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外壁塗装の見積もりの見方!プロが教える押さえるポイントと優良業者の見つけ方
更新日:2025.5.28

この記事では、外壁塗装の見積書の見方や、チェックすべきポイントをプロ目線でわかりやすく解説します。
また、優良業者の見極め方や、外壁塗装の費用相場についても紹介。事前に正しい知識を持っておくことで、余計な出費やトラブルを避けられます。
見積書のどこを見るべきかがはっきりし、外壁塗装を安心して依頼できるように、ぜひ最後までご覧ください。
聖建装工業では、建物の状態に最適なプランをご提案します。外壁塗装を検討している方は、LINEやメール、電話からお気軽にご相談ください!
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外壁塗装の見積もりを取る重要性

見積もりは費用や工事内容を見極める判断材料です。複数業者の見積書を比較することで、相場や信頼性がわかります。
こちらでは、外壁塗装の見積もりを取る目的や得られるメリット、見積もりを取らないリスクについて解説します。
見積もりを取る目的とメリット
- ・総額と各工程の費用がわかる
- ・相場感がわかる
- ・業者ごとの特徴や提案を比較できる
- ・業者の質を見極められる
- ・不要な工事や過剰請求を予防できる など
外壁塗装の見積もりは、金額の把握と業者の見極めに活用できます。
より正確な判断のためにも「相見積もり」がおすすめ。各社の見積もりを比較することで、塗装の相場感がわかります。
特に内訳が明記してある業者を選んでください。工程や材料をごまかすリスクが少ないため、優良業者である可能性が高いです。
また、見積もりに少しでも不明な点があれば業者に質問してみてください。信頼できる業者は、どんな質問でも納得できる回答をするはずです。
外壁塗装では、つい見積もり総額に目が行きますが、内訳に目を向けることで優良業者を見つけやすくなります。
見積もりを取らないリスク
- ・相場より高額な請求をされるリスク
- ・不適切な塗料の使用や施工をされるリスク
- ・手抜き工事や不要な工事をされるリスク など
見積もりを取らずに契約してしまうと、安い塗料がハイグレードの金額で請求されていてもわかりません。
また、工事の内容が不明確なまま進み、塗りの回数や下地処理などが省略されるリスクも。
仕上がりは一見きれいでも、数年で剥がれや色あせが発生するなど、長持ちしない施工になる可能性があります。
さらに、訪問販売などで「今すぐ契約すれば◯万円引きます」といったセールストークに乗ってしまい、見積もり前に契約することも危険です。
後から「必要な工事が増えた」などの理由をつけて高額請求される被害も報告されています。
こうしたトラブルを避けるためにも、見積もりは複数の業者から取り、内容の比較がおすすめです。
外壁塗装の見積書で出てくる項目

見積書の各項目を知っておくことで、必要な作業が含まれているか、また不要な作業が加えられていないかを判断できます。
外壁塗装の見積書には、以下の項目が記載されます。
区分 | 外壁塗装の工事内容 |
---|---|
基本項目 | 足場設置、高圧洗浄、養生、下地処理、コーキング(シーリング)、下塗り、中塗り、上塗り |
オプション項目 | 付帯部塗装(雨樋・破風板・軒天など)、補修作業(ひび割れ・欠損部の修復)、外塀やバルコニーの塗装など |
また、屋根塗装の場合は、以下の項目が記載されます。
区分 | 屋根塗装の工事内容 |
---|---|
基本項目 | 足場設置、高圧洗浄、下地処理、下塗り、中塗り、上塗り |
オプション項目 | 棟板金の補修・交換、縁切り処理(タスペーサー設置など)、雪止めの設置・補修、防水トップコートの塗布など |
外壁塗装の総額は、30坪(100~120㎡)の戸建ての場合、80~130万円が一般的な相場です。それぞれの工程と費用相場は以下のとおりです。
項目 | 費用相場 |
---|---|
塗料 | 1,700〜5,500円/㎡ |
足場設置 | 700~1,000円/㎡ |
高圧洗浄 | 150~250円/㎡ |
養生 | 200~400円/㎡ |
下地処理 | 500~1,000円/㎡ |
コーキング(シーリング) | 900~1,200円/m(打ち替え) |
下塗り | 600~1,000円/㎡ |
中塗り・上塗り | 1,200~2,500円/㎡ |
外壁塗装と屋根塗装に共通する工程が、足場設置です。そのため、外壁と屋根をまとめて塗装する場合はトータルコストが抑えられます。
施工内容によっても金額は前後しますが、個別に依頼するよりも割安になることが多いため、まとめて見積もりを取って比較がおすすめです。
■外壁塗装の基本を詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
>>外壁塗装の基本を徹底解説!塗料の種類と費用や工事の流れ、業者選びのコツも紹介!
外壁塗装の見積もりで見るべき7つのポイント

外壁塗装はコストを意識しがちですが、良い業者を見極めることも必要です。こちらでは、外壁塗装の見積もりで見るべきポイントを7つ紹介します。
ポイント1:内訳の明確さ
外壁塗装の見積書では、各工程や費用が明確かどうかを必ず確認してください。
特に塗装工程では、「中塗りと上塗りで塗料を使い分けているか」「同じ塗料を各工程で使う場合、その旨が説明されているか」もチェックポイントです。
反対に「一式」表記が目立つ、塗料名や塗りの回数があいまいな見積書は、工事内容を業者都合で変更できてしまいます。
手抜き工事や過剰請求されるリスクもあり、「塗装工事一式:100万円」といった記載では、何にいくらかかっているのか分かりません。
見積もりの内訳が不明確な業者は、契約を避けたほうが無難です。
ポイント2:塗料のメーカーとグレード
外壁塗装は、塗料のメーカーとグレードで費用と耐久力が変わります。よく使われる塗料の費用相場は以下の通りです。
塗料の種類 | 耐用年数 | 費用相場(㎡あたり) |
---|---|---|
ウレタン | 8~10年 | 1,700~2,200円 |
シリコン | 10~15年 | 2,300~3,000円 |
ラジカル | 12~15年 | 2,500~3,000円 |
フッ素 | 15~20年 | 3,800~4,800円 |
無機 | 20~25年 | 4,500~5,500円 |
メーカー名が書かれていない場合や「高性能塗料」といった曖昧な表現は要注意。低いグレードの塗料を相場以上の金額で記載している可能性があります。
信頼できる業者は、なぜその塗料を使用するのか根拠も説明してくれるはずです。内訳に疑問点があれば気にせず質問してみてください。
ポイント3:下地処理の内容ポイント
外壁塗装の下地処理が不十分だと、短期間で塗料が剥がれます。優良業者の見積もりには、下地処理は以下のような項目が記載されます。
- ・高圧洗浄(圧力はどの程度か)
- ・ひび割れ補修(クラック補修)
- ・金属部分のサビ落としや塗膜剥がしの有無
- ・劣化したシーリングの撤去、打ち替えが含まれるか など
「下地処理一式」とまとめられている場合、最低限の洗浄だけで済まされたり、ヒビを放置したまま塗装されるといった可能性が高いです。
下地処理で手抜きをされた場合、仕上がり段階では発覚しにくいもの。
数年で劣化が進み、10年ももたずに塗装が剥がれてから手抜きが発覚するといった被害も報告されています。
このため、下地処理が具体的に記載されており、実際の劣化や破損箇所を業者と一緒にチェックしておくと安心です。
ポイント4:足場の種類と費用
戸建て住宅で使用する足場は以下の2種類です。設置に制限がない限りは「くさび式足場」のほうが効率と塗装の仕上がりが安定します。
足場の種類 | 説明 |
---|---|
くさび式足場 | ・金属の枠を組み合わせる足場 ・短期間で組み立て可能 ・足元が広く効率的に施工できる |
単管足場 | ・鉄パイプを手作業で組む足場 ・狭小地や複雑な形状の建物にも対応しやすい ・足元が狭く作業の安全性や効率が劣る |
足場費用は見積もりの中でも比較的高額で、30坪の住宅なら15万円前後が相場です。
しかし、「足場代無料」をうたう業者には要注意。実際は他の項目に費用が上乗せされていたり、作業を「一式」と記載して簡略化されるケースもあります。
部分的な安さだけで判断せず、全体の内訳が明確になっているかどうかもチェックポイントです。
信頼できる業者か見分けるために「なぜこの足場を使うのか」「費用の根拠は何か」を質問しておくと安心です。
ポイント5:保証内容と期間
外壁塗装では「何がどう保証されるか」が重要です。工事が終わってすぐはきれいに見えても、保証の内容次第で業者の対応は大きく変わります。
たとえば、優良な見積書には以下のように具体的な記載があります。
- ・保証期間:外壁塗装完了日より10年間(塗膜の剥がれ)
- ・保証対象:塗膜の剥がれ、膨れ、施工起因による著しい色あせ
- ・保証対象外:自然災害、地震、構造上の欠陥、施主による破損等
このように保証の対象範囲、除外条件がはっきり明記されていればトラブルになりにくいです。
一方で「10年保証あり(詳細は別途)」といった曖昧な表現は要注意です。いざ不具合が起きた際に「対象外です」と一方的に断られるリスクがあります。
検討している見積もりが曖昧な保証内容だった場合は、契約前に必ず詳細を確認するか、文書での明示を依頼してください。
ポイント6:支払い条件
外壁塗装の見積もりでは、トラブルを避けるために「いつ・どのように・どのくらい」支払うのかを契約前に明確にする必要があります。
一般的な支払い条件の例は、以下のとおりです。
- ・着工前に一部前金、完工後に残金支払い
- ・完工後に一括支払い
- ・銀行振込、現金、クレジットカード、ローン対応などの選択肢
特に注意したいのは「全額前払い」や「手渡しのみ」といったケース。万が一、工事が中断された場合や、仕上がりに問題があった場合にトラブルになるリスクがあります。
実際の被害として「全額前払いした後に業者と連絡が取れなくなった」といったケースもあるため、前払いは避けたほうが無難です。
また、支払い後には必ず領収書や支払い証明書を受け取り、保管してください。トラブルが起きた際の有力な証拠になります。
ポイント7:担当者の対応
見積書金額だけではなく、担当者の対応に不審点がないかも要注目です。信頼できる担当者かどうかで、工事の安心感は大きく変わります。
以下のような対応があれば、信頼できる業者である可能性が高いです。
- ・外壁だけでなく、付帯部や劣化の見落としがちな箇所まで確認してくれる
- ・質問に対して、専門用語を避けてわかりやすく説明してくれる
- ・工事の流れや塗料の種類などを、書面や資料で丁寧に説明してくれる
- ・必要のない工事を無理にすすめない(営業色が強すぎない)
反対に、現地をほとんど見ずに見積もりが出た場合や「今決めてくれたら値引きします」といったトークは要注意です。
こうした業者は、追加工事や高額請求などの被害報告もあるため、契約は避けてください。
見積もりは「価格」だけでなく「誰と工事を進めていくか」を見極めるチャンスでもあります。優良業者に出会うためにも、厳しめの判断が欠かせません。
外壁塗装の見積もりで見るべきチェックリスト

ここまで紹介したポイントをもとに、見積書を確認するときのチェックリストをまとめました。
「価格が安いから」「大手だから」といった理由だけで契約せず、見積書の中身に目を通すことが失敗を防ぐ鍵です。
特に注意したい部分が、高圧洗浄と下地処理の内訳を含んだ明記です。この部分の手抜きは、数年経過しないと判明しません。
続いて、塗りの回数などが「一式」表記ではないこと。工程がまとめられていると、故意に省略されても指摘できません。
見積の項目が不自然に抜けていないか、不明点に丁寧に答えてくれるかどうかも、優良業者を見極めるポイントです。
契約日から8日以内ならクーリングオフができる

外壁塗装の契約をした場合、訪問販売かつ契約書を受け取ってから8日以内であればクーリングオフできます。ただし、自分から出向いた場合などは対象外です。
制度を利用する方法は、契約解除の意思を記載した書面(ハガキや封書)を業者に郵送するだけです。
特定記録郵便や簡易書留で郵送し、コピーを保管しておくと証拠になります。
ご自身の契約が対象になるかわからない、書き方に不安があるといった場合は、お近くの消費生活センター(全国共通ダイヤル:188)へ相談してください。
安心して外壁塗装をするなら聖建装工業へ!
外壁塗装を検討している方は、まずは複数の業者から見積もりを取り、費用や工事内容の比較がおすすめです。
とはいえ、見積書の内容が専門的すぎて判断に迷ったり、業者選びに不安を感じたりする方も少なくありません。
聖建装工業では、建物の状態やご希望の仕上がりに合わせた最適な塗装プランを、分かりやすく丁寧にご提案します。
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