屋根からの雨漏りは、外からは原因が分かりにくいものですがもしかしたら防水シートの劣化かもしれません。

屋根は屋根材の下に防水シートが敷かれており、雨が降っても簡単に中に水が入らないようになっています。防水シートはいわば屋根の最後の砦。

屋根材が少し割れたりずれたりしただけで即、雨漏り！にならないのは防水シートのおかげなのです。

今回は雨漏りの原因の一つ防水シートの劣化について。

防水シートとは

屋根に使う防水シートは、屋根材の下に敷かれている防水性のある上部なシートのことで、ルーフィングシートとも呼ばれます。

屋根材の梁の上に野地板があり、その上に防水シートを敷いてから屋根材を葺いていきます。

防水シートの役割と特徴

防水シートはその名の通り、水が入り込むのを防ぐために敷設します。

防水シートには

アスファルトルーフィング

改質アスファルトルーフィング

不織布ルーフィング

など、様々な素材のものがあり、費用や特徴。耐久性も異なります。

防水シートの劣化とメンテナンス方法

防水シートも永久的に耐久するものは現状ありません。

使っているうちに擦りきれたり、破れたりして防水機能が失われます。

屋根の葺き替えなど屋根工事のタイミングでシートも張り替えることが出来ます。

天井などから雨漏りしている場合は、防水シートが劣化して屋根から雨が入ってきている可能性があります。

屋根材に劣化が見られない場合、外から見ただけでは分かりづらいですがめくってみると防水シートが破れていたということがあります。雨漏りに気づいたら屋根の調査をしてもらいましょう。