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玄関タイルの補修方法を解説!DIYするかの判断基準や費用相場も
更新日:2025.6.22

この記事では、玄関タイルの補修方法について、DIYでできる軽度な補修から、専門業者に依頼すべきケース、さらには費用相場まで詳しく解説します。
この記事を読めば、ご自身の玄関タイルの状態に合わせた最適な補修方法を見つけられますので、ぜひ参考にしてください。
聖建装工業では、玄関タイルの補修から玄関周りのリフォームまで幅広く対応しております。玄関周りでお困りなら、ぜひ以下のLINEまたはメール、電話からお気軽にお問い合わせください!
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玄関タイルの補修をDIYするかの劣化基準

こちらでは、玄関タイルの補修をDIYするかの劣化基準を解説します。
DIY可能な劣化
玄関タイルの補修をDIYで行う場合、以下の軽度な劣化が判断基準になります。
劣化症状 | 詳細と補修内容 |
---|---|
表面のひび割れ(ヘアークラック) | ・表面にだけ発生したごく細いひび割れ ・下地まで影響がないもの ・補修材を充填することで目立たなくできる |
部分的な欠け | ・タイルの端や角が小さく欠けている場合 ・破片を接着剤で貼り付けたり、補修材で埋めたりできる |
目地のひび割れ・劣化 | ・タイルとタイルの間にひび ・一部の剥がれ ・目地材を詰め直すことで補修できる |
タイルの浮き(小規模・限定的) | ・タイルの一部が下地から浮いているもの ・広範囲ではなく、ぐらつきが軽度なもの ・エポキシ樹脂などを注入して固定できる |
これらの症状は、ホームセンターで手に入るパテ、接着剤、目地材などの補修キットで対応できることが多いです。
ただし、広範囲の劣化や下地への影響が疑われる場合は、DIYは避け、専門業者に依頼することを強くおすすめします。
業者に依頼するべき劣化
業者に依頼すべき玄関タイルの劣化には以下のようなものがあります。
劣化症状 | 詳細 |
---|---|
広範囲にわたるひび割れや欠け | ・複数のタイルにひび ・大きな欠け ・下地にも問題がある可能性が高い |
タイルの広範囲な浮きやぐらつき | ・多数のタイルが浮いている ・歩くとぐらつく ・下地の劣化や水の浸入が原因 |
下地の露出やカビ、シミ | ・タイルが剥がれて下地が見えている ・カビや水のシミが広範囲に発生している |
タイルの変色や粉吹き | ・原因が不明なタイルの変色 ・表面が粉を吹いたようになる劣化 |
これらの症状が見られる場合、DIYでは対応しきれないだけでなく、かえって状況を悪化させるリスクも。そのため、専門業者に依頼することをおすすめします。
玄関のタイル補修の手順

こちらでは、玄関のタイル補修の手順を解説します。
タイルの小さな欠け
玄関タイルの小さな欠けは、比較的簡単にDIYで補修が可能です。ここでは、一般的な手順と必要な材料について解説します。
- ・タイル補修用パテ(エポキシパテ、セメント系パテなど)
- ・ヘラまたはコテ
- ・マスキングテープ
- ・サンドペーパー(紙やすり)
- ・ブラシや乾いた布
- ・保護手袋
上記のものが準備できたら、以下の手順で補修してください。補修手順と各手順のポイントを表にまとめました。
補修手順 | 詳細 |
---|---|
1.補修箇所の清掃と乾燥 | ・汚れやゴミをブラシなどで取り除く ・油分は、中性洗剤などで拭き取り、乾燥させる |
2.周囲の養生 | ・補修箇所の周囲にマスキングテープを貼る ・パテが余分な部分に付着するのを防ぐ |
3.パテの準備と充填 | ・主剤と硬化剤を色むらがなくなるまで混ぜる ・パテを、ヘラやコテを使って充填する ・少し盛り上がる程度に塗布する |
4.表面を平らにならす | ・タイルと同じ高さになるようにならす ・余分なパテはすぐに拭き取る |
5.乾燥と研磨 | ・パテが完全に硬化するまで、乾燥させる ・完全に硬化したら、サンドペーパーで表面を研磨する ・周囲のタイルとの段差がなくなるように |
6.仕上げ | ・研磨によって出た粉をきれいに拭き取る ・必要であれば、タイルの色に合わせて色づけする ・小さな欠けであれば、そのままでも目立たない |
パテは硬化が早いものもあるため、手早く作業を進めましょう。屋外用パテは耐水性や耐久性に優れているため、玄関のタイル補修には適しています。
タイル表面のひび割れ
玄関タイルの表面に現れる細いひび割れは、放置するとそこから水が浸入し、タイルの浮きや剥がれ、さらには下地が劣化する原因になる可能性もあります。
DIYで比較的簡単に補修できる場合が多いので、早めに対処しましょう。
- ・タイル補修用ひび割れ補修材(セメント系、エポキシ系、ウレタン系など)
- ・ヘラまたはコテ
- ・マスキングテープ
- ・ブラシや乾いた布
- ・保護手袋
- ・(必要であれば)サンドペーパー
上記のものが準備できたら、以下の手順で補修してください。補修手順と各手順のポイントを表にまとめました。
補修手順 | 詳細 |
---|---|
1.補修箇所の清掃と乾燥 | ・汚れ、ホコリ、油分などをブラシや乾いた布で除去 ・ひび割れの中に入り込んだゴミは、つまようじなどでかき出す ・水分が残っている場合は、完全に乾燥させる |
2.周囲の養生 | ・ひび割れの線に沿って、その両側にマスキングテープを貼る ・補修材が不要な部分に付着するのを防げる |
3.補修材の準備と充填 | ・主剤と硬化剤を色むらがなくなるまで混ぜる ・ひび割れの中に直接充填する ・ヘラやコテで押し込むように塗布する ・少し盛り上がるくらいに塗る |
4.表面を平らにならす | ・ヘラやコテを使ってタイルの表面と同じ高さになるように、ならす ・マスキングテープの端に沿ってきれいに仕上げます。 |
5.マスキングテープの除去 | ・補修材が完全に硬化する前に、マスキングテープをゆっくりと剥がす |
6.乾燥と仕上げ | ・補修材が完全に硬化するまで、乾燥させる ・完全に硬化後、サンドペーパーで軽く研磨する ・表面をさらに滑らかに整える ・研磨によって出た粉を拭き取る |
ひび割れの深さや幅によっては、複数回に分けて補修材を充填する必要があるケースも。
また、補修材の色が周囲のタイルと大きく異なる場合、補修跡が目立つことがあります。目立たない場所で試してから本格的に行うことをおすすめします。
タイルの部分的な割れ
玄関タイルの部分的な割れは、一枚だけが割れている場合や、複数枚にひびが入っている場合など、状態によってDIYで補修できるかの判断が分かれます。
ここでは、比較的DIYで対応しやすい「タイルの交換」を伴う部分的な割れの補修手順について解説します。
- ・新しいタイル
- ・タガネ(ノミ)とハンマー
- ・皮スキまたはスクレーパー
- ・タイル用接着剤
- ・目地材
- ・ヘラまたはゴムベラ
- ・マスキングテープ
- ・ブラシや乾いた布
- ・保護手袋、保護メガネ
上記のものが準備できたら、以下の手順で補修してください。補修手順と各手順のポイントを表にまとめました。
補修手順 | 詳細 |
---|---|
1.割れたタイルの撤去 | ・割れたタイルの周囲をマスキングテープで養生する ・タガネを割れたタイルの目地に沿って当てる ・ハンマーで軽く叩きながら、タイルを少しずつ剥がす |
2.下地の清掃と平坦化 | ・下地に残った古い接着剤を皮スキやスクレーパーで除去する ・下地を平らにする ・清掃後、ホコリやゴミをきれいに拭き取る |
3.新しいタイルの接着 | ・新しいタイルの裏面、または下地にタイル用接着剤を塗布する ・タイルを接着面に置き、上からしっかりと押し付けて圧着する ・水平器で確認しながら、周囲のタイルと同じ高さに調整する |
4.目地詰め | ・接着剤が完全に硬化するまで、乾燥させる ・目地材をタイルとタイルの隙間にゴムベラなどで押し込むように充填する ・余分な目地材は、固まる前に濡れたスポンジなどで拭き取る |
5.仕上げ | ・目地材が完全に乾燥したら、乾いた布などで表面をきれいに拭き取る |
下地が広範囲にわたって劣化している場合や、タイルの浮きが広範囲に及ぶ場合は、DIYでの対応は難しく、専門業者に依頼することをおすすめします。
接着剤や目地材は、製品によって硬化時間や特性が異なりますので、必ず使用方法をよく確認しましょう。
タイルの剥がれ
玄関タイルの剥がれは、つまずいたり、剥がれた箇所から水が浸入して下地が劣化したりする可能性があるため、早めの補修が重要です。
剥がれたタイルの状態や、剥がれた箇所の広さによってDIYの可否が分かれますが、こちらでは比較的軽度な剥がれに対するDIY補修の手順を解説します。
- ・剥がれたタイル
- ・タイル用接着剤
- ・ヘラまたはコテ
- ・ブラシや乾いた布
- ・皮スキまたはスクレーパー
- ・マスキングテープ
- ・目地材
- ・保護手袋
上記のものが準備できたら、以下の手順で補修してください。補修手順と各手順のポイントを表にまとめました。
補修手順 | 詳細 |
---|---|
1.剥がれた箇所の清掃 | ・タイルがあった下地を、ブラシや乾いた布で丁寧に清掃する ・古い接着剤やモルタルのカスは、皮スキやスクレーパーで除去する ・下地を平らでなめらかにする ・水洗いした場合は、完全に乾燥させる ・タイルを再利用する場合は、タイルの裏面も同様にきれいにする |
2.周囲の養生 | ・剥がれた箇所の周囲のタイルにマスキングテープを貼る |
3.接着剤の塗布 | ・タイル用接着剤を剥がれた箇所の下地に塗布する ・接着剤を塗布する際は、ヘラやコテで押し付けるように広げる ・接着剤の量が多くならないようにする |
4.タイルの貼り付け | ・剥がれたタイルを元の位置に戻す ・周囲のタイルと同じ高さになるようにしっかりと圧着する ・手で上から強く押し付けたり、ゴムハンマーで軽く叩いたりする ・タイルがぐらつかないか確認する |
5.余分な接着剤の除去と目地詰め | ・目地からはみ出した接着剤を、濡れた布などで丁寧に拭き取る ・接着剤が完全に硬化するまで待つ ・必要であれば、既存の目地材と同じ色の目地材を充填する ・目地材は、ゴムベラなどで隙間にしっかりと押し込む ・余分なものは拭き取る |
6.乾燥と仕上げ | ・目地材が完全に乾燥したら、乾いた布で表面をきれいに拭き取る |
下地まで劣化している場合は、DIYでの補修は難しいことがあります。下地補修には専門的な知識や工具が必要になるため、業者に依頼することを検討しましょう。
タイルの剥がれの原因が下地の劣化や水の浸入である場合、単にタイルを貼り直すだけでは根本的な解決にはなりません。その場合は、プロの診断を受けることが賢明です。
玄関タイルの補修をする際の費用相場

こちらでは、玄関タイルの補修をする際の費用相場を解説します。
DIYの場合
玄関タイルの補修をDIYで行う場合の費用相場は、補修する劣化の状態や使用する材料によって変動します。しかし、数千円から1万円程度に収まることが多いです。
以下に、劣化の症状別に費用の目安を挙げます。
症状 | 費用相場 | 主な材料 |
---|---|---|
・小さな欠け ・表面のひび割れ | 2,000円〜5,000円程度 | ・タイル補修用パテ:1,000円〜2,000円 ・ひび割れ補修材:1,000円〜2,500円 ・消耗品:数百円〜1,000円 |
・部分的な剥がれ・浮き ・部分的な割れ | 2,000円〜8,000円程度 | ・タイル:数百円〜1,000円程度 ・接着剤:1,500円〜3,000円 ・目地材:1,000円〜2,000円 ・工具:数千円〜 |
DIYの場合、費用は主に材料費が中心です。タイルや補修材は、安価なものから高価なものまでさまざまなグレードがあるため、選ぶ製品によって費用は変動します。
タイルをネット通販で購入するなら、12枚セットで5,000円程度のものがあります。
業者に依頼する場合
玄関タイルの補修を専門業者に依頼する場合の費用は、劣化の状況、補修範囲、タイルの種類、下地の状態によって異なります。
業者に依頼する場合の費用相場を以下の表にまとめました。
症状 | 費用相場 |
---|---|
・小さな欠け ・表面のひび割れ | 5,000円〜20,000円程度 |
・目地のひび割れ ・劣化 | 5,000円〜8,000円/㎡程度 |
タイル1枚の交換 | 5,000円〜15,000円程度 |
タイルの部分的な剥がれ | 8,500円/㎡〜 |
広範囲の補修や全面張り替え | 30,000円〜100,000円程度 |
磁器タイル、セラミックタイル、天然石タイルなど、タイルの種類によって材料費が大きく異なります。
下地にカビ、腐食、防水層の劣化などが見られる場合、下地補修や防水工事が必要です。その際には、別途費用10万円〜20万円程度が発生することがあります。
玄関の補修なら補助金を使えることもある

玄関タイルの補修単体で補助金が出るケースは稀ですが、他のリフォーム工事と組み合わせることで補助金の対象となる場合があります。
例えば、以下のようなケースです。
補助金の種類 | 内容 | 補助金の例 |
---|---|---|
バリアフリー改修 | ・玄関の段差解消やスロープ設置などが対象の補助金 ・バリアフリー化と合わせてタイルの補修を行う場合に有効 ・要介護・要支援認定を受けている方が対象 | ・介護保険 |
省エネ改修 | ・玄関ドアや住宅全体の断熱性能向上が対象の補助金 ・住宅省エネ2025キャンペーン、各自治体のリフォーム補助金がある | ・給湯省エネ2025事業 ・既存住宅における断熱リフォーム支援事業 |
大規模なリフォーム | ・住宅全体の耐震改修・劣化対策など大規模なリフォームが対象 ・玄関タイルの補修が補助金の対象に含まれることがある | ・子育てグリーン住宅支援 ・長期優良住宅化リフォーム推進事業 |
火災保険 | ・「風災」や「飛来物衝突」などによってタイルが破損した場合が対象 ・火災保険の契約を確認する | ー |
補助金制度は国や自治体によって内容が異なり、申請期間や条件も多岐にわたります。事前に必ず自治体の窓口や、リフォームを依頼する業者に相談し、利用可能な補助金がないか確認しましょう。
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