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外壁塗装はなぜ3回塗りなのか?
更新日:2024.6.17
外壁塗装や屋根塗装で3回塗りが基本となっているのは塗料の性能を発揮させることの他に塗りムラや塗り残しを少なくする為という理由があります。ただ塗料によっては2回塗りで大丈夫というものもあります。3回塗りの工程下塗り・中塗り・上塗りとあります。
1回目の下塗りは外壁の状態を整える
下塗りは塗装工程の中で最も大事な工程と言われています。なぜなら、下塗りは外壁材と中塗り、上塗りの塗料の密着性を高める接着材のような役割を持つ塗料だからです。
外壁塗装の下塗りに使われる塗料は、一般的にプライマー・シーラー・フィラー・サフェーサーなどと呼ばれる塗料があります。外壁下地と中塗り・上塗りで使う塗料や状態によって、適切な下塗り材を選択することが大切です。
2回目の中塗りは仕上げ塗りの1回目の工程
一般的に中塗りとは色を付ける1回目の仕上げ塗装工程です。外壁塗装における中塗りと上塗りは、着色や耐候性、耐汚染性だけでなく、防水性を高める働き、カビ、コケ、藻の抑制、遮熱性など塗料によって様々な役割を持っています。こういった目的を持つ中塗りは事前打ち合わせで決めた色を塗っていきます。
外壁塗装の中塗りは次の工程の上塗りと同じ色を使うのが一般的ですが、大型構造物など建物によっては違う色を塗ることもあります。なぜなら、中塗りと上塗りを同じ色にしてしまうと、本当に中塗り、上塗りがしっかり塗られているか検査する際に分かりずらいからです。
しかし、中塗りと上塗りを違った色で塗装すると塗料の性能を発揮できない経年劣化が進行して中塗りの色が透けて見えてしまった場合見た目が非常に悪くなるなどといったデメリットがあります。
外壁塗装の3回塗りをしないと生じるリスク
●外壁塗装が膨れたり、剥がれたりしやすくなる
●塗装にムラが生じてしまう
●耐用年数が短くなってしまう
3回塗りの塗料なのに2回で終わらせられないように注意
契約時に金額が安いとそういったトラブルにもなりかねません。
そういったトラブルにならない様、契約時はしっかり担当者と話し合いましょう。