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塗料について
サイディングの剥がれ原因
更新日:2024.3.26
サイディングが剥がれる原因は3つあります。原因によって対処法が変わってくるのでご自宅の状況を見ながら原因を探っていきましょう。
経年劣化
築15年~20年以上経ってるサイディングで一番考えられる原因は経年劣化です。
外壁が防水機能を失い、長期間雨水を吸い込むことで外壁が常に水を含んでいる状態になってしまい脆くなって表面が剥がれてしまいます。
外壁を触った時に冷たい、湿っている、コケが生えているなどの症状があれば外壁が水を吸っています。放っておくと、そのまま外壁の内部へ水が侵入し雨漏りしてしまいます。
直貼り工法
新築から築10年くらいなのにサイディングが剥がれてしまっている場合は、お家の工法に問題がある場合があります。
通常、サイディング外壁は通気工法という工法で建てられますが、稀に直貼り工法で建てられます。
通気工法はサイディングと外壁の間を空気が流れるような作りになっており、通気性が確保されています。
直貼り工法はサイディングと外壁の間に隙間がなく、通気性が悪いので、湿気がこもりやすく表面が剥がれてきてしまいます。
外壁と基礎の間に水切り板金があるかチェックしてみてください。
水切り板金がなければ直貼り工法ということになります。
塗装の不具合
塗装を行ったばかりで、塗装が剥がれてきてしまった場合は塗装に不具合がある可能性があります。
その中でも
1塗装時に乾燥時間を守っていなかった
2水またはシンナーと塗料の配合が適切でなかった
3外壁に塗料が合っていなかった
4元から剥がれが起きている外壁に塗装をして、塗装後も剥がれがおきた
などのケースがあります。
ただ、剥がれが起きた時にどのケースが起きているのかはご自身で判断するのは難しいです。
塗装後に剥がれた場合は塗装を行った業者に連絡し、点検してもらいましょう。