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55坪の外壁塗装の費用相場は125万〜185万円!高性能塗料で長持ちさせる方法や節約術・ポイントも解説!

更新日:2025.12.15

55坪の外壁塗装の費用相場は125万〜185万円!高性能塗料で長持ちさせる方法や節約術・ポイントも解説!

この記事では、55坪住宅の外壁塗装の費用相場と、高性能塗料で長持ちさせる方法について解説します。

延べ床面積55坪の住宅の場合、外壁塗装の費用相場は125万円〜185万円が目安です。

外壁面積が広いため、塗料選びが特に重要です。初期費用だけでなく、長期的な視点でトータルコストを考えることで、結果的に100万円以上の節約につながることもあります。

 
この記事でわかること
  • ・塗料グレード別の詳しい費用相場と面積の基本
  • ・55坪だからこそ考えたい高性能塗料の選び方
  • ・費用を賢く抑える3つの節約術
  • ・優良業者を選ぶための5つのポイント
  • ・同じ55坪でも費用が変わる4つの要因

この記事を読めば、55坪住宅の外壁塗装の適正価格が分かり、長期的な視点で最もお得な塗料選びと業者選びができるようになりますので、ぜひ最後までご覧ください。

聖建装工業では、柏原市を中心に地域密着業者として適正価格で外壁塗装を施工しております。外壁の状態の無料診断を行なっておりますので、お気軽にお問い合わせください!

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目次

55坪の外壁塗装費用相場と面積の基本

55坪の外壁塗装費用相場と面積の基本

こちらでは、55坪住宅の外壁塗装にかかる費用相場と、その基礎知識について詳しく解説します。

塗料グレード別・費用相場早見表

55坪(延べ床面積約181.5㎡・塗装面積約218㎡)の住宅の外壁塗装費用は、使用する塗料のグレードによって異なります

以下の表に、塗料別の費用相場をまとめましたので参考にしてください。

塗料の種類耐用年数費用相場(55坪)特徴
シリコン塗料10〜15年125万円〜155万円最も人気。コスパ良好
ラジカル塗料12〜16年135万円〜170万円汚れにくく、変色しにくい
フッ素塗料15〜20年155万円〜185万円高耐久。長期的にはお得
無機塗料20年以上170万円〜220万円最高グレード。超耐久性

初めて外壁塗装をされる方には、シリコン塗料またはラジカル塗料をおすすめします。

価格と耐久性のバランスが良く、10年以上の耐用年数があるため、長期的に見てもコストパフォーマンスに優れています。

一方、「次の塗り替えまでの期間を長くししたい」「メンテナンスの手間を減らしたい」という方には、初期費用は高くなりますがフッ素塗料や無機塗料がおすすめです。

ただし、55坪の住宅は外壁面積が広いため、長期的な視点でフッ素塗料や無機塗料を検討する価値も十分にあります。

初期費用は高くなりますが、塗り替え回数を減らせるため、トータルコストでは有利になることもあります。

55坪の外壁塗装面積の目安(約182〜220㎡)

延べ床面積とは、建物の各階の床面積を合計したものです。「55坪の家」と言う場合、通常はこの延べ床面積を指します。

外壁塗装の見積もりでよく混同されるのが「延べ床面積」と「塗装面積」です。この2つは異なる概念なので、しっかり理解しておいてください。

 
延べ床面積とは?

延べ床面積とは、建物の各階の床面積を合計したものです。
「55坪の家」と言う場合、通常はこの延べ床面積を指します。

1坪 = 約3.3㎡
55坪 = 55坪 × 3.3㎡ = 約181.5㎡

例えば、1階が30坪、2階が25坪の2階建て住宅であれば、延べ床面積は55坪となります。

 
塗装面積とは?

塗装面積とは、実際に塗料を塗る外壁の面積のことです。
一般的に、外壁の塗装面積は延べ床面積の約1.1〜1.3倍になります。

【55坪の住宅の場合】
181.5㎡ × 1.2(係数) = 約218㎡

この218㎡が実際に塗装する外壁の面積の目安になります。

係数をかける理由は、壁の高さも考慮すると床面積よりも外壁面積の方が大きくなるためです。

ただし、実際の塗装面積は、建物の形状(凹凸の多さ)、窓の数とサイズ(窓が少ないほど塗装面積が増える)、階数(3階建ては2階建てより面積が広い)によって変わります。

正確な塗装面積は、業者に現地調査をしてもらい、実測してもらうことが重要です。見積もりを依頼する際は、必ず「塗装面積」が明記されているかを確認しましょう。

費用の3つの内訳と適正価格の判断基準

外壁塗装の費用は、大きく分けて以下の3つの要素で構成されています。55坪ほどの住宅の外壁塗装費用は125万円〜185万円程度になるのが一般的です。

項目内容
塗料代(材料費)約46万円〜77万円が目安
(シリコン塗料を使用した場合)
人件費(施工費)約33万円〜72万円が目安
足場代約22万円〜33万円が相場
その他の費用・高圧洗浄費用:約4万円〜7万円
・養生費用:約4万円〜7万円
・下地処理費用:約7万円〜13万円
・シーリング(コーキング)打ち替え:約13万円〜27万円
・現場管理費、廃材処理費など:約7万円〜13万円

塗料代は使用する塗料のグレードによって大きく変動します。また、下塗り・中塗り・上塗りの3回塗りが基本となるため、塗装回数によっても費用が変わります。

55坪の住宅の場合、通常2〜3人の職人が14日〜18日間かけて作業を行います。

足場は建物の周囲を囲むように設置されるため、建物の形状や高さによって必要な足場の量が変わり、費用も変動します。

適正価格かどうかを判断するポイントを以下にまとめました。

 
適正価格の判断基準
  • ・㎡単価が3,500〜6,500円程度:これより極端に安い場合は手抜き工事のリスクあり
  • ・足場代が含まれている:足場代は別途請求されることもあるので要確認
  • ・下塗り・中塗り・上塗りの3回塗り:2回塗りでは耐久性が不十分
  • ・詳細な見積書:「一式」表記ばかりの見積もりは要注意

55坪だからこそ考えたい高性能塗料の選び方

55坪だからこそ考えたい高性能塗料の選び方

こちらでは、55坪の住宅における高性能塗料の選び方について、初期費用とトータルコストの視点から解説します。

初期費用とトータルコストを長期的な視点で検討

外壁塗装で最も重要なのは、初期費用とトータルコストのバランスです。55坪の住宅では、この差が特に大きく現れます。

選択する塗料(30年スパンで考える)費用イメージ
シリコン塗料を選んだ場合・初期費用:135万円
・15年後の再塗装:135万円
・30年間のトータルコスト:270万円
・足場代:2回分(約25万円×2回=50万円)
フッ素塗料を選んだ場合・初期費用:165万円
・18年後の再塗装:165万円
・30年間のトータルコスト:330万円
・足場代:2回分(約25万円×2回=50万円)
無機塗料を選んだ場合・初期費用:185万円
・30年間のトータルコスト:185万円
・足場代:1回分(約25万円×1回=25万円)

このように、30年というスパンで考えると、無機塗料の方が約85万円〜145万円もトータルコストを抑えられます。

55坪の住宅は1回の塗装費用が高額になるため、塗り替え回数を減らすことで大きな節約効果が得られるのです。

 
高性能塗料を選ぶべきケース
  • ・長期的に住む予定がある(10年以上)
  • ・次回の塗装費用を抑えたい
  • ・メンテナンスの手間を減らしたい
  • ・足場代を節約したい

フッ素塗料・無機塗料のメリットとデメリット

55坪の住宅で高性能塗料を検討する際、フッ素塗料と無機塗料が候補に上がります。それぞれのメリット・デメリットを以下の表にまとめました。

塗料の種類メリットデメリット
フッ素塗料・耐用年数15〜20年と長持ち
・汚れにくい
・セルフクリーニング効果がある
・紫外線に強く、色褪せしにくい
・施工実績が豊富で信頼性が高い
・初期費用が高い(シリコンの約1.3倍)
・ひび割れに弱い(硬い塗膜のため)
・下地処理が重要(適切な処理が必要)
無機塗料・耐用年数20〜25年と最長寿命
・カビや藻が発生しにくい
・不燃性で火災に強い
・変色・劣化が非常に少ない
・初期費用が最も高い(シリコンの約1.5倍)
・施工できる業者が限られる
・下地の状態が悪いと効果が発揮されない

55坪の住宅では、初期費用の差が大きいため、慎重に検討する必要があります。

ただし、長期的な視点で考えれば、高性能塗料の方がトータルコストを抑えられる可能性が高いです。

業者に相談する際は、複数の塗料プランを提案してもらい、それぞれのメリット・デメリットを比較してから決めましょう。

外壁塗装をするならコーキング(シーリング)も重要!

外壁塗装をするならコーキング(シーリング)も重要!

55坪の住宅で見落とされがちですが、コーキング(シーリング)の打ち替えも非常に重要です。

 
コーキングとは?

コーキング(シーリング)とは、サイディングボードの目地や窓周りに充填されているゴム状の材料のことです。

建物の気密性・防水性を保つ重要な役割を果たしています。

コーキングは外壁塗装よりも早く劣化する(耐用年数7〜10年)ため、外壁塗装のタイミングで必ず打ち替えることが推奨されます。

55坪住宅のコーキング費用は、全面打ち替えで約13万円〜27万円が目安です。

コーキングを打ち替えないと、雨水が浸入し外壁材の裏側が腐食します。さらに、建物の構造体にまで水が浸透してしまうと、大規模な修繕が必要になることも。

また、せっかく外壁塗装をしても、すぐに劣化してしまいます。

55坪の住宅では足場代が高額になるため、外壁塗装とコーキング工事は必ずセットで行うことをおすすめします。

55坪の高額な費用を賢く抑える3つの節約術

55坪の高額な費用を賢く抑える3つの節約術

こちらでは、55坪の外壁塗装費用を品質を落とさずに抑えるための、実践的な3つの節約術をご紹介します。

屋根塗装・防水工事をセットで依頼

55坪の住宅の場合、足場代は約22万円〜33万円です。外壁塗装と屋根塗装を別々のタイミングで行うと、足場代が2回分かかってしまいます。

しかし、外壁と屋根を同時施工することで、同時に施工すれば足場代は1回分で済むため、大幅なコスト削減が可能です。

外壁と屋根を同時施工した場合の費用相場は以下の通りです。

施工内容費用相場
外壁塗装のみ125万円〜185万円
外壁+屋根塗装165万円〜245万円

屋根塗装を別のタイミングで行う場合は足場代が余計にかかるため、合計で205万円〜300万円程度になります。つまり、同時施工なら約40万円〜55万円の節約が可能です。

同時施工のメリットについては以下にまとめました。

 
同時施工のメリット
  • ・足場代を1回分節約できる(約20万円〜30万円)
  • ・工事の手間が一度で済む
  • ・外壁と屋根を同時にメンテナンスできるため、次回の塗装時期も揃えられる
  • ・トータルの工期が短くなる

屋根塗装が必要なタイミングは、屋根材の種類によって異なりますが、一般的に10〜15年が目安です。

外壁塗装を検討する際は、屋根の状態も併せて点検ししてもらい、同時施工が可能かどうか相談してみてください。

自治体の助成金を活用

多くの自治体では、住宅の外壁塗装に対して助成金や補助金を提供しています。条件を満たせば、工事費用の一部を補助してもらえるため、ぜひ活用しましょう。

 
助成金の種類
  • ・住宅リフォーム助成金:一般的な住宅改修に対する補助
  • ・省エネリフォーム補助金:断熱・遮熱塗料を使用する場合
  • ・耐震改修助成金:耐震工事と同時に行う場合

補助金額の目安としては、自治体によって異なりますが、一般的に工事費用の10〜20%(上限10万円〜30万円)が補助されます。

助成金制度は年度ごとに予算が決まっており、予算に達すると受付終了となる場合があります。

外壁塗装を検討されている方は、弊社に一度ご相談ください。適切な補助金の利用方法も含めて外壁塗装の計画を立てさせていただきます。

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自社施工店で中間マージンをカット

中間マージンとは発注元の業者の取り分のことです。

ハウスメーカーや大手リフォーム会社は、実際の塗装工事を下請け業者に外注するケースが多く、その際に仲介手数料(中間マージン)を取っています。

一方、自社施工の専門店は、営業から施工まで全て自社で行うため、中間マージンが発生しません。そのため、同じ品質の工事でも費用を抑えられます。

中間マージンが発生しない「自社施工の専門店」を選ぶことで、適正価格での施工が可能です。業者タイプ別の費用を以下の表で比較しましたので、参考にしてください。

業者タイプ中間マージン45坪の費用目安
ハウスメーカー20〜30%110万円〜180万円
大手リフォーム会社15〜25%100万円〜165万円
地元の自社施工店なし88万円〜145万円

ただし、自社施工の専門店は品質の差があるのが現実。業者選びを間違えると耐用年数を下回る年数で劣化することもあります。

後ほど「優良業者を選ぶ5つのポイント」で詳しく解説しますので、そちらも参考にしてください。

優良業者の選び方5つのポイント

優良業者の選び方5つのポイント

こちらでは、55坪の外壁塗装で優良業者を見極めるための5つのポイントをご紹介します。

大規模工事の実績があるか

55坪の住宅は外壁面積が広く、一般的な30坪の住宅より工事の難易度が高く、工期も長くなります。そのため、大規模工事の実績が豊富な業者を選ぶことが重要です。

大規模工事の経験が少ない業者だと、工期が大幅に延びたり、施工品質にムラが出たりするリスクがあります。

確認するべきポイントや質問例について以下の表にまとめましたので、参考にしてください。

確認すべきポイント大規模工事の実績を確認する質問例
・50坪以上の住宅の施工実績が豊富か
・施工事例の写真や詳細が掲載されているか
・工事の工程管理能力があるか
・複数の現場を同時に管理できる体制か
・「55坪以上の住宅の施工実績はどのくらいありますか?」
・「最近施工した大規模工事の事例を見せてもらえますか?」
・「現場監督は常駐しますか?」

これらの質問に明確に答えられる業者は、大規模工事の経験が豊富で信頼できると判断できます。

詳細な見積書(「一式」表記なし)

見積書の詳細度は、業者の信頼性を測る重要な指標です。優良な業者は、透明性の高い詳細な見積書を作成してくれます。

良い見積書の条件危険な見積書の特徴
・塗装面積が明記されている
・塗料のメーカー名と商品名が明記されている
・単価と数量など計算根拠が分かる
・塗装回数が明記されている
・各工程の内訳が項目ごとに分かれている
・「外壁塗装一式:80万円」のような一式表記が多い
・塗料のメーカー名や商品名が書かれていない
・塗装面積が記載されていない
・項目が少なく、大雑把

このような見積書を提出する業者は、後から追加費用を請求したり、安い塗料に変更したりする可能性があるため、避けるべきです。

見積もりを取る際は、複数の業者から同じ条件で比較することが大切です。見積書を並べて、チェックしてみてください。

自社施工かどうか(大手vs地元専門店)

自社施工の業者を選ぶことで中間マージンをカットできるため、適正価格での施工が可能になります。

また、自社施工の方が品質管理も行き届きやすく、トラブルが起きた際の対応もスムーズです。

確認すべきポイント注意すべきケース
・「自社に何名の職人がいますか?」と質問してみる
・塗装技能士などの国家資格を持った職人がいるか
・実際に誰が施工するのか、事前に確認できるか
・提携する職人に依頼しますは下請けの可能性大
・職人の情報を教えてくれない
・施工当日まで誰が来るか分からない

注意すべきケースに当てはまる場合は、自社施工ではない可能性が高いため、慎重に判断してください。

長期保証と定期点検の有無

55坪の住宅は初期費用が高額なため、長期保証がしっかりしている業者を選ぶことをおすすめします。

また、定期点検は、早期に劣化を発見し、小さな不具合のうちに対処するため、長期的に建物を良好な状態に保てつためにも重要です。

一般的な保証期間は施工保証が3〜10年、塗料メーカー保証が5〜15年です。保証内容について押さえておきたいポイントを以下にまとめました。

 
保証内容の確認ポイント
  • ・保証書の有無:口約束ではなく、書面での保証があるか
  • ・保証範囲:何が保証されるのか(塗膜の剥がれ、ひび割れ、変色など)
  • ・保証条件:どのような場合に保証が適用されるのか
  • ・免責事項:どのような場合に保証が適用されないのか
  • ・定期点検:1年後、3年後など定期的に点検してくれるか

保証だけでなく、定期点検を無料で行ってくれる業者は、アフターフォローに自信がある証拠です。

近隣配慮の対応(挨拶回り、説明)

55坪の住宅は工期が長く、足場も大きくなるため、近隣への配慮が重要です。優良な業者は、工事前の挨拶回りから工事中の配慮まで、しっかりと対応してくれます。

 
近隣トラブルの事例
  • ・高圧洗浄の水が隣家にかかった
  • ・足場の設置で隣家の敷地に入る必要がある
  • ・塗料が飛散して隣家の車や植木を汚した
  • ・挨拶をしなかったために苦情が来た

近隣配慮については以下にまとめましたので、見積もり段階に近隣配慮はどんなことをしてくれるか聞いてみてください。

チェック項目近隣配慮の内容
工事前の挨拶回り業者が近隣のお宅に挨拶してくれるか
工事内容の説明工期や作業時間、騒音の可能性などを説明してくれるか
作業時間の配慮早朝や夜間の作業を避けるなどの配慮があるか
騒音対策なるべく静かに作業する工夫をしているか
毎日の清掃作業後に周辺を清掃してくれるか

55坪の大規模工事では、こうしたトラブルのリスクも高まります。近隣配慮をしっかり行う業者かどうかを、契約前に確認しましょう。

同じ55坪でも費用が変わる4つの要因

同じ55坪でも費用が変わる4つの要因

こちらでは、同じ55坪の住宅でも費用が変動する4つの要因について解説します。

2階建てと3階建ての費用差

建物の階数は、特に足場代に大きく影響します。3階建ての場合、足場の高さが増すため、設置に必要な部材や手間が増え、費用も高くなります。

2階建てと3階建ての費用差を以下の表にまとめましたので参考にしてください。

階数足場代の目安総費用の目安(無機塗料)
2階建て22万円〜28万円135万円〜175万円
3階建て30万円〜38万円155万円〜200万円

3階建ての場合、足場代だけで約8万円〜10万円高くなり、総額で約20万円〜25万円の差が出ることが一般的です。

また、3階建ては外壁面積も広くなるため、塗料代や人件費も増加します。3階建ての住宅をお持ちの方は、この費用差を考慮して予算を立てるようにしてください。

シンプルな形状か複雑な形状か

建物の形状も外壁塗装の費用に大きく影響します。凹凸が多い複雑な形状の場合、以下の理由で費用が高くなります。

 
複雑な形状で費用が高くなる理由
  • ・壁の表面積が増える:凹凸が多いと、同じ延べ床面積でも外壁面積が広くなる
  • ・足場設置が複雑:複雑な形状に合わせた足場が必要になる
  • ・養生の手間が増える:細かい部分が多いと、養生に時間がかかる
  • ・工期が長くなる:角や細かい部分は丁寧な作業が必要

シンプルな形状(四角い総2階建て)と複雑な形状(L字型、出窓が多いなど)では、約25万円〜30万円程度の費用差が生じることがあります。

見積もりを依頼する際は、自分の家の形状を業者に伝え、実際に現地調査をしてもらうことが重要です。

窓の数・サイズによる影響

外壁塗装では、窓やドアなどの開口部は塗装しません。つまり、窓が多い家ほど実際に塗装する面積が少なくなり、費用も安くなる傾向があります。

一般的な住宅の場合、窓などの開口部が外壁全体の10〜20%を占めます。窓が多い家では、この割合がさらに大きくなります。

 
窓が多い場合の注意点
  • ・窓周りのシーリング(コーキング)の打ち替えが必要な場合、その費用が別途発生する
  • ・窓が多いと養生の手間が増えるため、その分の人件費が上乗せされることもある

窓が多いからといって、必ずしも大幅に安くなるわけではない点に注意が必要です。

外壁材の種類

外壁材の種類によって、使用できる塗料や必要な下地処理が異なるため、費用も変わります。

よくある外壁材の費用相場と特徴を以下の表にまとめましたので参考にしてください。

外壁材費用相場特徴
窯業系サイディング135万円〜170万円シーリング打ち替え込み
金属系サイディング130万円〜165万円シーリング少ない
モルタル140万円〜180万円ひび割れ補修込み
ALC145万円〜190万円専用下塗り・防水処理が必要

外壁の劣化が進んでいる場合、以下のような追加費用が発生します。

 
追加費用の項目
  • ・ひび割れ補修:1箇所あたり5,000円〜10,000円
  • ・サビ処理(金属部分):1万円〜3万円
  • ・カビ・藻の除去:3万円〜5万円
  • ・シーリングの全面打ち替え:13万円〜27万円

見積もりの際は、現在の外壁の劣化状況を詳しく診断してもらい、必要な補修内容と費用を確認してください。

柏原・藤井寺・羽曳野・八尾で55坪の外壁塗装をするなら聖建装工業へ!

聖建装工業は柏原市を中心に、地域密着で営業している、外壁塗装だけでなく、屋根塗装、屋根工事、防水工事、リフォームまで幅広く対応する業者です。

営業から施工、アフターフォローまで全て自社で行う完全自社施工体制のため、中間マージンが一切発生しません

また、地域密着だからこそ、緊急時にも迅速に対応でき、長期的なアフターフォローも安心してお任せいただけます。

「高性能塗料について詳しく知りたい」「フッ素塗料と無機塗料、どちらがいいか相談したい」という方は、まずはお気軽にご相談ください。

聖建装工業では、外壁の劣化診断と見積もりを行っておりますので、まずは無料診断からお気軽にお問い合わせください。

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【よくある質問】55坪の外壁塗装Q&A

最後に、50坪住宅の外壁塗装についてよく寄せられる質問にお答えします。

Q1. 55坪の外壁塗装はどのくらいの期間がかかりますか?

A. 通常14日〜18日程度です。

50坪の住宅の外壁塗装にかかる工期は、天候や外壁の劣化状況にもよりますが、一般的に14日〜18日程度が目安となります。

作業の流れは以下の通りです。

  • 1.足場設置:1日
  • 2.高圧洗浄・乾燥:1〜2日
  • 3.下地処理・養生:2〜3日
  • 4.下塗り:1〜2日
  • 5.中塗り:1〜2日
  • 6.上塗り:1〜2日
  • 7.付帯部塗装:1〜2日
  • 8.点検・手直し:1日
  • 9.足場解体・清掃:1日

各塗装工程の間には、塗料を十分に乾燥させる時間が必要です。そのため、雨天が続いた場合や、気温が低く乾燥に時間がかかる場合は、工期が延びることがあります。

3階建ての場合や、外壁の劣化が激しく補修箇所が多い場合は、さらに3〜5日程度長くなることもあります。

Q2. 50坪や60坪だと費用はどう変わりますか?

A. 坪数が増えるほど、塗装面積が広がり費用も高くなります。

参考までに、各坪数の費用相場を以下にまとめます。

坪数塗装面積目安費用相場(シリコン塗料)
45坪約178㎡88万円〜145万円
50坪約198㎡115万円〜170万円
60坪約238㎡120万円〜200万円

5坪違うと、費用は約5万円〜10万円程度変わることが一般的です。

ただし、建物の形状や階数、窓の数などによっても費用は変動するため、正確な費用を知りたい場合は、実際に見積もりを取ることをおすすめします。

Q4. 外壁塗装の見積もりは無料ですか?

A. はい、多くの業者が無料で見積もりを行っています。

外壁塗装の見積もりは、ほとんどの業者が無料で対応しています。

見積もりを依頼したからといって、必ず契約する必要はありません。

複数の業者(3社以上推奨)から見積もりを取って比較しましょう。

現地調査なしで出された見積もりは信頼性が低いため注意してください。聖建装工業でも、無料で外壁の劣化診断と見積もりを行っています。お気軽にご相談ください。

Q5. 柏原市で使える助成金はありますか?

A. 柏原市には残念ながら外壁塗装あリフォームに関する補助金がありません。

令和7年現在、補助金はありませんが、タイミングによってはあることも。

補助金や助成金の申請は工事着工前に行う必要があるため、外壁塗装を検討し始めたら早めに確認することをおすすめします。

Q6. フッ素塗料と無機塗料、どちらがおすすめですか?

A. 長期的に住む予定があれば無機塗料、コストを抑えたいならフッ素塗料がおすすめです。

◼︎おすすめの選び方

・10年以上長期的に住む予定がある → 無機塗料
・初期費用を抑えたい → フッ素塗料
・次回の塗装までの期間を最長にしたい → 無機塗料
・施工実績の多い塗料がいい → フッ素塗料・無機塗料どちらでもOK!

Q7. 大手と地元専門店、どちらを選ぶべきですか?

A. 費用を抑えたいなら地元の自社施工店、ブランドの安心感を重視するなら大手がおすすめです。

◼︎地元専門店を選ぶ際の注意点

・施工実績を確認する(創業年数、施工事例)
・保証内容を書面で確認する
・複数の業者から見積もりを取る
・口コミや評判を確認する

55坪の大規模工事では、費用差が25万円〜55万円にもなるため、地元の優良な自社施工店を選ぶメリットは大きいです。

Q8. 近隣への配慮はどのようにしてもらえますか?

A. 工事前の挨拶回りから工事中の配慮まで、しっかりと対応します

近隣配慮の内容は以下の通りです。

工事前の配慮・近隣のお宅への挨拶回り(工事内容、工期、作業時間の説明)
・挨拶状の配布
・緊急連絡先の案内
工事中の配慮・作業時間の遵守(一般的に8:00〜18:00)
・騒音を抑える工夫
・毎日の清掃(周辺道路も含む)
・塗料の飛散防止対策

聖建装工業では、工事前の挨拶回りから毎日の清掃まで、近隣の方々への配慮を徹底しています。大規模工事でも安心してお任せください。

Q9. 保証期間はどのくらいですか?

A. 一般的に施工保証が3〜10年、塗料メーカー保証が5〜15年です。

◼︎保証対象外となるケース

・自然災害による損傷
・お客様による外壁への衝撃や傷
・定期的なメンテナンスを怠った場合
・経年劣化による色褪せ(範囲内)

保証内容は、塗膜の剥がれ、ひび割れ、変色などが対象となります。ただし、以下のような場合は保証対象外となることが多いです。

保証内容は業者によって異なるため、契約前に必ず保証書の内容を確認しましょう。口約束ではなく、書面での保証があるかどうかも重要なポイントです。

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