WORKS
外壁塗装について
外壁塗装DIY完全ガイド!初心者でも失敗しない方法とプロが押さえるコツを解説!
更新日:2025.6.07

この記事では、DIY初心者の方でも安心して外壁塗装に挑戦できるよう、基本的な手順から必要な道具、プロが実践するコツまでを徹底解説します。
もちろん、DIYには向かないケースや、特に注意すべき安全面についても詳しく紹介します。
自分で塗装すれば費用を抑えられるのが魅力ですが、「難しそう」「失敗したらどうしよう」と不安に感じる方も多いはず。
時間や労力と正しい方法で行うようにしましょう。DIYしようか迷っている方は、一度聖建装工業へご相談ください。
現地調査をしっかり行い、最適なプランを提案します。まずは、以下のLINEまたはメール、電話からお問い合わせください。
聖建装にご相談ください!
お任せください。
外壁塗装
屋根塗装
防水工事
リフォーム

DIYで外壁塗装を始める前に知っておきたい基本

こちらでは、DIYで外壁塗装を始める前に知っておきたい基本を解説します。
DIYに向いている外壁の種類と状態、向いていないケース
モルタル外壁なら、比較的DIYに向いているとされます。また、サイディング外壁も部分的な補修であればDIYも可能です。
以下のケースであれば、劣化状態によっても向き不向きはあります。
向いている状態 | 向いていない状態 |
---|---|
・色褪せ・変色の範囲が狭い ・軽度のチョーキング現象 ・コケ・藻・カビの発生 ・塗装の部分的な剥がれ ・塗装部分のみのひび割れ | ・下地まで達しているひび割れ ・広範囲の剥がれや浮き ・雨漏りしている場合 ・2階以上の外壁や屋根に近い部分の塗装 |
全面的な塗装やとなると難易度が高まります。DIYの最大の危険要因が高所作業です。
手が届く範囲や、脚立で安全に作業できる範囲であれば比較的安全に作業できます。DIYで外壁補修を行う場合は、比較的軽度な劣化で、手が届く範囲(1階部分など)に限るのが賢明です。
必要な道具リスト
DIYで外壁塗装を始める際に、必要な道具を以下の表にまとめました。
用途 | 必要な道具 |
---|---|
洗浄・下地処理 | ・高圧洗浄機 ・外壁用洗剤 ・バケツ・ブラシ・ヘラ ・ワイヤーブラシ・サンドペーパー(ヤスリ) ・コーキングガン・シーリング材 |
養生 | ・マスキングテープ ・マスカー ・養生シート |
塗装 | ・塗料(下塗り・中塗り・上塗り) ・ローラー ・ハケ(刷毛) ・塗料混ぜ棒 ・塗料トレイ・バケツ |
安全 | ・有機溶剤対応のマスク ・保護メガネ ・ゴム手袋・作業着 ・脚立 |
ホームセンターなどで「外壁塗装はじめてキット」のような形で必要な道具がセットになっているものもあります。これらを参考に、必要なものを揃えていくのも良いでしょう。
安価な道具は使い勝手が悪かったり、仕上がりに影響したりすることもあります。特にローラーやハケ、マスキングテープなどは、品質の良いものを選ぶと作業効率が上がり、仕上がりもきれいになります。
塗料の種類と選び方
塗料には、下塗り、中塗り、上塗りの3工程に合わせた塗料があります。その工程ごとの塗料には、それぞれ以下の5種類があります。
塗料の種類 | 耐用年数 |
---|---|
アクリル | 5~7年 |
ウレタン | 8~10年 |
シリコン | 10~15年 |
フッ素 | 15~20年 |
無機 | 20~25年 |
下地の補強・調整効果もあるため、外壁の種類や劣化状態、上塗り塗料との相性で選びましょう。メーカーと、下塗りがアクリルなら、上塗りもアクリルなど、種類を合わせるようにしてください。
また、上記5種類それぞれに、「水性」と「油性(溶剤系)」があり、中には、高耐久機能や遮熱機能を付加したものもあります。水性と油性の特徴の違いを以下にまとめました。
項目 | 水性塗料 | 油性塗料(溶剤系塗料) |
---|---|---|
希釈剤 | 水 | シンナー |
臭い | 少ない | 強い |
安全性 | 環境・人体への負荷が少ない | 有機溶剤を含むため、換気・保護具必須 |
耐久性 | 近年向上、DIYでは扱いやすい | 一般的に高耐久、密着性に優れる |
DIY向き | 初心者でも扱える | DIYには不向き |
DIYをするなら水性の塗料を選ぶことをおすすめします。
DIYにかかる費用と期間の目安を業者依頼と比較

DIYは費用自体は抑えられるのが大きなメリットです。一方で、高所作業の危険性、品質の保証がないこと、多くの時間と労力が必要という大きなデメリットがあります。
軽度な劣化で、手が届く範囲の補修に限定するならDIYも有効ですが、建物の保護や美観を長期的に維持したいのであれば、専門業者に依頼するのが確実で安心です。
以下に特徴をまとめましたので、総合的に判断し、ご自身の状況に合った方法を選択してください。
項目 | DIY | 業者依頼 |
---|---|---|
費用 | 20万円〜50万円程度 | 60万円〜100万円程度 |
期間 | 2〜3ヶ月以上(週末作業の場合) | 10日〜14日程度 |
品質 | 専門知識・技術がないとムラや早期剥がれのリスクあり | 高品質な仕上がり、長持ちする可能性が高い |
安全性 | 高所作業は特に危険。事故のリスクが高い | 専門知識・技術により高品質な仕上がり、長持ちする可能性が高い |
手間 | 塗料選び、道具準備、下地処理、塗装全て自分で実施 | 全てお任せ。打ち合わせは必要だが、手間は少ない |
保証 | なし | 施工不良に対する保証がある場合が多い(業者による) |
外壁塗装DIYのステップ・手順

こちらでは、ローラー工法の外壁塗装の手順を以下の5つのステップで解説します。
- ・STEP1:洗浄
- ・STEP2:養生
- ・STEP3:下地処理
- ・STEP4:下塗り
- ・STEP5:上塗り2回(中塗り・上塗り)
また、吹き付け工法の手順も解説します。
STEP1:洗浄

窓や植物、電気設備など、水がかかってはいけない場所はマスカーやシートでしっかり保護しましょう。特に電気周りは注意が必要です。
外壁から30~50cm程度離し、斜め下方向に水を噴射します。近すぎると外壁を傷つけたり、水が内部に浸入したりすることも。
コケやカビがひどい場合や、高圧洗浄機を使用しない場合は、外壁用洗剤とブラシを使用し、しっかり洗い流します。
洗浄後は最低1~2日間、外壁が完全に乾くまで待ちましょう。湿気が残っていると、塗料の剥がれや膨れの原因になります。
STEP2:養生


養生は、塗装しない部分を塗料の飛散から守る重要なステップです。丁寧な養生が、仕上がりの美しさと後片付けの手間を大きく左右します。
- ・徹底的に養生箇所を特定し、汚れを拭き取る
- ・マスキングテープは境目に沿って隙間なく密着させる
- ・マスカーや養生シートで広範囲を覆う
- ・風で飛ばされないようしっかり固定する
養生は地味な作業ですが、時間をかけて丁寧に行うことが成功への鍵です。
STEP3:下地処理



下地処理は、洗浄では除去できない外壁の劣化部分を補修し、塗料がしっかり密着する土台を整える、最も重要なステップです。
- ・細かいひび割れはシーリング材などで埋め、表面を平らに
- ・塗膜の浮き・剥がれはヘラやワイヤーブラシで完全に剥がす
- ・サンドペーパーで研磨する
- ・目地のシーリング材が劣化している場合は、打ち替える
ここを怠ると塗装がすぐに剥がれてしまいます。焦らずに行いましょう。
STEP4:下塗り

下塗りは、外壁材と上塗り塗料をしっかり密着させ、塗装の仕上がりと耐久性を決める重要な工程です。外壁材が塗料を吸いすぎず、塗りムラを防ぎ、劣化した外壁の表面を固める目的で塗ります。
- ・高所から低い場所へ、広い面から細かい部分へ塗っていくのが基本
- ・ハケで細かい部分を先に塗る(ダメ込み)
- ・ローラーで広い面を塗る
- ・メーカーが指定する塗布量を守って塗る
- ・一度に広範囲を塗ろうとせず、少しずつ確実に塗る
下塗りを丁寧に行うことで、塗装全体の品質が格段に向上します。
STEP5:上塗り2回(中塗り・上塗り)


上塗りは、外壁塗装の最終工程で、建物の美観と耐久性を決める重要な作業です。「中塗り」と「上塗り」の2回に分けて塗ります。
紫外線や雨風から壁を保護し、塗料本来の性能を最大限に引き出し、1回塗りでは出ない、均一で美しい色合いを実現します。
- ・下塗りが完全に乾いていることを確認する
- ・ハケで細かい部分を先に塗る
- ・ローラーで広い面をムラなく塗る
- ・中塗りが完全に乾いてから、上塗り(2回目)を行う
塗料缶に記載された乾燥時間を守りましょう。天候や風に注意し、安全を最優先に、焦らず丁寧に作業を進めることが大切です。
吹き付け工法は難易度が高い

外壁塗装の吹き付け工法は、スプレーガンで塗料を霧状にして吹き付ける方法です。
ハケやローラーでは難しい均一で美しい仕上がりが魅力で、作業効率も高いのが特徴です。凹凸のある壁や複雑な形状にも塗料が届きやすく、特殊な塗料を使えば模様付けも可能です。
しかし、DIYで吹き付け工法を行うのは非常に難易度が高いです。霧状の塗料は風に乗って広範囲に飛び散るため、徹底した養生が必須となります。
- 1.塗料メーカーの指示に従った希釈率で塗料を薄める
- 2.塗装用ストレーナーなどで塗料をろ過してからスプレーガンに入れる
- 3.空気圧や噴射パターン(丸吹き、だ円吹きなど)を調整する
- 4.必ず端材やダンボールなどで試し吹きを行う
- 5.塗装面の外でトリガーを引き始め、塗装面を通り過ぎてからトリガーを離す
- 6.塗装面との距離、動かす速度、角度を常に一定に保つ
- 7.前に吹き付けた部分とパターン幅の1/3〜1/2程度が重なるように、規則的に吹き付ける
- 8.薄く、数回に分けて重ね塗りする
各塗装工程(下塗り、中塗り、上塗り)の間には、塗料メーカーが指定する乾燥時間を厳守してください。塗装作業が終わったら、塗料が固まる前にスプレーガンを徹底的に洗浄します。
吹き付け工法のDIYは、安全面や仕上がりの品質においてリスクが大きいです。よほどの経験がない限り、プロの業者に依頼することをおすすめします。
外壁塗装をするなら聖建装工業へ!
外壁塗装のDIYは、費用を抑えられる魅力がありますが、「安全」「品質」「時間」の面で多くの課題があります。
高所作業の危険性、塗料選びや下地処理の難しさ、そして数ヶ月にも及ぶ作業期間は、想像以上の負担となるでしょう。
「やっぱりプロに頼むべきかな…」そうお考えなら、ぜひ聖建装工業にご相談ください。
大切な自宅を、安全かつ高品質な塗装で美しくします。 徹底した養生と熟練の技術で、均一で長持ちする仕上がりをお約束。
豊富な経験に基づいた適切な塗料選びで、お客様のご要望に応じた最適なプランを提案します。
お見積もりは無料ですので、まずはお気軽にお問い合わせください!以下のLINEまたはメール、電話からお問い合わせいただけます!
聖建装にご相談ください!
お任せください。
外壁塗装
屋根塗装
防水工事
リフォーム

対応エリア一覧
【大阪府】柏原市・大阪市・藤井寺市・羽曳野市・富田林市・河南町・八尾市・堺市・松原市・太子町
【奈良県】葛城市・香芝市・大和高田市・北葛城郡・大和郡山市・生駒郡