、保険金は支払われない |
| 保険の対象範囲 | 建物本体のみか、門・塀・フェンス・カーポートなども含まれるか |
| 損傷の原因 | 今回の事故による損傷か、以前からの経年劣化か |
経年劣化について補足すると、「外壁が古いと保険が使えない」という意味ではありません。事故によってできた損傷は、古い外壁でも補償の対象になり得ます。
一方で、事故とは関係のない、経年劣化によるひび割れや剥がれなどは補償の対象外です。
事故による損傷と劣化部分を区別するためにも、事故直後の写真が重要になります。
当て逃げされた場合でも火災保険は使える?

外出から帰ってきたら外壁が壊れていた、というように、気づいたときには相手の車がいないケースもあります。当て逃げの場合は、次の流れで対応しましょう。
当て逃げされた時の対処法
- 1.警察へ連絡し、当て逃げ(物損事故)として届け出る
- 2.外壁の損傷、落ちている破片、タイヤ痕、付着した塗料などを写真で記録する
- 3.自宅や近隣の防犯カメラ、ドライブレコーダーの映像がないか確認する
- 4.火災保険の契約内容(物体の衝突に関する補償があるか)を確認する
- 5.保険会社へ連絡し、事故の状況を伝える
- 6.修理業者に現地調査と見積もりを依頼する
契約に「建物外部からの物体の衝突」などの補償が含まれていれば、当て逃げによる外壁の損傷も補償される可能性があります。
後日相手が特定できた場合は、保険会社にその旨を伝えたうえで、相手側へ賠償を求める流れに切り替わることもあります。
外壁だけでなく塀・門柱・フェンス・カーポートも確認する

車が住宅に衝突した場合、被害は外壁だけとは限りません。次のような部分にも損傷が出ていないか、あわせて確認しましょう。
外壁とあわせて確認したい場所
- ・ブロック塀
- ・門柱・門扉
- ・フェンス
- ・カーポート
- ・雨どい
- ・基礎や犬走り(建物まわりのコンクリート部分)
- ・給湯器・配管などの屋外設備
これらの外構部分が火災保険でどこまで補償されるかは、契約内容によって異なります。門・塀・垣などを建物に含めて補償する契約もあれば、対象外となっている契約もあります。
被害箇所はすべて写真に残したうえで、保険会社に補償範囲を確認しましょう。
見た目より被害が広がっていることもある

車の衝突による外壁の被害で注意したいのが、見た目の損傷だけでは被害の全体が分からないことです。
表面のへこみや小さなひびだけに見えても、衝撃は外壁の内側や周辺にも伝わっています。
施工の観点からは、一般的に次のような点を確認する必要があります。
施工の観点で確認したいポイント
- ・外壁材そのものの割れ:サイディングは表面が無事に見えても、裏側や端の部分で割れていることがある
- ・固定部分への影響:釘や金具で固定されている外壁材は、衝撃で固定が緩むと浮きや脱落につながる
- ・シーリング(目地)の切れ:外壁材のつなぎ目のシーリングが切れると、そこから雨水が入り込む
- ・下地の損傷:外壁の内側にある下地材や防水紙が傷んでいると、表面だけ直しても雨漏りや腐食の原因になる
- ・周辺への衝撃:基礎や土間コンクリート、塀などにも衝撃が伝わり、ひびが入っていることがある
特に防水に関わる部分の損傷は、事故直後には症状が出ず、時間が経ってから雨漏りや下地の腐食として現れることがあります。
表面の補修だけで済ませてしまうと、後から追加の工事が必要になりかねません。
大切なのは、保険が使えるかどうかだけでなく、「住宅を事故前の正常な状態に戻すために、どこまでの修理が必要か」を確認することです。
そのためにも、外壁の構造を理解している修理業者による現地調査を受けることをおすすめします。
外壁のひび割れの原因や補修方法、放置した場合のリスクについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
>>外壁のひび割れ徹底解説!原因・補修方法・放置するリスクまで
外壁を車にぶつけられた場合の修理方法

修理の方法は、損傷の程度や外壁材の種類によって変わります。代表的な修理方法は次のとおりです。
| 損傷の程度 | 主な修理方法 |
|---|---|
| 小さな傷・欠け | パテなどによる補修と部分的な塗装 |
| 表面のひび・へこみ | 外壁材の部分補修と塗装による色合わせ |
| 外壁材の割れ・破損 | サイディングなど外壁材の部分交換 |
| 下地まで損傷している場合 | 下地・防水紙の補修を行ったうえで外壁材を復旧 |
| 塀・門柱・フェンスなどの破損 | ブロックの積み直し、フェンスやカーポートの部材交換など |
部分交換の場合、既存の外壁材と同じ製品がすでに廃番になっていて、入手できないこともあります。
その場合は、近い柄の製品を使う、目立ちにくい範囲で張り替えるといった検討が必要です。
塗装で補修する場合も、周囲の外壁と色を完全に合わせるのは難しく、補修する範囲の調整が必要になることがあります。
修理費用は、損傷の範囲、外壁材の種類、足場の有無、使用する材料、既存の外壁材が入手できるかどうかなどによって大きく変わるため、一律にいくらとは判断できません。
正確な金額は、現地調査のうえで見積もりを取って確認しましょう。保険金請求では、修理業者の見積書の提出を求められるのが一般的です。
聖建装工業のこれまでの外壁・屋根工事は、施工事例ページでご覧いただけます。
保険会社へ連絡するときに用意しておきたいもの

保険会社への連絡や請求手続きをスムーズに進めるために、次のものを整理しておきましょう。
用意しておきたいもの
- ・事故の日時・場所
- ・事故の状況(分かる範囲で)
- ・損傷箇所の写真(全体が分かる引きの写真と、損傷部分の寄りの写真)
- ・相手の車両や事故現場の写真(相手がいる場合)
- ・警察への届出内容(交通事故証明書など)
- ・保険証券など、契約内容が分かるもの
- ・修理業者の見積書
このうち修理見積もりについては、聖建装工業のような外壁修理の施工会社が、損傷箇所の確認、必要な修理内容の整理、見積書の作成という形でお手伝いできます。
ただし、保険金が支払われるかどうかを判断するのは保険会社であり、保険金の請求手続きは契約者ご本人が行うものです。
火災保険の具体的な申請手順や必要書類については、こちらの記事で詳しく解説しています。
>>火災保険の申請手順をわかりやすく解説!外壁・屋根修理で失敗しないためのポイント
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火災保険を使うときの注意点

火災保険を利用する際は、次の点に注意しましょう。
注意したい5つのポイント
- ・事故直後の状態を写真で残す:修理や片付けの前に撮影しておく。損傷を証明する資料になる
- ・修理前に保険会社へ相談する:先に修理してしまうと損害の状況が確認できず、保険金が認められないおそれがある
- ・経年劣化の部分まで事故による損傷として申請しない:事実と異なる申請は、保険金が支払われないだけでなく大きなトラブルにつながる
- ・免責金額や契約内容を確認する:損害額が免責金額以下の場合は保険金が支払われない
- ・「保険金で必ず修理できる」と断定する業者に注意する:支払いの可否を判断するのは保険会社であり、業者が約束することはできない
「保険金を使って自己負担なく修理できる」と勧誘する業者とのトラブルについては、国民生活センターも注意を呼びかけています。
保険金の請求は契約者ご本人が、加入先の保険会社に相談しながら進めましょう。
また、保険金の請求には時効があります。保険法上は原則3年とされていますが、起算点などは契約や状況によって異なります。
時間が経つと事故と損傷の因果関係の確認も難しくなるため、事故後は早めに保険会社へ連絡しましょう。
柏原市周辺で車による外壁の破損にお困りなら聖建装工業へ
外壁に車をぶつけられたとき、次のような段階からご相談いただけます。
こんな段階からご相談ください
- ・「どこまで直す必要があるのか分からない」
- ・「保険会社に提出する修理見積もりが必要」
- ・「外壁だけでなく塀や門柱も壊れてしまった」
聖建装工業では、損傷状態の確認、必要な修理範囲の整理、修理方法のご提案、修理見積もりの作成まで対応しています。柏原市周辺で、車の衝突による外壁や塀・外構の破損にお困りの際は、お気軽にお問い合わせください。
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対応エリア一覧
【大阪府】柏原市・大阪市・藤井寺市・羽曳野市・富田林市・河南町・八尾市・堺市・松原市・太子町
【奈良県】葛城市・香芝市・大和高田市・北葛城郡・大和郡山市・生駒郡
よくある質問(FAQ)
家の外壁に車をぶつけられた場合、修理代は誰が払いますか?
相手が分かっている場合は、相手の自動車保険(対物賠償責任保険)で対応するのが基本です。当て逃げや相手が無保険の場合の考え方も本文で解説しています。
当て逃げで外壁を壊された場合でも火災保険は使えますか?
契約に「建物外部からの物体の落下・飛来・衝突」などの補償が含まれていれば、対象となる可能性があります。まずは警察への届出と契約内容の確認を行いましょう。
自分の車で自宅の外壁にぶつけた場合も火災保険は使えますか?
自動車保険の対物賠償責任保険は「他人の物」が対象のため、自宅の外壁には使えません。
一方、火災保険は商品・契約内容によって補償される場合があるため、保険会社へ確認しましょう。
ブロック塀やフェンスに車をぶつけられた場合も補償されますか?
相手が分かっている場合は、塀やフェンスも対物賠償責任保険による賠償の対象になり得ます。
自宅の火災保険で補償されるかどうかは、門・塀・フェンスなどが保険の対象に含まれているかによります。
>>「外壁だけでなく塀・門柱・フェンス・カーポートも確認する」はこちら
警察には連絡した方がいいですか?
はい。物損事故でも必ず届け出ましょう。届出をしていないと交通事故証明書が発行されず、保険の手続きに支障が出る場合があります。当て逃げの場合も同様です。
修理してから火災保険を申請できますか?
修理後でも請求できる場合はありますが、損害の状況が確認できず、保険金が認められないおそれがあります。原則として、修理の前に保険会社へ相談してください。
火災保険を使うと翌年の保険料は上がりますか?
火災保険には自動車保険のような等級制度がないため、保険金を請求したことが直接の理由で翌年の保険料が上がることは基本的にありません。
ただし、保険料率の改定などにより、更新時に保険料が変わることはあります。
少しへこんだ程度でも修理業者に見てもらった方がいいですか?
見た目は小さな損傷でも、外壁材の裏側や下地、シーリングが傷んでいることがあります。現地調査で被害の範囲を確認しておくことをおすすめします。




















