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笠木の役割とメンテナンス
更新日:2024.10.05
笠木とは?
笠木(かさぎ)とは、建築において壁の上部や手すりの上部に取り付けられる部材のことを指します。特に、外部に面した壁やバルコニー、ベランダの手すりなどに使われることが多いです。笠木は防水のために用いられる部材や部位です。材質は取り付ける場所によってさまざまで、アルミ製やトタンやガルバリウム鋼板などは主に屋外に使用され、室内だと木材など使われることがよくあります。
笠木の役割
防水性を高める
笠木は壁の上部に取り付けられ、雨水が壁に直接当たるのを防ぎます。これにより、壁内部への水の浸入を防ぎ、建物の耐久性を保つ役割を果たします。特に、バルコニーやベランダなどの笠木は、雨漏り防止のために設置されており、防水性を高める上で必要不可欠だと言えるでしょう。
外壁を守る
笠木は、壁の上部を覆うことで、壁材の劣化や破損を防ぎます。特に、直射日光や風雨にさらされやすい部分を保護する重要な役割を担っています。笠木を取り付けることによって、外壁の雨染みや雨垂れなどの汚れは、水分を分散させて、外壁に直接雨水が当たるのを防ぐことができます。そうすることによって、外壁の劣化や腐食から守ることができるのです。
美観を維持
笠木は、住宅のデザイン要素としても重要です。適切な素材や色を選ぶことで、住宅全体の外観を引き締め、統一感を持たせることができます。住宅の外塀の上に瓦やレンガなどが設置してある場合も、笠木と呼びます。瓦を設置した方が素敵な仕上がりになり、なおかつ、直接外壁に雨が当たらないので汚れ防止にもなります。
安全性
ベランダやバルコニーの手すりに設置される笠木は、人が手をついたりもたれたりする際に安定感を提供します。これにより、安全性を高める効果があります。
- 笠木をメンテナンスするタイミング
コーキングの劣化
コーキングの劣化は、コーキングが硬化してしまい、ボロボロ崩れ落ちてしまう状態です。笠木とコーキング材の間に隙間が生じ、水の浸入が入りやすくなってしまいます。また、破断というコーキング材自体に亀裂が入ると、雨漏りの原因にもなります。他にも、硬化や変色など、コーキング材の変化には注意しましょう。
笠木の劣化
笠木の劣化は主に、経年劣化と自然災害です。数年ごとに触ってみてグラグラしている、浮きや隙間が見えるといった場合には、簡易補修または笠木の交換を検討しましょう。サイディングの表面がペリペリ剥がれてきている、触るとフカフカしている、外壁パネルが浮いている等の症状を発見した場合、表面塗膜の劣化ではなく内側から水分に晒されている可能性がありますので、早めにメンテナンスをしましょう。
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