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職人の腕で仕上がりに最も差がでるのが夏

更新日:2024.6.29

塗装した表面が乾きやすいことで施工を難しくする要素があります。極端に言えば乾きが早いと塗りムラになりやすいということです。家の外壁に塗料をローラーで塗っていく場合、少しづつ重ねながら全体を塗っていきます。塗り残しがないように塗ったところに少しずつ重ねて塗り繋ぎながら広げていきます。この塗り継いで重なったところは夏場は問題になります。

先ほどお伝えしたように乾くのが早いことで重ねていくタイミングが遅くなると重なった部分に塗料が多く塗布されてしまうことになります。これが角度を変えてみるとムラに見えることもあります。また厚く塗料が塗布されたところは艶が薄い部分よりより強く出ます。そうすると塗りムラになります。こういったムラは施主様がご指摘しても塗ってあるので問題ないですと済まされてしまうことがほとんどです。

このように夏場の塗装はやり出したら一機に塗りきってしまわないと塗り継ぐ部分にムラが発生してしまいます。塗る職人の腕、意識で仕上がりが大きく変わってしまうのが夏の塗装です。

職人の腕が良くないと良い気にさっと塗りきることが出来なくなり、見た目を損なう残念な塗装になりかねません。夏場は特に腕のいい職人に塗装してもらいましょう。