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外壁塗装について
モルタル膨れ
更新日:2023.10.27
モルタルが膨れる原因
塗膜の膨れは経年劣化により塗膜の密着性が低下することでおこります。外壁から剝がれてしまった塗膜が浮き上がり、膨らんで見えるのです。また、塗膜と外壁の隙間にどこからか水分が入り込んでいる場合もあります。その場合は水分によって外壁から腐食する原因になり、いずれは雨漏りが起こることになります。
保護機能の低下
塗装する目的は保護機能を高めるためではありますが、膨らみが発生すると保護機能が低下します。膨らみが発生している部分は壁から塗膜が浮いていてとても弱いです。なので軽い衝撃を受けただけで壊れて雨水が侵入してしまいます。対応が遅れてしまった場合、水が入ったり周囲に水膨れが広がることもあります。
希釈材の割合が不適合
塗料を正しい比率で希釈しなかった場合膨れが発生しやすくなります。特に目分量などで硬化剤を混合しているケースに多いです。
塗装時の気候が不適合
外壁塗装に適さないタイミングで塗装を行うと膨らみが発生しやすいです。気温が5度以下の日や反対に高温すぎる日、湿度85%以上の日は外壁塗装に適していません。
乾燥時間が短い
じゅぶんな乾燥時間をとることなく塗装を重ねてしまうことも膨れの原因です。外壁塗装では下塗り、中塗り、上塗りを行うことになります。それぞれのステップで前の塗料が乾く前に次の塗装を行うと膨れが起こりやすくなります。
下地処理が甘い
塗装がしっかり外壁に密着する状態を作るためには、下地処理をすることが重要です。下地処理を適切に行うことなく塗装をはじめると膨れの原因になります。下地処理では、汚れを落とすために行う高圧洗浄の他、カビやコケ、錆びなどを取り除くケレン作業が必要です。ほかにもひび割れが起こっているのであればパテなどで補修してから、塗装を行います。下地処理が適切に行われず、外壁の表面が整っていない状態で塗装をすると膨れの原因になります。
膨れの補修方法
1、膨れを除去
2、膨れを除去した後は下塗り材を塗装して周囲の外壁と同様の模様になるように塗装を塗装をします。
3、その後は、通常の外壁塗装同様、下塗り→中塗り→上塗りと塗装をしていきます。
膨れは下地処理が甘かったりすると生じてきます。
なので、新しく塗装を検討されているかたは、値段がそこそこはっていてもきっちり施工をしてくれてアフターフォローもきっちりしてくれる業者にお願いすることをオススメします。
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