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破風板塗装の必要性
更新日:2024.4.26
業者が持ってきた見積書に破風板塗装と書かれていたが、破風板とは何か?
塗装は必ずしないといけないのか?疑問に思われた方も多いと思います。
破風板とは屋根の側面についている板の事です。目線よりかなり上にあるので、普段生活している中では気にされない方がほとんどです。
ただ、破風板は紫外線や風を受けやすいため、塗装などのメンテナンスが必要です。
破風板の塗装が必要な理由
1破風板自体の劣化を防ぐため
塗装をすることで破風板自体の劣化を防ぐ為です。破風板のほとんどの場合、ケイカル板か木材でできています。ケイカル板も木材もどちらも水を吸うようになると素材自体がボロボロになって劣化してしまうので、塗装をして防水機能を持たせることが大切です。
2雨漏りのリスクをなくすため
破風板は劣化して水を吸い込むようになると、膨張吸収を繰り返し変形します。
歪んで隙間が出来るとそこから水が入り、軒天や屋根裏に水がつたってしまう恐れがあります。
水が破風板から軒天に浸透し、さらに家に中に入り込んで2階の一室の天井から雨漏れしてしまった事例もあります。
3綺麗な見た目を維持するため
切妻屋根など破風板が見えやすい作りの家は、破風板が劣化しているままだと美観が損なわれてしまいます。また劣化した後に塗装を行っても、結局は補修の跡やデコボコが目立ってしまうので、表面が劣化する前に塗装をする必要があります。
破風板の塗装の注意点
1下地処理を行ってから塗装をする
2素材に合った塗料を使用する
3傷みすぎていたら塗装ではなくカバーか交換をする
破風板の色
破風板の色は雨樋に合わせるのがオススメです。
付帯の色を合わせることで家全体にまとまりが出ます。
基本的には、家を建てた時と同じ色を維持して塗装する方が多いですが、破風板の色を変えたい方は破風板だけでなく全体のバランスを見て色を選んでいきましょう。