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棟板金とは?浮き・修理費用・交換時期・種類・施工方法まで徹底解説

更新日:2025.5.08

棟板金とは?浮き・修理費用・交換時期・種類・施工方法まで徹底解説

この記事では、棟板金の役割や構造、劣化の見分け方から、補修・交換の方法と費用相場、さらに詐欺トラブルの回避方法まで詳しく解説します。

屋根の頂上に取り付けられている「棟板金(むねばんきん)」は、雨風から住まいを守る重要な部材です。

劣化に気づきにくい場所ですが、釘の浮き・剥がれ・錆び・変形といった症状が進行すると、雨漏りや家屋内部の腐食、最悪の場合は倒壊リスクも

「修理が必要かどうか判断できるようになりたい」「信頼できる業者に相談したい」という方にとって、判断材料が得られる内容になっています。

棟板金の修理・点検を検討中の方は、ぜひ聖建装工業までご相談ください。以下の電話・LINE・メールにて、お気軽にお問い合わせください!

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棟板金とは:屋根の頂点にある雨風から住宅を守る部材

棟板金とは

こちらでは、棟板金の役割と構造、素材について解説します。

棟板金の役割

棟板金は、屋根の頂点にある「棟(むね)」を覆い、雨風から住宅を守る部材です。特にスレート屋根や金属屋根では、屋根材のつなぎ目をふさぎ、防水性や耐風性を確保するために欠かせません。

もし棟板金がなければ、棟部分の隙間から雨水が侵入しやすくなり、屋根内部の木材や断熱材が濡れて腐食するおそれがあります。また、台風や突風によって屋根材ごと破損するリスクも。

また、棟板金は屋根の見た目を引き締める仕上げ材の役割もあり、住宅の印象を左右する部材でもあります。

棟板金の構造

棟板金は、本体と貫板(ぬきいた)、釘やビスといった部品で構成されています。それぞれの役割は、以下の表のとおりです。

構造役割
棟板金(本体)・ガルバリウム鋼板やトタンなどの金属製カバー
・棟を覆って雨風を防ぐ
貫板(ぬきいた)・屋根の頂上部分に取り付けられる下地材で、棟板金を固定する土台
・木材や樹脂製がある
釘・ビス・棟板金を貫板に留めるための部品
・施工時にしっかりと固定しないと、風で浮きやすくなる

また、棟板金の厚みは通常0.35~0.5mm程度が一般的。特に台風や積雪が多い地域で、屋根が複雑でない場合は厚みがある方が長持ちです。

棟板金や釘の素材

最近の棟板金の素材は、ガルバリウム鋼板が一般的です。そのほか、以下のような素材が採用されています。

棟板金の素材説明
ガルバリウム鋼板耐食性・耐久性に優れ、コストと性能のバランスが良いため最も多く使用されている
トタン安価だが耐久性は低く、現在ではあまり使用されない
ステンレスや銅耐久性に優れるものの高価で、特殊な建物やデザイン重視の住宅で使われる

棟板金の色は、屋根材や外壁と調和させるためにブラック・ブラウン・グレーなど落ち着いたカラーが主流です。最近では耐候性の高い塗装が施されたカラー鋼板も増えており、選択肢が増えています。

また、使用する釘やビスはステンレス製やアルミ製などサビに強い素材です。現在では釘よりも「ビス(ねじ込み式)」が主流で、防水性や固定力が向上しています。

棟板金の耐用年数は15年〜20年

棟板金の耐用年数は15年〜20年

棟板金の耐用年数は、一般的に15年〜20年程度とされています。棟板金は、風雨の影響を最も受ける場所にあるため、劣化が早く進行するからです。

こちらでは、棟板金の主な劣化原因である「浮き」について詳しく解説します。

浮いてくるメカニズム

棟板金の浮きは、気づきにくい小さな変化の積み重ねが原因です。具体的には以下のような段階で進行します。

 
棟板金が浮くメカニズム
  • 1.釘やビスの固定力が経年劣化(築10年あたりから)で緩む
  • 2.隙間から雨水が侵入し、棟板金の内部に水が入り込む
  • 3.湿った木材が湿気で膨張・腐食し、釘やビスの固定力が弱まる
  • 4.浮いた状態になり、風を受ける面積が広がることで悪化
  • 5.最終的に板金が外れ、飛散する恐れがある

このようなトラブルは、屋根に上らないと異常が見つかりにくいため「10年以上ノーメンテナンス」という方は、定期点検だけでも行っておくと安心です。

浮きを放置すると起こること

1度浮いた棟板金は、自然に直ることはありません。放置すると以下のような被害につながり、修理費用が膨らむ原因になります。

棟板金の浮きによる被害内容
貫板の腐食・隙間からの水分が、貫板の腐食やカビの発生を招く
・板金の固定力も失われ、交換が必要に
棟板金の飛散・強風を受けると、板金そのものが剥がれて飛んでしまう
・飛散した板金が隣家や歩行者に当たれば、損害賠償や事故にも発展
雨漏り・隙間からの雨水により、屋根内部や天井に雨漏りが発生
・天井のシミ、断熱材の劣化、構造体の腐食など、被害が広範囲に及ぶ

特に雨漏りの範囲が広いと、内部構造から修理する必要があるため費用が莫大になります。定期点検には多少の費用がかかりますが、深刻な雨漏りや構造腐食が発生する前に対処する方が、結果として修繕コストを抑えやすくなります。

棟板金の補修方法には、2種類ある

棟板金の補修方法には、2種類ある

こちらでは、棟板金の補修方法を2種類、それぞれの作業内容と流れを解説します。

釘打ちコーキング

「釘打ちコーキング」とは、浮いた棟板金を再び固定し、接合部や釘穴をコーキング材で防水処理する補修方法です。既存の棟板金や貫板の劣化が少なく、釘の浮き・軽度のずれ・隙間の発生などに対して行います。

 
作業の流れ
  • 1.点検で浮きや緩みの状態を確認
  • 2.必要に応じて釘の打ち直しか、ビスに交換する場合も
  • 3.隙間や接合部をコーキング処理

釘打ちコーティングは、あくまで応急処置に近い補修方法です。棟板金や貫板の劣化が進行している場合は「交換」をおすすめします。

棟板金の交換

「棟板金の交換」とは、既存の棟板金や貫板をすべて撤去し、新しい材料に入れ替える補修方法です。広範囲の釘浮き、板金のサビや歪み、貫板の腐食がある場合には、交換工事が必要になります。

 
作業の流れ
  • 1.既存の棟板金と貫板をすべて撤去
  • 2.新しい貫板を取り付け(木製または樹脂製)
  • 3.棟板金を被せて、ステンレスビスなどでしっかり固定
  • 4.接合部をコーキング処理して防水対策

棟板金の交換は費用こそ高くなりますが、補修に比べて再発リスクが低く、10年程度は点検だけで済みます。棟板金の劣化が進行している場合は、無理に補修で済ませず、早めの交換がおすすめです。

棟板金の補修にかかる費用の相場

棟板金の補修にかかる費用の相場

棟板金の補修費用は、軽度な釘の打ち直しやコーキング処理で済む場合と、棟板金や貫板を交換する場合とでは、以下の表のように金額に差があります。

補修内容費用相場(税込)備考
釘打ち・コーキング補修1万円〜3万円軽度な浮きや隙間の応急処置
棟板金の部分交換3万円〜8万円板金と貫板の一部交換(セット交換が基本)
棟板金の全交換10万円〜20万円棟全体(10〜20m程度)の交換工事
足場設置費用15万円〜25万円高所作業時に必要な場合あり

特に棟板金の補修では、足場を組んでの作業が基本となるため、その分費用も高くなります。足場費用を含めた総額の目安は以下のとおりです。

  • ・軽度な補修(釘打ち・コーキング):総額16万円〜28万円
  • ・棟板金の全交換:総額25万円〜45万円

見積もりを取る際は、「足場代が含まれているか」「材料費・工賃の内訳が明確か」といった点をチェック。想定外の費用を防ぐためにも、複数社に相見積もりを依頼し、内容と価格の比較をおすすめします。

棟板金の補修をするなら屋根工事も行うのがおすすめ!

棟板金の補修をするなら屋根工事も行うのがおすすめ!

こちらでは、棟板金と屋根の工事を一緒に行うメリット・デメリット、費用相場を解説します。

屋根工事と一緒にするメリットとデメリット

棟板金の劣化が進んでいる場合、屋根材自体も同じくらい劣化しているケースが少なくありません。棟板金と屋根工事を同時に行うと、以下のようなメリット・デメリットがあります。

メリットデメリット
足場の設置が1回で済み、費用を節約できる一時的な出費が大きくなる
屋根全体の状態をまとめて把握できる屋根材がまだ使える場合はやや非効率
棟板金と屋根材の寿命を揃えられる工事期間が長くなる可能性がある
外観も一新され、見た目の印象が良くなる工事規模が大きいため、慎重な業者選びが必要

棟板金のみの劣化であれば無理に一緒に行う必要はありません。しかし、屋根の使用年数が15年以上経っている場合や雨漏りしたことがある場合は、セット工事がおすすめです。

屋根工事の費用相場

30坪前後の住宅で屋根全体の交換工事を行う場合、費用相場は100万円〜180万円程度が目安です。この金額には、既存の屋根材や防水シートの撤去、新しい屋根材の施工、防水処理、そして棟板金の交換や足場設置費用まで含まれます。

棟板金の交換と屋根全体の工事を別々に行うと、それぞれの工事で足場代が15万円〜25万円。同時に施工すれば足場を共有できるため、トータルコストを抑えやすく、工期も短縮できるメリットがあります。

棟板金の劣化は、屋根全体の寿命も視野に入れて判断する良い機会です。将来的なメンテナンスコストも踏まえ、屋根工事の検討もおすすめします。

棟が飛ばされたら、火災保険が適用できる

棟が飛ばされたら、火災保険が適用できる

台風や突風などの自然災害によって棟板金が飛ばされた場合、火災保険が適用される可能性があります。火災保険が適用される条件は、主に以下のような内容です。

 
棟板金に火災保険が使える条件
  • ・被害が自然災害(台風・突風・雪・雹など)によるものであること
  • ・被害が発生してから一定期間内(一般的には3年以内)に申請すること
  • ・加入している保険に風災補償が付帯されていること

火災保険で認められれば、修理にかかる費用(棟板金の交換・足場代など)を保険金でカバーできる可能性があります。実際に「自己負担なし」で修理できたという事例も少なくありません。

ただし、経年劣化や施工不良が原因とみなされた場合は保険が適用されないことも。被害に気づいた時点で、できるだけ早く調査の依頼をおすすめします。

棟板金の詐欺には要注意!

棟板金の詐欺には要注意!

棟板金の浮きや破損は地上からは見えにくいため、悪質業者のターゲットになりやすい部分です。以下のように不安をあおり、不要な工事を契約させようとする手口が多く報告されています。

 
棟板金に関する詐欺の口実
  • ・「近くで工事していたら、壊れてるのが見えました」
  • ・「無料で点検できます」「今すぐ修理しないと雨漏りしますよ」
  • ・「火災保険を使えば、実質タダで直せます」などと急かしてくる

不審な訪問販売に対しては、「必要ありません」「信頼できる業者に依頼しています」とはっきり断り、その場で契約書を書いたり、屋根に上がらせたりしないようにしてください。

被害を防ぐためには、ドローン撮影などを活用した、写真付きの調査報告書を提出してくれる信頼できる業者を自分から探すことが大切です。

■悪質業者の手口について、詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしてください。

>>屋根が浮いていると言われた!対処法・確認方法や放置するリスクを解説!

棟板金のことなら聖建装工業へご相談ください!

棟板金は、屋根の防水性や耐久性を支える重要な部材でありながら、普段の生活では見えにくく、劣化に気づきにくい場所でもあります。

棟板金に関するトラブルは放置すると被害が広がることもありますが、早めに対処すればコストも抑えられ、家の寿命を最大限引き出せる部分です。

聖建装工業では、ドローン撮影による調査や、写真付きの報告書の提出にも対応。補修だけで済むのか、屋根全体を見直すべきかなど、お客様にとって最適なご提案をいたします。

棟板金や屋根のことでお困りの方は、以下の電話かLINEより、ぜひお問い合わせください!

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