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塗料について
油性の塗料とは?
更新日:2023.9.11
外壁塗装の塗料は油性と水性があります。今日は油性塗料について説明していきたいと思います。
塗料に含まれる顔料・樹脂・添加物は液体ではなく個体です。壁に塗って乾かし、溶かした液体を蒸発させることで壁に密着させます。この時シンナーなどで溶かすのが油性塗料となります。また、希釈はそれぞれのメーカーによって定められています。油性塗料は水性塗料に比べると耐久性や防水性に優れています。デメリットとして油性塗料は臭いがあります。
油性塗料について
油性塗料に使用する、シンナーは人体にとっても有害物質で強烈な臭いがします。臭いの感覚には個人差がありますが、気分の悪化や頭痛といった、人体の影響もあります。
油性塗料の希釈に使用する溶剤は、溶剤と弱溶剤に分かれます。溶解力が強い種類にはアクリルシンナーやラッカーシンナーなどがあります。強溶剤で溶かして使用する塗料が主流でしたが、現在は外壁塗装における環境や人体への被害を少しでも減らす為に、国でVOC削減ということから弱いシンナーでも溶けるような弱溶剤塗料が作られました。
油性塗料のメリット・デメリット
*メリット
・長持ちする傾向がる。ツヤを維持しやすい・
・汚れに強く汚れがつかない時期が長い。
・サビが発生しにくい。
・金属にも密着する。
・低温でも乾燥させやすい。
*デメリット
・臭いがきつい。
・価格が少し高め。
・引火性を持つものがある。
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