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外壁塗装について
外壁の雨だれの原因と防止策!効果的な対策や費用相場も徹底解説!
更新日:2025.6.30

この記事では、外壁の雨だれが発生するメカニズムから原因、実践できる効果的な防止策までを解説します。
また、専門業者に依頼した場合の費用相場や、DIYでできる簡単なメンテナンス方法についても詳しく紹介。
雨だれは、一度発生すると自力での除去が難しいです。放置するとカビや藻の発生、さらには外壁材のひび割れなど、トラブルになる可能性があります。
住まいを雨だれから守り、いつまでもよい状態を保つためのポイントがわかりますので、ぜひ参考にしてください。
聖建装工業では、雨だれ解決のお手伝いも可能です。高圧洗浄や外壁塗装など、さまざまある対処法から最適な方法を提案いたします。
まずはお気軽にお問い合わせください!以下のLINEやメール、電話からご相談いただけます!
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外壁に雨だれができる3つの主な原因

こちらでは、外壁に雨だれができる主な原因を3つ紹介します。
雨樋の不具合や形状
雨樋は屋根からの雨水を適切に排水する重要な役割を担っています。もし、以下のような問題があれば、外壁に雨だれが発生する可能性が高いです。
原因 | 概要 |
---|---|
破損・ひび割れ・傾斜不良 | 雨樋自体の破損や、正しい勾配で設置されていないと、雨水が漏れ出し、雨だれが起こる |
詰まり | 落ち葉やゴミなどで雨樋が詰まると、雨水が溢れて外壁に流れ落ち、黒い筋となって現れる |
接続不良 | 雨樋の接続部分のゆるみや、竪樋との接続が不十分だと、水漏れを起こしやすくなる |
不適切な設置 | 雨樋の長さ不足や、雨樋がない場合、雨水が直接外壁に当たり、雨だれを起こす |
こういった問題は、外壁に継続的に水がかかる状態を作り出し、汚れの付着やカビ・藻の発生を助長します。美しい外壁を保つためにも、定期的な雨樋の点検とメンテナンスが非常に重要です。
外壁材の特性と汚れの付着
雨だれの原因には、外壁材の特性とそこに付着する汚れがあり、具体的には、以下の点が影響します。
原因 | 概要 |
---|---|
表面の凹凸や質感 | ・モルタルや吹き付けなど、表面に凹凸がある外壁材は汚れが溜まりやすい ・雨水が不規則に流れるため、雨だれが目立ちやすくなる |
吸水性 | ・サイディングやALCなど、吸水性のある外壁材は雨水を吸収しやすい ・乾燥時に内部の汚れ成分を表面に引き出すことがある |
帯電性 | ・静電気を帯びやすい外壁材は、空気中のチリや排気ガスなどを吸着しやすい ・雨水と混ざると頑固な雨だれになる |
塗料の劣化 | ・塗膜が劣化して撥水性が失われる ・チョーキング現象が起きると、汚れが付着しやすくなる |
周辺環境による汚れ | ・土埃、排気ガス、カビ、藻、錆など、汚れが、雨水と混ざることで雨だれになる |
こういった要因が複合的に作用するため、外壁の定期的な清掃や、汚れにくい塗料の選択が雨だれ対策として重要です。
窓のサッシからの雨水の流れ
窓は外壁の開口部であり、雨水が集中しやすい場所だからこそ、注意が必要です。主な要因は以下の通りです。
原因 | 概要 |
---|---|
サッシの構造と水切れの悪さ | ・サッシの形状や素材によっては水が溜まり、垂れて雨だれになる |
窓枠や周辺の汚れ | ・溜まった土埃やカビなどが、雨水と混ざって黒い筋になる ・結露水も原因になる |
庇(ひさし)や水切りの不備・劣化 | ・窓上の庇や水切りの排水性能の低下や劣化による漏水 |
シーリングの劣化 | ・窓枠と外壁の間のシーリングが劣化による漏水 ・漏水による不規則な流れで雨だれを引き起こす |
換気口やエアコンの排水 | ・窓近くの換気口やエアコンの排水が外壁に流れ落ちること ・水の流れに汚れを巻き込むことにより発生 |
窓まわりは雨だれができやすい箇所なので、定期的な清掃やメンテナンスで美しい外壁を保ちましょう。
外壁の雨だれを防止できるおすすめアイテム

こちらでは、外壁の雨だれを防止できるおすすめアイテムを2つ紹介します。
水切り
外壁の雨だれを防ぐために非常に有効なアイテムのひとつが水切りです。
水切りは、窓のサッシ下部や基礎と外壁の取り合い部分など、雨水が集中しやすい箇所に設置し、雨水が外壁を伝わないようにする役割があります。
アルミニウム、ガルバリウム鋼板、樹脂製などさまざまな素材があり、建物のデザインに合わせて選択できます。後付け可能な製品も多く、既存の建物の雨だれ対策としても有効です。
これにより、雨水が外壁の汚れと混ざり合う機会を減らし、雨だれの発生を抑制します。
特に窓サッシ下部に設置するタイプは、サッシから流れ落ちる雨水が直接外壁に触れるのを防ぎ、汚れが付着するのを防ぎます。
低汚染性塗料
低汚染性塗料は、汚れが付着しにくく、付着した汚れも雨によって洗い流されやすい特性を持つ塗料です。外壁を常に清潔に保つことで雨だれの発生を抑制します。
低汚染性塗料には、主に以下の2つのメカニズムがあります。
性能 | 概要 |
---|---|
親水性能 | ・塗膜表面が水になじみやすい ・雨水が外壁の汚れを浮かせ、洗い流す |
帯電防止性能 | ・静電気を帯びにくく、汚れを吸着しにくい ・汚れが外壁に固着しにくい |
アステックペイントの「超低汚染リファイン」は、低汚染性に加え、高い耐候性を持つ塗料です。低汚染性塗料を選ぶなら、「超低汚染リファイン」がおすすめです。
さらに、高密度な塗膜構造が汚れの付着を防ぎ、雨だれだけでなく、カビや藻の発生も抑制します。
一般的なシリコン塗料の3倍以上の高耐久性を実現。また、遮熱性にも優れており、夏場の室温上昇を抑える効果も期待できます。
外壁の雨だれを除去できるおすすめアイテム

こちらでは、外壁の雨だれを除去できるおすすめアイテムを2つ紹介します。
洗剤・クリーナー
頑固な外壁の雨だれには、専用の洗剤・クリーナーが非常に有効です。
土埃、排気ガス、カビ、藻など、雨だれの原因となる複合的な汚れは水だけでは落ちにくいため、雨だれ専用品を選び、外壁材に合わせたものを選びましょう。
汚れの種類(油性、カビなど)に応じて適した成分の洗剤を選びます。塩素系は変色に注意し、目立たない場所で試すようにしてください。
高圧洗浄機
高圧洗浄機なら、強力な水流で汚れを物理的に吹き飛ばすため、洗剤と併用することでより高い洗浄効果が期待できます。
外壁材によっては、高すぎる水圧が損傷の原因となることも。特に、ひび割れや塗装の剥がれがある箇所、目地のシーリング部分は注意が必要です。
最初は低い水圧から試したり、扇状に広がるノズルを使用したりして、外壁材への影響を確認しながら作業しましょう。
外壁の雨だれの予防策とおすすめ対策

雨だれを除去するのは労力がかかりますが、日頃から適切な予防策により、その発生を抑えられます。雨だれを防ぐための効果的な予防策を、以下の表にまとめました。
予防策 | 内容 |
---|---|
こまめな外壁の清掃 | ・定期的な水洗い ・中性洗剤とブラシでこすり洗い ・高圧洗浄機の活用 |
雨樋の定期的な点検と清掃 | ・年に1~2回点検し、詰まりを解消 ・破損・傾斜の確認 |
窓サッシや庇(ひさし)周りの対策 | ・窓サッシ下への水切り設置 ・庇の設置・延長 ・シーリングの点検・補修 |
外壁材や塗料の選定・再塗装 | ・低汚染性塗料・高耐久性塗料・光触媒塗料の使用 ・外壁材の張り替え |
自己点検やDIYでの対策には限界があります。外壁や屋根、雨樋の状態は、専門家でなければ見つけにくい劣化や不具合があることも。
定期的に外壁塗装業者やリフォーム業者に点検を依頼し対策をしておくことが、雨だれだけでなく、建物全体の長寿命化にも繋がります。
聖建装工業では、雨だれの原因調査や、高圧洗浄、対策の提案など、トータルでサポートします!雨だれが気になる方は以下のLINEまたはメール、電話からお問い合わせください!
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雨だれ対策をプロに依頼するかどうかの判断基準

外壁の雨だれ対策をプロに依頼するかどうかの判断は、以下の表にあるような基準に基づいて行うと良いでしょう。
軽度な汚れで原因が特定できる場合 | 広範囲の汚れや原因が不明な場合 | |
---|---|---|
症状 | ・表面的な黒ずみや薄い筋状の汚れ | ・何度洗っても落ちない頑固な雨だれ ・外壁全体に広がる変色、カビや藻 |
原因 | ・一時的な泥はねや排気ガス付着 | ・雨樋の破損・詰まり ・窓サッシ周りの不具合 ・外壁材自体の劣化 ・雨漏りの可能性 |
高圧洗浄機を所有していない、雨樋の構造や補修方法が分からない、外壁材の知識がないといった場合は、無理にDIYするよりもプロに任せる方が安心です。
台風や強風、雪害など、自然災害が原因で雨樋が破損したり、外壁にひびが入ったりして雨だれが発生している場合は、火災保険が適用される可能性があります。
保険を適用するには、専門業者による被害状況の調査報告書や見積もりが必要になるため、まずは業者に相談することをおすすめします。
【対策別】雨だれ問題をプロに依頼する費用相場

こちらでは、雨だれ問題を外壁塗装するケースと高圧洗浄するケース、それぞれプロに依頼する際にかかる費用相場を紹介します。
外壁塗装をする場合
雨だれが広範囲に及んでいたり、チョーキングやひび割れなどを併発している場合、外壁全体の再塗装が最も効果的な雨だれ対策になります。
外壁塗装は、建物の美観を回復させるだけでなく、外壁の保護機能を強化し、長期的な雨だれ予防に繋がります。坪数別の費用相場については、以下の表を参考にしてください。
坪数 | 相場 |
---|---|
20坪 | 94,800〜434,500円 |
30坪 | 141,600〜649,000円 |
35坪 | 165,600〜759,000円 |
40坪 | 189,600〜869,000円 |
50坪 | 237,600〜1,089,000円 |
60坪 | 284,400〜1,303,500円 |
費用を抑える際には、複数の業者から見積もりを取り、比較検討することで適正価格を見極められます。耐用年数と予算、雨だれ対策の重要度を考慮し、自身の家に合った塗料を選びましょう。
より詳しい解説については、以下の記事も参考にしてみてください。
>>【坪や面積別!】外壁塗装の費用はいくら?塗料の種類や工事内容別で徹底解説!
高圧洗浄をする場合
外壁の雨だれが比較的軽度で、外壁材自体に大きな劣化が見られない場合には、高圧洗浄が有効な対策です。専門業者なら、家庭用の高圧洗浄機よりも強力かつ、汚れの種類に応じた洗剤を使用して、洗浄を行ってくれます。
作業内容 | 費用の目安 | 特徴 |
---|---|---|
高圧洗浄のみ | 150~300円/m² | ・表面的な汚れやホコリの除去に適している ・ガンコな雨だれは完全に除去できないことも |
高圧洗浄+専用洗剤 | 300~600円/m² | ・ガンコな雨だれに対して効果的 ・高い洗浄効果が期待できる |
高圧洗浄+足場代 | ¥80,000~¥200,000以上 | ・高所や、家の周囲に十分なスペースがない場合などに必要 ・同時に外壁塗装や屋根の点検・補修なども検討すると効率的 |
洗浄だけでは根本的な解決にならない場合があります。雨だれの原因が外壁材の劣化や雨樋の不具合にある場合は、その補修や塗装も検討する必要があります。
外壁の雨だれにお悩みなら聖建装工業へ!
雨だれの原因は、雨樋の不具合、外壁材の特性、窓からの水垂れなどさまざまです。高圧洗浄や外壁塗装など、状況に合わせて適切な対処を行う必要があります。
外壁塗装なら、超低汚染性塗料であるアステックペイントの「超低汚染リファインMF/Si」の施工実績も豊富です。
弊社は、高い施工の技術力により、塗料の性能を引き出すため、長持ちしますし、施工後もアフターフォローも行います。
雨だれに関するお悩みは、どんな些細なことでもお気軽にご相談ください。まずは以下のLINEやメール、電話からお気軽にお問い合わせください!
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