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塗料について
ウレタン塗料とは?油性と水性の違いやメリットデメリット、おすすめも解説!
更新日:2025.7.29

この記事では、ウレタン塗料の基本的な知識から、それぞれのメリット・デメリットを徹底解説します。
さらに、ホームセンターで手に入るDIY向けのおすすめ塗料から、プロの業者に依頼する際に検討したい人気のウレタン塗料まで、幅広く紹介。
ウレタン塗料は、柔軟性と密着性の高さから、幅広い素材に対応できる万能塗料です。
しかし、一言でウレタン塗料といっても、「油性」と「水性」の2種類があり、それぞれ異なる特徴と向き不向きがあります。
ウレタン塗料とはなんなのか、どんな塗料を選べば良いのかがわかるようになりますので、ぜひ参考にしてください。
聖建装工業は、あなたの住宅に最適な塗料を提案します。塗料選びに迷っているなら、以下のLINEやメール、電話からお気軽にお問い合わせください。
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ウレタン塗料とは?

ウレタン塗料は、主成分にウレタン樹脂を使用した塗料です。耐久性、耐水性、耐候性があり、ひび割れしにくいため、外壁や屋根、床など幅広い用途で使われます。
「油性ウレタン」は、シンナーで希釈するタイプで、乾燥が早く、塗膜が硬く仕上がるのが特徴です。主にプロの現場で使われますが、溶剤臭が強い点と、乾燥時に有害物質が発生する点に注意が必要です。
一方、「水性ウレタン」は、水で希釈するため、臭いが少なく、VOC(揮発性有機化合物)の排出も少ないため、DIYや室内での使用に適しています。
油性に比べて乾燥が遅く、塗膜の硬さはやや劣るものの、近年では性能が向上し、油性に近い耐久性を持つ製品も増えています。
VOCは目や喉の痛み、頭痛、吐き気などの症状を引き起こす可能性がある物質です。気になる方は、水性ウレタン塗料を使用することをおすすめします。
ウレタン塗料を使用するメリット

- ・用途に合わせて選べる種類の多さ
- ・ひび割れや剥がれが起きにくい
- ・耐久性、耐水性、耐候性に優れる
- ・コストパフォーマンスに優れる
ウレタン塗料の最大のメリットは、その「万能性」と「柔軟性」にあります。
まず、塗膜が非常に柔軟であるため、木材などの伸縮する素材にも高い密着性を発揮し、ひび割れや剥がれが起きにくいです。
地震の揺れや建材の収縮にも追従し、長期にわたって塗膜の防水性を維持。また、耐久性、耐水性、耐候性に優れており、美観を保ちます。仕上がりは光沢があり、ツヤを出せます。
さらに、比較的安価でありながらも高い性能を発揮するため、コストパフォーマンスに優れている点も大きなメリットと言えるでしょう。種類も豊富で、用途に合わせて選べる汎用性の高さも魅力です。
ウレタン塗料を使用するデメリット

- ・フッ素塗料などに比べると塗り替え頻度が高くなる
- ・紫外線に弱い
- ・汚れが付着しやすく、汚れが目立ちやすい
ウレタン塗料のデメリットは、耐用年数が比較的短い点が挙げられます。
8~12年程度とされており、フッ素塗料などの高耐久塗料に比べると塗り替え頻度が高くなるため、長期的な視点で見るとトータルコストが高くなることも。
次に、紫外線に弱いという特性があります。特に屋外での使用では、紫外線によって塗膜が劣化しやすく、黄色く変色することやチョーキングといった劣化症状が現れやすい傾向があります。
また、塗膜が比較的柔らかいため、汚れが付着しやすいというのもデメリットです。特にツヤ消しタイプのウレタン塗料は、表面がざらつくため汚れが目立ちやすいことがあります。
油性ウレタンの場合、溶剤臭が強く、乾燥時に有害物質が発生する可能性があり、換気や近隣への配慮が必要です。
ウレタン塗料ランキングTOP3(2025年版)

こちらでは、ウレタン塗料ランキングTOP3を紹介します。
第1位:日本ペイント:オーデフレッシュU100Ⅱ

日本ペイントの「オーデフレッシュU100Ⅱ」は、ウレタン塗料の中でも特に優れた性能を持つ人気の製品です。
大きな特徴は、環境に配慮した「1液水性反応硬化形ウレタン樹脂塗料」である点です。水性であるため、塗料特有の刺激臭が少なく、人体や環境への影響を抑えられます。
また、低汚染性と高耐候性を兼ね備えている点が強みです。汚れが付着しにくく、雨水で洗い流されやすいため、長期にわたって建物の美観を保ちます。
耐用年数は8~10年程度とされていますが、費用対効果に優れ、多くの方に選ばれています。
第2位:関西ペイント:アレスアクアレタン

関西ペイントの「アレスアクアレタン」は、ウレタン塗料の中でも特に施工性と環境性能に優れた水性塗料です。
この塗料の大きな特長は、乾燥性に優れている点です。これにより、作業効率が向上し、雨が予測される場合でも安心して塗装を進めやすくなります。
また、水性であるため、油性塗料のような強い溶剤臭がなく、室内や住宅が密集している地域での使用に適しています。住居中の方や近隣の方への配慮も可能です。
期待耐用年数は8~10年程度とされており、機能性と価格のバランスに優れた製品として、多くの現場で採用されています。
第3位:エスケー化研:水性コンポウレタン

エスケー化研の「水性コンポウレタン」は、優れた汎用性と環境性能を両立した水性ウレタン塗料です。下地の種類を選ばないため、塗り替え時の塗料選定を簡素化できるメリットがあります。
また、水性であるため臭気が少なく、環境や人体への負荷を低減します。居住者や近隣への配慮が必要な住宅街での塗装工事にも適しています。
乾燥性にも優れており、作業効率の向上にも貢献します。耐用年数は8~10年程度とされており、コストパフォーマンスに優れた、信頼性の高いウレタン塗料として人気です。
【DIY用】ホームセンターで手に入るウレタン塗料

DIYでウレタン塗料を選ぶ際、ホームセンターでは手軽に購入できる水性タイプが主流です。特に初心者の方には、塗料を混ぜる手間がない「1液型」の水性ウレタン塗料がおすすめです。
商品名 | メーカー | 単価 |
---|---|---|
1液ファインウレタン U100 | ニッペホームプロダクツ | 約4,500〜5,000円/3kg |
水性つやあり ウレタン建物用 | サンデーペイント | 約7,000〜7,500円/3kg |
水性ツヤあり建物用PRO | カンペハピオ | 約4,500〜5,000円/3kg |
ホームセンターでは、塗料だけでなく、下地処理に必要なシーラーや、塗装に使うローラー、ハケ、養生テープなどの道具も一緒に手に入ります。
そのため、DIYに必要なものをまとめて揃えることができます。製品選びに迷ったら、用途や仕上がりのイメージを店員さんに相談してみるのも良いでしょう。
業者に依頼するならシリコン塗料以上がおすすめ

業者に依頼する際、ウレタン塗料も選択肢のひとつですが、長期的な視点で見ると、シリコン塗料以上のグレードををおすすめします。
DIYでウレタン塗料を選ぶのは手軽で良いですが、プロに依頼する大規模な塗装工事では、費用もそれなりにかかります。
そのため、一度の工事でより長く効果が持続する塗料を選ぶことで、将来的なメンテナンス費用や塗り替えの回数を減らすことができ、結果的にトータルコストを抑えられます。
シリコン塗料は、ウレタン塗料よりも耐用年数が長く(一般的に7~15年程度)、費用と性能のバランスが非常に優れています。
さらに予算に余裕があれば、フッ素塗料(耐用年数15~20年)や、より耐久性に優れた無機塗料(耐用年数20~30年)も選択肢に入ります。
【ウレタン塗料】料金比較表(30坪住宅の目安)

30坪の戸建て住宅の外壁面積は約118~120㎡とされています。ウレタン塗料を使用した場合の料金目安は、塗料の種類や業者、建物の劣化状況によって変動。
塗料の費用だけでなく、足場設置、高圧洗浄、下地処理、養生、人件費などを含む工事全体の目安費用も「施工費込み概算」も以下の表にまとめました。
順位 | 商品名 | メーカー | 期待耐用年数 | 1㎡あたり単価(材料費) | 施工費込み概算(税込) | 特徴 |
---|---|---|---|---|---|---|
1位 | オーデフレッシュU100Ⅱ | 日本ペイント | 約13〜16年 | 約3,900~4,500円 | 約70万円~90万円 | 低汚染性・高耐候性を実現 |
2位 | アレスアクアレタン | 関西ペイント | 約12〜15年 | 約2,500〜3,500円 | 約65万円~85万円 | 乾燥性に優れ、水性で臭気も少ない |
3位 | 水性コンポウレタン | エスケー化研 | 約10〜13年 | 約1,700〜2,500円 | 約55万円~75万円 | 塗膜が強靭で、耐候性、耐水・耐アルカリ性に優れる |
料金に関するワンポイントアドバイス

提示された見積もり価格だけで判断せず、必ず複数の業者から相見積もりを取りましょう。
見積もりを取る際は、複数の業者から詳細な見積もりを取り、含まれる工事内容や塗料のメーカー・製品名、数量などをしっかり確認することが重要です。
業者によって提示する価格や工事内容は異なるため、最低でも3社程度から見積もりを取り、適正価格を把握します。
最後に、アフターサービスや保証期間についても確認しておきましょう。万が一の不具合に対応してもらえるか、長期的な安心感に繋がります。
屋根塗装も同時に行う場合は、別途20万円~30万円程度が追加されることが一般的です。
ウレタン塗料で施工するなら聖建装工業へ!
「ウレタン塗料で外壁を塗り替えたい」「自分の家にあった塗料を選びたい」とお考えなら、ぜひ聖建装工業へご相談ください!
聖建装工業は、ウレタン塗料が持つひび割れに強い柔軟性と、高い耐候性・耐水性を最大限に引き出す技術力と経験があります。下地処理から仕上げまで一切妥協せず、品質にこだわり抜いた施工を約束します。
見積もり段階から細部にわたり丁寧に説明しますので、納得した上で工事を進められるのでご安心ください。
ウレタン塗料での施工のご相談や疑問をもっと解決したいという場合には、以下のLINEやメール、電話からお気軽にお問い合わせください!
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