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塗料について
屋根塗料の選び方は外壁塗料と違う
更新日:2024.8.02
塗装工事は足場代の節約の事もあり、屋根と外壁を一緒に行われることがよくあります。
このとき気を付けていきたいのが塗料選びです。屋根は傷みやすい環境にありますから、もし外壁と同じグレードの塗料を選んでしまうと屋根の方が先に劣化してしまいます。
屋根塗料は外壁塗料とりワンランク上のグレードを選択するのがポイントです。
屋根塗料の種類はほぼ外壁と同じ
アクリル塗料 5年~7年
ウレタン塗料 7年~10年
シリコン塗料 10年~15年
フッ素塗料 15年~
屋根塗料も上記の通り、外壁塗料とほぼ同じ種類のものが揃っています。
ただし、屋根塗料は必ず屋根専用のものを使うのがポイントです。
太陽光や雨風にさらされるため、アクリル塗料のような耐久性の低いものはまず屋根に使用することはありません。
十数年前はウレタン塗料が主流でしたが、現在ではフッ素やシリコンが多く採用されるようになりました。とくにフッ素塗料は紫外線に対して高い耐久性を発揮しますので、塗料を長持ちさせたい方はフッ素塗料がオススメです。
屋根には遮熱塗料のような機能性塗料もあります
屋根には遮熱塗料といった特殊な機能を持つ塗料もあります。
遮熱塗料は太陽光を反射して熱の吸収を抑制する効果があります。
- 室温改善
- エアコン負荷が軽減され、電気代を節約できる
- 熱劣化を抑える
遮熱塗料は、外壁にも使えますが耐用の影響を強く受ける屋根ほど大きな効果があります。
屋根塗料は外壁塗料と同じように選んではいけない理由
屋根は傷みやすい環境にさらされている
屋根の方が先に劣化すると次の塗り替え時期がずれる
屋根の劣化が激しいと次は塗装で対応できなくなる