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職人ブログ

外壁塗装について

外壁のコケ正しい掃除方法。

更新日:2024.5.15

コケを放置するのは危険です。見つけたら必ずすぐに除去してください。

何故ならコケを放置すると健康被害をもたらしたり、外壁材を脆くして余計なメンテナンス費用が発生する元となるからです。

コケの状態いよっては、自分でのお手入れが危険となる場合もあります。実は誤ったお手入れをすると、綺麗にするどころか外壁を傷つけてしまったり、余計にコケが付きやすくなったり劣化の原因となります。

コケがもたらす3つの危険

1、表面のコケが健康に被害をもたらす

外壁にうっすらと付着している、拭き掃除ですぐ落ちるようなものは表面のコケです。また建材に対する危険は低いです。

しかしコケの胞子がもたらす健康への被害には要注意です。コケは胞子をまくことで増えます。

お家のすぐそばにコケがあるということは、お家の中に胞子が入りやすい状態です。


2,壁に根を張って建材をもろくしてしまう

コケは胞子、カビは菌類ですので、どちらにせよ絶好の環境が整うとどんどん繁殖していきます。

そうしてコケが外壁にずっと付着していると、中性化現象が起こり、外壁がもろく崩れやすくなります。手で触っただけでボロボロと剥がれてくる状態になってしまうので後々外壁補修が必要な状態になってしまうのです。


3、水分をため込んで躯体をダメにし数百万の補修に

コケを放置し続けると、最終的にはもっさりと山のようにコケが盛り上がって大繁殖してしまいます。

じめじめした、北側やあまり見ない室外機の裏など起こっているお家は意外とあります。

コケの根は水分を持っています。それが外壁に根付くということは、外壁の内部が常に水をため込んでいることになります。人がお風呂に入り続けると手がふやけてしまうように、外壁の内部がずっと湿ったままでは弱く脆くなり、最後には補修さえできない状態になってしまうのです。

自分でできるか業者に依頼するかの見分け方

1,外壁が水を弾くか弾かないか

外壁の健康状態はコケのついている外壁に水をかけてみる。これで簡単にチェックできます。

外壁が水を弾く状態=自分でお手入れをしても大丈夫

これはお家の塗膜が効いている為水を弾いています。コケもほとんど表面的なものであまり根も張っていないはずです。


2、コケの範囲

水を弾く状態だったとしても、コケの範囲が広い場合はご自身でのお手入れは難しくなります。

手の届く範囲軽度のコケ=自分でお手入れ可能

高所で広範囲頑固のコケ=業者に依頼

自分でお手入れするときの方法

軽く濡らしたスポンジでふき取ることで簡単にコケの汚れを落とすことが出来ます。

ただし、柔らかい面でしてください。

専用洗剤を使う。外壁のコケを落とす専用の薬剤が各社から多く出ています。水だけで落ち切らない場合はこういった洗剤を使ってみましょう。

タワシでこすったり、高圧洗浄機を使ったり外壁を傷つけることは避けましょう。