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乾式目地とは

更新日:2024.3.07

今日は乾式目地についてお話していきます。乾式目地とはなにか?

乾式目地とは、パッキン状の目地のことです。工場で製造された目地を、建てるときに外壁の間に埋め込んで施工していきます。一般的に目地はコーキング材という樹脂が打ち込まれている場合が多いですが、このような乾式目地で施工されている場合もあります。

コーキング目地も乾式目地も構造的には、問題のない正しい施工方法です。

乾式目地の特徴

耐用年数が長い

乾式目地はコーキング目地よりも耐用年数が長いです。

コーキングの耐用年数は10年~15年ほどですが、乾式目地は20年~30年ほどです。

2見た目がすっきりしている

乾式目地はすでに製造されたパッキン状の目地を埋め込む為見た目がすっきりしています。

コーキングは施工者の技量によって仕上がりに差ができますが、乾式目地は綺麗に仕上がります。

3劣化すると浮いてくる

乾式目地は紫外線によって表面が収縮し浮いてくることがあります。

浮きがあると強い雨で飛ばされてしまうこともありますし、隙間ができて外壁に水が侵入してしまうこともあります。

乾式目地のメンテナンス方法

1交換

2塗装

乾式目地は塗装をする際に注意が必要です。それはブリード現象というものです。

ブリード現象とは、塗装後に変色やべたつきが発生する現象のことです。

目地に含まれる可塑剤が塗料や汚れと反応することで起こります。そのため、塗装前に乾式目地部分だけ専用の下塗り材を塗る必要があります。