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雨戸の塗装は重要!おすすめの塗料や費用相場・施工手順も解説!
更新日:2025.5.10

この記事では、雨戸の塗装についての概要を解説します。
また、雨戸の塗装がなぜ重要なのか、どんな塗料を選ぶべきか、塗装のタイミングや手順についても詳しく解説します。
雨戸を塗装をするメリットや、DIYと業者依頼の違いも紹介しているため、雨戸のメンテナンスでお悩みの方にとって役立つ内容です。
雨戸を塗装すべきか迷っている方は、ぜひ最後までご覧ください。
聖建装工業では、雨戸の材質や劣化状況に応じて、最適な塗装プランをご提案しています。まずはお気軽に、以下の電話またはLINEよりご相談ください!
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雨戸とは:雨風や飛来物から窓を守る可動式の建具

こちらでは、雨戸の役割と塗装できる材質について詳しく解説します。
雨戸の役割
雨戸は、雨風や飛来物から窓を守るために設置される可動式の設備です。単に窓を覆うだけでなく、以下のような役割があります。
役割 | 説明 |
---|---|
防災・防風 | ・台風や強風による飛来物から窓ガラスを守る |
遮光・断熱 | ・日差しを遮って室温の上昇を抑える ・冷気の侵入を防いで室温低下を軽減 |
目隠し | ・外部からの視線を遮りプライバシーを確保 |
防犯 | ・夜間や留守中の侵入防止 |
これらの機能を保つためには、定期的な雨戸の塗装が欠かせません。雨戸は日常的に風雨や紫外線にさらされるため、塗装が劣化すると、サビや腐食の原因になります。
雨戸の塗装ができる材質
雨戸に使われている材質には、スチール、アルミ、木材があります。
特にスチール製や木製の雨戸は、塗装によって劣化を防ぎ、美観や機能を長く保てます。以下に、材質ごとの特徴と塗装の注意点をまとめました。
材質 | 塗装の可否 | 特徴・注意点 |
---|---|---|
スチール製 | ◎ | ・最も一般的な材質 ・塗料の密着性が高い ・サビが発生しやすいため、防サビ塗料を使用 |
アルミ製 | △ | ・サビに強く、通常は塗装不要 ・色あせや細かいキズが気になる場合には塗装することも ・塗料が密着しにくいため、事前に研磨や専用の下地材が必要 ・技術が必要なため、DIYには不向き |
木製 | ◎ | ・昔ながらの住宅に多く、重量がある ・塗装による防腐、防虫対策が不可欠 ・湿気や紫外線の影響を受けやすい ・塗料の種類や塗り方によって耐久性に差が出やすい |
金属製の雨戸の材質は以下のような方法で簡単に見分けられます。
- ・スチール製:磁石がくっつく
- ・アルミ製:表面がツルツルで磁石がつかない
塗装が可能かどうかは、材質の見極めと劣化状況の把握がポイント。不明な場合は、無理にDIYで対応せず、専門業者に相談すると安心です。
雨戸の塗装におすすめの塗料

こちらでは、雨戸の塗装を業者に依頼する場合とDIYで行う場合に分けて、おすすめ塗料を紹介します。
業者に依頼する場合
業者が使用する塗料は、専門的な施工が前提の製品です。そのため、DIYには不向きですが、塗装後の品質と耐久性は高く、多くの現場で採用されています。
製品名 | 特徴 |
---|---|
アステックペイント シリコンRevo1000(-IR) | ・色あせしにくく、紫外線に強いシリコン塗料 ・遮熱性能もあり、夏場の室内温度が安定 ・美観を長く保ちたい方におすすめ |
関西ペイント ダイナミックトップ | ・日差しや雨による傷みを抑える ・コスパと耐久性を両立 ・幅広い外装部材に対応し、仕上がりも上品 |
日本ペイント パーフェクトトップ | ・業界でも評価の高い高機能シリコン系塗料 ・塗膜の割れや色あせに強く、外壁とセットで使われることも多い |
これらの塗料は、どれも外壁や付帯部(雨戸・戸袋など)にも対応しており、塗り替え後の耐久性・防汚性に優れています。
DIYの場合
DIYで雨戸を塗装する場合は、扱いやすさ・価格・入手性のバランスに注目。以下は、ホームセンターや通販でも手に入りやすく、初心者でも比較的使いやすい塗料です。
製品名 | 特徴 |
---|---|
ニッペホームプロダクツ 油性シリコンタフ | ・スチール製雨戸におすすめの油性塗料 ・密着性が高く、耐久性も良好 ・つやあり仕上げで美観アップ |
アサヒペン 油性高耐久鉄部用 | ・サビが気になる雨戸向け ・サビ止めと上塗りが一体になった初心者向け金属用塗料 ・速乾性が高い |
和信ペイント ウッドアトリエ エクステリアカラー | ・木製雨戸におすすめの水性塗料 ・防虫、防腐、撥水効果 ・ニオイが少ない |
DIYでは、下地処理と乾燥時間を守ることが不可欠です。仕上がりに不安がある場合や、塗装経験がない場合は無理をせず、業者への相談をおすすめします。
雨戸塗装の費用相場

雨戸の塗装にかかる費用は、施工の方法や枚数によって変動します。特に2階の雨戸の場合、外壁塗装と一緒に行うかどうかで、1枚あたりの単価が大きく異なることは押さえておきたいポイントです。
ケース | 費用目安 | 特徴・補足 |
---|---|---|
外壁塗装と同時に依頼 | 2,000~4,000円/枚 | ・足場や養生を共有できるため費用を抑えられる ・プロの塗装技術で長持ち ・適切な塗料を相談できる |
雨戸のみを単体で依頼 | 5,000~15,000円/枚 | ・2階以上の場合は足場代が発生するため割高 |
DIYで塗装 | 3,000~7,000円(1~2枚分) | ・工賃がかからず安く済む ・下地処理の不備や塗装ムラがあると短期間で剥がれる |
コストを抑えたい場合は、外壁塗装とセットで雨戸も一緒に塗るのが最も効率的です。塗装の必要性を感じたら、まずは複数の業者に見積もりを取り、費用感と施工内容の比較をおすすめします。
■弊社では、雨戸塗装の実績もあります。施工事例は以下のページで確認いただけます。
雨戸の塗装をするべき劣化症状やタイミング

こちらでは、雨戸の塗装が劣化したら起こる症状やタイミングを、段階的に解説します。
チョーキング現象が起きている
塗料の劣化の初期症状として現れるのが「チョーキング現象」です。塗料は紫外線や風雨の影響で塗膜が劣化し、触れると白い粉が手につく特徴があります。
この状態を放置すると、塗膜の保護力が失われ、ひび割れや変色の原因に。軽度のうちに塗装することで、下地の劣化を予防できます。外壁にも同様の現象が現れるため、家全体のメンテナンス時期の目安です。
■チョーキング現象について詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
>>外壁のチョーキングとは?発生要因や対策まで現場に立つプロが徹底解説!
変色や色あせがある
雨戸の変色や色あせは、塗膜の劣化がある程度進んでいるサインです。表面の色ムラやツヤの消失が目立ち、見た目の印象も悪くなります。
放置してしまうと、変色部分から劣化が進み、全体を再塗装しなければならないことも。工程が増えるぶん費用もかかるため、変色や色あせがある場合は早めの塗装がおすすめです。
雨戸が腐食している
スチール製や木製の雨戸で腐食がある場合は、すでに塗膜の防水・防腐機能が失われている状態です。木製なら黒ずみや柔らかさ、金属なら変形や穴あきが現れます。
腐食が進むと塗装では補修できなくなるため、早期の補修・塗装が必要です。塗装を迷っている段階でこの症状が出ている場合は、できるだけ早く専門業者に相談してください。
雨戸に剥がれがある
塗料がペリペリと剥がれている状態は、塗料の密着性が失われた証拠です。経年劣化と日常の開閉による摩耗が重なることで塗料の剥離が起こります。
放置すると見た目が悪くなるだけでなく、サビや腐食が急速に進行する恐れがあるため、下地処理からの再塗装が必要です。
部分的な剥がれでも、周囲に劣化が広まる前触れであることが多く、早めの対処が欠かせません。
サビが出てきている
雨戸でサビが浮き出ていたら、塗装の寿命であることが多いです。特にスチール製の雨戸は、放置すればサビがどんどん広がり、穴があくこともあります。
早い段階でケレン(サビ落とし)と塗装を行えば、雨戸の寿命を延ばせます。変形がある場合は雨戸を交換する必要があるため、早めの再塗装がおすすめです。
雨戸塗装の手順

雨戸の塗装は、工程を守って丁寧に行うと、美しい仕上がりと長持ちする効果が得られます。以下は一般的な塗装の基本手順です。
工程 | 内容 |
---|---|
① 掃除・洗浄 | ・雨戸に付着したホコリや汚れを除去 ・汚れが多い場合は高圧洗浄 |
② ケレン作業 | ・サビや古い塗膜を削り落とす作業 ・塗料が密着しやすい下地を作る |
③ 下塗り(プライマー) | ・素材に応じた下塗り材を塗布 ・塗料の密着性と防サビ効果を高める |
④ 中塗り・上塗り | ・仕上げ用の塗料を2回に分けて塗装 ・色ムラを防ぎ、塗膜に厚みを持たせる |
⑤ 乾燥・仕上げ | ・充分に乾燥させ、塗膜を硬化させる ・完全に乾燥してから、取り付け・片付けを行う |
雨戸の塗装を業者に依頼する場合は、下地の状態に応じた補修や、塗料の選定も含めて対応するため、仕上がりの品質と耐久性に優れます。
一方、DIYではコストを抑えられる反面、道具や作業知識が必要で、塗料の耐用年数が短めです。また、下地処理に不備があると、塗料がすぐに剥がれ、結果としてコストがかかる場合も。
手間や失敗のリスクを避けたい方は、最初から業者に依頼することをおすすめします。
雨戸のことでお悩みなら聖建装工業へご相談ください!
雨戸は住まいの外観や快適性、防犯面を支える大切な建具です。塗装の劣化を放置してしまうと、最終的には交換が必要になることも。
早めの塗装は、美観の維持だけでなく、費用の節約にもつながります。確実に塗装を長持ちさせるなら、塗装業者への依頼がおすすめです。
聖建装工業では、雨戸1枚からのご相談も承っておりますので「これって塗装が必要かな?」という段階でも、まずはお気軽にご相談ください。以下の電話かLINEより、お問い合わせをお待ちしております!
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