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【外壁塗装と塗膜の仕組み】知らないと損!耐久性と美観を守る基礎知識
更新日:2025.12.10
外壁塗装は“家をキレイにするための作業”というイメージがありますが、実はそれだけではありません。外壁を守る重要な役割を担っているのが 「塗膜(とまく)」 です。
本記事では、外壁塗装の基本から塗膜の仕組み、劣化の原因、長持ちさせるポイントまで、初心者にもわかりやすくまとめました。
柏原市・八尾市・藤井寺市・羽曳野市周辺で外壁塗装を検討中の方にも役立つ内容になっています。
■ 外壁塗装の本当の役割とは?
外壁塗装の役割は次の3つです。
① 外壁を紫外線・雨風から守る
住宅は毎日、紫外線・雨・風・温度変化にさらされ、外壁材がそのままだと劣化が急速に進みます。
塗膜が“バリア”となり、外壁を守る のが最大の目的です。
② 住宅の美観を保つ
色あせ・汚れ・クラックなどの劣化を補修し、家全体を新築のように蘇らせます。
③ 建物の資産価値を維持する
定期的に外壁塗装を行うことで劣化を防ぎ、建物全体の寿命を延ばします。
■ 「塗膜(とまく)」とは?仕組みをわかりやすく解説
外壁に塗った塗料は乾燥すると固まり、薄い膜になります。
その膜こそが 「塗膜」 です。
● 塗膜が外壁を保護する仕組み
塗膜は次のような多層構造で外壁を守ります。
◎ <塗膜の構造>
【1】下塗り(プライマー)
- 外壁材と塗料をしっかり密着させる接着剤の役割
- 劣化した外壁の吸い込みを抑える
- 密着不良や剥がれを防ぐ
※アステックの「エポパワーシーラー」など密着性に優れた下塗り材が人気です。
【2】中塗り
- 塗膜の厚みを確保する層
- 仕上げの性能(防水性・耐候性)を高める
【3】上塗り(仕上げ)
- 色・艶を決める最終層
- 紫外線・雨水から外壁を守る最前線
- 一般的に高耐候型の塗料(ラジカル制御・フッ素・無機)が採用される
■ 塗膜が劣化する原因
塗膜は永遠ではありません。
次のような原因によって徐々に劣化していきます。
● 原因① 紫外線(特にUV-B)
もっとも強力な劣化要因。
色あせ・チョーキング(白い粉が出る)などが発生します。
● 原因② 雨風・湿気
雨水は塗膜を徐々に弱らせ、クラックの原因にもなります。
● 原因③ 温度変化
夏は70℃、冬は−5℃など大きな温度差で塗膜が伸縮し、ひび割れを起こします。
● 原因④ 不適切な施工
- 下塗り不足
- 乾燥時間の未確保
- 洗浄不足
これらは塗膜剥離の原因になります。
■ 塗膜が劣化するとどうなる?
✓ チョーキングが起きる
外壁に触ると白い粉が付く状態。
✓ ひび割れ(クラック)
水が入りやすくなり、内部の腐食につながる。
✓ 色あせ
紫外線による塗膜劣化のサイン。
✓ 藻・カビの発生
防水性が落ち、湿気がたまりやすくなる。
劣化を放置すると雨漏りにつながるため、早めのメンテナンスが重要です。
■ 外壁塗装を長持ちさせるポイント
① 高耐候塗料を選ぶ
例:アステックペイント「シリコンREVO」「フッ素REVO」
ラジカル制御+高耐候型で人気です。
② 下地処理を丁寧に行う業者を選ぶ
高圧洗浄・ひび割れ補修・下塗りの品質が塗膜寿命に直結します。
③ 適切な乾燥時間を守る
1日で中塗り・上塗りを無理に仕上げる業者は要注意。
④ 塗装後の定期点検
3〜5年に1回は外壁の状態をプロにチェックしてもらうのが安心。
■ まとめ:塗膜の仕組みを知れば外壁塗装の質が見える!
外壁塗装はただ色を塗るだけの作業ではありません。
塗膜の仕組みを理解すると、施工品質の良し悪しが分かるようになり、失敗しない塗装工事につながります。
- 外壁塗装は“建物を守る工事”
- 塗膜は下塗り・中塗り・上塗りの3層構造
- 劣化は紫外線・雨・温度差によって進行
- 正しい施工で塗膜寿命は大きく変わる
柏原市・八尾市・藤井寺市周辺で外壁塗装を検討中の方は、塗膜の仕組みを理解して、後悔しない塗装会社選びを行いましょう。
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