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外壁塗装について
40坪の外壁塗装の費用相場は100万円〜160万円!ハウスメーカーとの比較や業者選びのコツも解説!
更新日:2025.11.25

この記事では、40坪の戸建て住宅における外壁塗装の正確な費用相場と、失敗しないための知識について解説します。
特に、塗料のグレード別価格帯や、屋根を遮熱塗料にした場合のセット工事費用相場や、階数別(平屋・2階建て・3階建て)の相場についても解説。
さらに、優良業者の選び方や、ハウスメーカーに依頼した場合の費用との比較、そして費用を抑える具体的な行動も解説しています。
あなたの家で必要な適正価格と最適な塗装時期がわかりますので、ぜひ参考にしてみてください。
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40坪の外壁塗装の費用相場の全体像

こちらでは、40坪の外壁塗装の費用相場の全体像について、自社施工の外壁塗装業者とハウスメーカーに分けて解説します。
自社施工の外壁塗装業者の相場
「自社施工の専門業者」に依頼する場合、中間マージンが発生しません。
その分、ハウスメーカーや大手リフォーム会社経由よりも費用を抑えやすく、かつ品質が安定しやすい傾向があります。
40坪の一般的な2階建ての外壁塗装における、自社施工の専門業者の費用相場は、採用する塗料のグレードによって以下のように変動します。
| 塗料のグレード | 耐用年数(目安) | 40坪の総額費用相場(税込) |
|---|---|---|
| シリコン塗料 | 10年〜15年 | 約90万円 〜 130万円 |
| フッ素塗料 | 15年〜20年 | 約120万円 〜 160万円 |
| 無機塗料 | 20年〜25年以上 | 約130万円 〜 180万円 |
ハウスメーカーの相場
40坪の一般的な2階建ての外壁塗装をハウスメーカーに依頼する場合、自社施工の業者と比較して、総額費用は高くなる傾向にあります。
ハウスメーカーが広告宣伝費や運営費のほか、実際の塗装工事を下請け業者に発注する際に中間マージンが発生するためです。
40坪(延床面積)の住宅で、足場代やその他の諸費用を含めた外壁塗装のみの総額費用は、塗料のグレードに応じて以下の範囲が目安となります。
| 塗料のグレード | 耐用年数(目安) | 40坪の総額費用相場(税込) |
|---|---|---|
| シリコン塗料 | 10年〜15年 | 約120万円 〜 160万円 |
| フッ素塗料 | 15年〜20年 | 約150万円 〜 200万円 |
| 無機塗料 | 20年〜25年以上 | 約170万円 〜 220万円 |
一般的に、ハウスメーカーに依頼した場合、専門業者の相場よりも20万円〜50万円程度高くなるケースが多いです。
40坪の外壁塗装の費用を左右する「内訳」は?

こちらでは、40坪の外壁塗装の費用を左右する「内訳」を解説します。
一般的な外壁塗装の内訳
外壁塗装の総費用は、100万円〜160万円ですがその内訳を以下の表にまとめましたので参考にしてください。
| 作業内容 | 単価 | 掛数 | 40坪にかかる費用 |
|---|---|---|---|
| 塗料 | 1,200〜5,500円 | 158㎡ | 189,600〜869,000円 |
| 足場 | 800~1,200円/㎡ | 225㎡ | 180,000〜270,000円 |
| 飛散防止ネット | 150~400円/㎡ | 225㎡ | 33,750〜90,000円 |
| 養生 | 200~300円/㎡ | 158㎡ | 31,600〜47,400円 |
| シーリング | 700~1,500円/m | 158㎡ | 110,600〜237,000円 |
| 軒天(軒裏) | 800~1,600円/㎡ | 40㎡ | 32,000〜64,000円 |
| 雨どい | 800~1,800円/m | 50m | 40,000〜90,000円 |
| 雨戸 | 2,000~4,000円/枚 | 6 | 12,000〜24,000円 |
| 下地処理 | 300〜2,500円/㎡ | 158㎡ | 47,400〜395,000円 |
| 高圧洗浄 | 250〜450円/㎡ | 158㎡ | 39,500〜71,100円 |
| 廃棄物処理 | 10,000~30,000円/式 | 1式 | 10,000~30,000円 |
| 運搬・交通費 | 10,000~30,000円/式 | 1式 | 10,000~30,000円 |
外壁塗装の費用では、職人の安全確保と塗料の飛散防止のために、建物の周囲に足場を組み、ネットを張りますが、特に階数が多いと費用は高くなります。
次に、高圧洗浄で外壁の汚れやカビを落とし、ひび割れたシーリング材などを補修する下地処理を行いますが、この費用は必須の費用です。
現場管理費や廃材処理費などの諸経費も加算され、最終的な総額が算出されます。
また、オプションとして、雨どいや軒天といった付帯部の塗装が必要な場合には、その費用も上乗せされます。
40坪の足場費用の相場と計算方法
外壁塗装の延床面積は158㎡が目安です。延床面積が約 158㎡(40坪)の戸建て住宅の外壁塗装にかかる足場費用について以下の表にまとめました。
| 建物の階数 | 足場単価(目安) | 総額費用相場(目安) |
|---|---|---|
| 平屋 (1階建て) | 800円〜1,000円/㎡ | 約192,000円 〜 240,000円 |
| 2階建て | 800円〜1,000円/㎡ | 約208,000円 〜 260,000円 |
| 3階建て | 900円〜1,200円/㎡ | 約270,000円 〜 360,000円 |
足場費用は「足場費用 = 足場架面積(㎡) × 足場単価(円/㎡)」という計算式で概算できますが、足場架面積は以下の計算式で求められます。
足場は外壁から少し離して設置するため、実際の外壁面積よりも大きくなります。
足場架面積(m²)=(建物の外周の長さ + 4m)× 建物の高さ(軒高)
40坪の外壁塗装費用が変動する要因

40坪の家の外壁塗装の費用は、100万円〜160万円と差があります。こちらでは、なぜこれほどの範囲になるかを解説します。
階数別の外壁塗装の費用相場
外壁塗装の総額費用は、主に「塗料のグレード(種類)」「建物の階数・形状」「足場代」によって大きく変動します。
同じ40坪の延床面積でも、建物の階数が違うと、足場代と塗装面積に差が出るため、総額費用が変動します。
| 階数 | 40坪の費用相場(シリコン塗料の場合) |
|---|---|
| 平屋 | 約75万円 〜 120万円 |
| 2階建て | 約80万円 〜 130万円 |
| 3階建て | 約110万円 〜 180万円 |
3階建ては2階建てと比べて、塗装面積が広くなることから足場にかかる費用も上がります。また、作業の難易度が上がり、人件費や現場管理費が割高になる傾向にあります。
塗料の種類とグレード別の外壁塗装の費用相場
40坪(延床面積)の外壁塗装の費用において、最も比重が大きいのが「塗料の種類(グレード)」です。
耐久年数が長い塗料ほど初期費用は高くなりますが、塗り替え回数が減るため、長期的なコストパフォーマンスは良くなります。
以下に、主要な塗料の種類別に、40坪の外壁塗装にかかる総額相場(足場代や諸経費を含む)をまとめます。
40坪の一般的な2階建て住宅を想定した場合の、塗料のグレードごとの費用相場は以下の通りです。
| 塗料のグレード | 耐用年数(目安) | 40坪の総額費用相場(税込) |
|---|---|---|
| シリコン塗料 | 10年〜15年 | 約100万円 〜 135万円 |
| ラジカル塗料 | 12年〜16年 | 約110万円 〜 140万円 |
| フッ素塗料 | 15年〜20年 | 約135万円 〜 170万円 |
| 無機塗料 | 20年〜25年以上 | 約140万円 〜 180万円 |
建物の形が複雑だったり、3階建ての場合は、塗装面積や足場代が増えるため、上記の相場よりも高くなります。
30年スパンで見た場合、シリコン塗料(15年耐久)を2回塗るのと、無機塗料(25年耐久)を1回塗るのとでは、総額で安くなります。
外壁塗料とは別に、これらの付帯部もグレードに合わせた塗料(通常はシリコン塗料以上)で塗装されるため、その費用も総額に含まれています。
屋根塗装のセット工事の費用相場
40坪の戸建て住宅の外壁塗装と屋根塗装を同時に行う場合、屋根に遮熱塗料を使用することをおすすめします。
遮熱塗料とは、太陽光(近赤外線)を反射し、屋根や外壁の表面温度の上昇を抑える機能性塗料です。夏の冷房費節約にもなりますが、太陽光を一番受ける屋根を守るためにも力を発揮します。
40坪の戸建てで外壁と屋根を同時に塗装し、屋根に遮熱塗料を使用した際の費用相場を以下の表にまとめました。
| 外壁塗料 / 屋根塗料 | 外壁+屋根の総額費用相場 | 特徴と費用対効果 |
|---|---|---|
| シリコン / 遮熱シリコン | 約130万円 〜 170万円 | 価格と耐久性のバランスが最も良い基準の組み合わせ |
| ラジカル / 遮熱シリコン | 約135万円 〜 175万円 | ・シリコンよりわずかに高価 ・高耐久でコスパが優れる |
| フッ素 / 遮熱フッ素 | 約150万円 〜 200万円 | ・高い耐久性と遮熱性を両立 ・塗り替え回数を減らしたい方に |
| 無機 / 遮熱無機 | 約170万円 〜 220万円以上 | ・最高の耐久性(20年超) ・初期費用は高い ・長期的な総コスト削減に貢献する |
外壁塗装はまだするな?その意味と考え方の基本

外壁塗装のタイミングはできるだけやってきて欲しくないと思うもの。しかし、外壁塗装を放置すると結局高い出費になることも。
こちらでは、外壁塗装の適切なタイミングとその考え方を解説し。「外壁塗装はまだするな」という意味を解説します。
外壁の劣化サインを元に判断する

初期の色あせや軽微な汚れは緊急性が低く、経過観察で問題ありません。
しかし、チョーキング現象(白い粉)やシーリングのひび割れが見られたら、塗膜の防水性が低下し始めたサインであり、検討を開始すべきです。
放置すると大規模な補修が必要になるため、業者に外壁診断を依頼して適切なタイミングで実行してください。
以下の症状は、建物の構造的な損傷や内部へ雨水が浸入しており、直ちに塗装・補修が必要な緊急サインです。
| 劣化サイン | 意味するもの | 緊急度 |
|---|---|---|
| チョーキング現象 | ・外壁を手で触ると、白い粉が付く ・防水成分が失われ始めている | 中 |
| 塗膜の剥がれ・膨れ・ひび | ・外壁材が水分を直接吸い込み、腐食が急速に進行する ・大きなひび割れは幅1mm超のものは危険 | 高 |
| シーリングの劣化 | ・目地や窓枠周りがひび割れたり、隙間ができたりする状態 ・雨漏りに直結する危険性がある | 高 |
これらのサインを見つけたら、速やかに専門業者に連絡し、詳細な調査と補修を行いましょう。
新築時や前回の塗装を元に判断する
外壁塗装の時期は、単に築年数で決めるのではなく、過去の塗装履歴に基づき、使用された塗料の耐用年数から判断するのが最も確実です。
塗料の種類(グレード)によって期待できる耐用年数が異なります。この年数が、次に塗り替えを検討すべき「ターニングポイント」になります。
| 塗料の種類 | 耐用年数(目安) | 塗り替え検討の目安 |
|---|---|---|
| シリコン塗料 | 10年〜15年 | 築10〜12年目 |
| フッ素塗料 | 15年〜20年 | 築15〜18年目 |
| 無機塗料 | 20年〜25年以上 | 築20年目以降 |
もし、前回の塗装から耐用年数の半分程度しか経っていないなら、「まだ早い」と判断できます。
大手ハウスメーカーで新築した場合、使用されている外壁材や塗料が、一般的なものと異なる場合があります。
高耐久タイル、特定のサイディングは、塗膜の寿命は長くても、目地のシーリング材は10~15年で劣化します。塗膜が元気でも、シーリングの打ち替えは必要です。
ハウスメーカーの長期保証を維持するために、メーカー指定の時期に塗装が必要な場合もあります。保証書を見て最適な時期を確認してみてください。
悪徳業者に騙されない!優良業者の選び方

外壁塗装は高額な買い物です。悪徳業者は不安を煽り、知識のない方を狙います。こちらでは、悪徳業者の特徴と優良業者を選ぶためのポイントを解説します。
「見積書の透明性」を徹底チェックする
優良業者は、まず丁寧な現地調査(30分以上)と屋根の目視確認を行います。一方、「今すぐ必要」と不安を煽り即決を迫る業者は悪質です。
優良業者は、見積書を通じて「何に」「いくら」かかるのかを明確にしてくれるため、以下の特徴があるかどうかを確認してみてください。
| 優良業者の特徴 | 具体例 |
|---|---|
| 内訳が詳細 | 「外壁塗装一式」「諸経費一式」などの記載がない |
| 数量・単価を明記 | 塗装面積や使用する塗料の単価が細かく記載されている |
| 塗料名が具体的 | ・「高品質シリコン」といった簡易表現ではない ・具体的な製品名(例:〇〇社製 A-100)と缶数、ロットが明記されている |
| 工程を省略しない | 下塗り、中塗り、上塗りなど、工程が明記されている |
そのほか、信頼できる業者の見極めの際は、以下のポイントからもチェックすることをおすすめします。
- ・会社所在地や固定電話番号が明確か
- ・「塗装技能士」などの資格を持つスタッフがいるか
- ・Googleマップの口コミがいいか
- ・「本日限り半額」「足場代無料」といった値引きをしないか
- ・保証について、必ず書面による保証書を発行するか
最も重要な対策として、必ず3社以上から相見積もりを取ること。1社の見積もりだけでその場で即決するのは厳禁です。
費用を抑えるための具体的な行動

外壁塗装で損をしないためには、ただ安さを追求するのではなく、工事の適正化と工夫が重要です。費用を抑えるためには、以下の行動を参考にしてみてください。
- ・3社程度の「相見積もり」を必ず取る
- ・ハウスメーカーではなく「地元専門業者」を選ぶ
- ・足場が必要な工事は「全て同時」に行う
- ・費用対効果の高い「塗料グレード」を選ぶ
- ・自治体の「助成金・補助金」を確認・申請する
- ・火災保険を「風災」として活用できないか確認する
- ・閑散期(夏・冬)の施工を検討する
最も効果的なのは、3社程度から相見積もりを取り、価格を比較すること。全社に「同じ塗料グレードと施工範囲」を伝え、適正価格を見極めましょう。
ハウスメーカーではなく、地元密着型の業者を選ぶことで、費用を20〜50万円抑えられることも。業者選びだけでも費用は抑えられます。
塗料は寿命の長いものを選び、屋根塗装や雨樋交換などを全て同時に済ませることも、トータルで見ると費用を抑えることになります。
また、自治体の助成金や補助金、火災保険の風災補償が適用できるかもチェックしてみてください。
さらに、業者の閑散期である真夏や真冬に依頼することで、値引き交渉に応じてもらいやすくなる可能性も。確実ではありませんが、応じてくれる業者もあります。
40坪の外壁塗装なら聖建装工業へ!
40坪の塗装費用は、塗料のグレードや、屋根を遮熱塗料にするか、建物の階数によって100万円から200万円程度、変動します。
費用対効果を最大化し、悪徳業者に騙されないためには、複数の専門業者から見積もりを取り、比較検討することが何よりも重要です。
「まだ外壁塗装は必要ないかも?」と悩んでいる方は、まずは弊社の無料の外壁診断を活用してみてください。
聖建装工業は家の劣化状況を診断し、外壁の劣化サインに基づいた最適な塗り替え時期をご提案いたします。複雑な費用の内訳や、火災保険・助成金の活用についてもサポートいたします。
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