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塗料にシンナーが希釈されている理由|外壁塗装の品質を左右する重要ポイント
更新日:2025.12.12
外壁塗装を検討していると、よく耳にするのが「シンナーで希釈するタイプの塗料」。
しかし、なぜ塗料にはシンナーを混ぜる必要があるのか?
「薄めて量を増やしているだけでは?」と不安に思う方も多いのではないでしょうか。
この記事では、塗料をシンナーで希釈する理由をプロ目線で分かりやすく解説します。
外壁塗装のトラブル防止や、正しい業者選びの参考になる内容です。

【結論】塗料にシンナーを使うのは“適切な粘度”にするため
塗料はそのままだと粘度が高く、
ローラーや刷毛、スプレーガンで均一に塗るには固すぎることがあります。
そこで使用するのが シンナー(溶剤)。
シンナーで希釈する目的
- 塗料を均一に伸ばす(ムラ防止)
- 密着性を高める(剥がれ防止)
- 仕上がりを綺麗にする(艶ムラ防止)
- 規定の膜厚を確保する(耐久性アップ)
つまり、仕上がりと耐久性のために必要な工程なのです。
1. 塗料の種類によって希釈の有無は違う
塗料には大きく分けて2種類あります。
● ① 水性塗料(水で希釈)
臭いが少なく一般住宅でよく使われる。
基本的には希釈しない「原液塗り」が多い。
● ② 溶剤塗料(シンナーで希釈)
密着性・耐久性が高い。
希釈するかどうかはメーカー規定で決まっている。
重要:希釈率はメーカーが“○%まで”と明確に指定しています。
2. シンナー希釈は「薄めてごまかす」ではない
「悪徳業者はシンナーを入れすぎて塗料を薄める」とよく言われますが、
本来の目的は“規定通りの粘度に調整すること”。
適切な希釈率
例)10〜15%の規定 → この範囲内に調整するのが正しい施工
希釈しすぎると?
- 塗膜が薄くなる
- 耐久性が落ちる
- 剥がれやすくなる
- ムラ・艶ムラが出る
逆に希釈が少なすぎても施工不良につながることがあります。
3. シンナーを使うと“密着性が上がる”理由
溶剤型塗料はシンナーで希釈することで
下地に塗料がしっかり入り込み、密着力がアップ。
特に
- 鉄部
- 木部
- 金属サイディング
などは溶剤塗料の方が相性がよく、耐久性も高くなります。
4. 業者の技術で差が出る「希釈管理」
シンナー希釈は業者の腕が問われるポイントです。
良い業者の特徴
- メーカーの仕様書通りに希釈
- 材料の空缶を現場に残してくれる
- 天候や下地の状態に応じて微調整
- ローラー・刷毛・スプレーの種類に合わせて粘度調整
悪い業者の例
- 希釈率30〜50%など“薄めすぎ”
- 作業スピードが異常に早い
- 材料缶を持ち帰る(ごまかしの可能性あり)
塗装の耐久性は“適切な希釈管理”がカギです。
5. 塗料に合った規定のシンナーを使うのが必須
実はシンナーにも種類があります。
- ラッカーシンナー
- うすめ液
- 塗料用シンナー
- 強溶剤
塗料に合わないシンナーを使うと
塗膜が縮れる、艶が飛ぶなどの不具合が起きるため注意が必要。
6. まとめ|シンナー希釈は“正しく使えば”品質が上がる
塗料にシンナーが希釈されているのは、
仕上がりを美しくし、耐久性を高めるために必要な作業です。
- 規定の希釈率を守る
- 適切な種類のシンナーを使用する
- 職人が状態に合わせて調整する
これらが揃ってこそ、長持ちする外壁塗装になります。
▶ 聖建装工業では「適正希釈」を徹底しています
(※必要ならこの部分は会社案内用に変更できます)
- メーカー規定を遵守
- 材料空缶の現場保管
- 国家資格保有職人が施工
- 工事写真付きの完了報告書
安心できる塗装工事をご希望の方はお気軽にご相談ください。
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