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外壁塗装について
外壁 塗装 ALC
更新日:2023.10.18
こんにちは 聖建装工業です。
今回は外壁材質、ALCについてご紹介させて頂きます。
50年を超える耐用年数を持つと言われるALC外壁。
気泡によって熱が伝わりにくいため、断熱効果に優れている外壁です。
しかし、優れた建材ではありますが、メンテナンスをしっかり取り組んではじめて、耐久性を維持できます。
ALCメンテナンス
優れた特徴を持っている半面、メンテナンスの必要性が高い建材であるとも言われています。
主成分はセメントであり、吸水性が高い素材である為、耐候性が低いというデメリットがございます。水を吸い込みやすいと言われていますが、ALC外壁は内部が気泡になっていることから、さらに吸水性が高いです。
ALC外壁の内部に水が侵入してしまうと建材自体が膨張してしまい、熱によって蒸発すると収縮し、この繰り返しによってひび割れを起こしやすいです。
その為、防水性を高めるメンテナンスが必須です。
ALC目地
目地の部分はシーリングと呼ばれる、硬化するとゴム状になる素材を充填して、防水性を高めています。
ALC外壁への塗装で活用される塗料は、グレードにもよりますが、一般的には10年程度で劣化が生じ、またシーリングにおいても耐用年数は10年程度であるといわれます。
その為、約10年前後で外壁塗装、シーリングの打ち替えといったメンテナンスが必要となっています。
適切なメンテナンスに取り組むことによって、ALC外壁は高い耐久性を維持できると言えます。