錆び止め塗布の重要性とは？塗らないとどうなる？プロが詳しく解説！

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よくある質問

更新日:2025.12.08

外壁塗装や屋根塗装をする際に必ず登場するのが 「錆び止め（サビ止め）塗料」。
しかし、「本当に必要？」「下塗りとは何が違うの？」と疑問に思う方も多いです。

今回は、錆び止め塗布がなぜ重要なのか、塗らないとどうなるのかを専門業者の視点で徹底解説します。
柏原市・藤井寺市・羽曳野市・八尾市で外壁塗装を検討中の方はぜひ参考にしてください。

1. 錆び止め塗布とは？役割をわかりやすく解説

錆び止めとは、鉄部がサビによって劣化するのを防ぐために塗る専用の下塗り塗料です。

錆び止めの主な役割

鉄部をサビから長期間守る
塗料の密着性を高め、剥がれを防ぐ
外壁・屋根全体の耐久性を向上させる
仕上げ塗料が均一にのるように整える

錆び止めは、上塗り材とは違い、素材（鉄）を保護するための必須工程です。

2. 錆び止めを塗らないと起こるトラブル

もし錆び止めを塗らずに仕上げてしまうと、以下のような深刻な問題が発生します。

① サビの進行が一気に早まる

鉄は水・酸素と反応してサビを発生させます。
錆び止めがないと、たった1～2年でサビが浮き出てくることも。

② 塗膜の剥がれや浮きが発生

サビが起きると、塗膜が下から浮いて剥がれやすくなります。
結果として、予定よりもずっと早く再塗装が必要に。

③ 強度が低下し、破損の原因に

鉄部分のサビは進行すると内部まで侵食。
ベランダ手すり・鉄階段・雨戸などが
**「穴あき」「腐食」「破断」**といった危険な状態になることもあります。

④ 修理費が高額になる

錆び止めを塗らなかったために、

手すり交換
鉄骨補強
鉄階段の部材交換
など、大掛かりな工事が必要になるケースも…。

数千円～数万円で済む“塗装の予防策”が、後で何十万円の修繕に…
これは実際に非常に多いトラブルです。

3. 錆び止めが必要な場所は？（チェックリスト）

一般住宅で錆び止めが必要になる代表的な鉄部はこちら↓

ベランダ手すり
屋根板金（棟板金・水切り）
シャッターボックス
雨戸・戸袋
鉄階段・鉄骨部分
ベランダの鉄製フェンス
門扉・玄関ポスト・物置の鉄部

上記に一つでも金属部分があれば、必ず錆び止め工程が必要です。

4. 錆び止め塗料の種類と選び方

錆び止めには、以下の種類があります。

① エポキシ系（最も一般的・耐久性◎）

密着力・防錆力ともに優れ、ほとんどの家庭で使用。

② 変性エポキシ系（屋外向け）

紫外線に強く、屋根板金に最適。

③ さび転換材（サビを黒く固めて進行を止める）

サビを落としきれない場合の補助材。

聖建装工業では、鉄部の状況に合わせて最適な錆び止めを使用しています。

5. 錆び止め塗布の工程（写真なしでも理解できる解説）

鉄部塗装は次のようなステップで行います。

ケレン作業（研磨してサビを落とす）
清掃・脱脂（ゴミや油分を除去）
錆び止め塗布
乾燥
中塗り・上塗り（仕上げ）

特に「ケレン作業」は重要で、
下地処理が不十分だと錆び止めを塗っても効果が半減します。

6. まとめ｜錆び止め塗布は“住宅を長持ちさせる必須工程”

錆び止めは、鉄部を守るための非常に重要な工程です。

✔ サビの進行を防ぐ
✔ 塗料を長持ちさせる
✔ 住宅全体の耐久性が上がる
✔ 修繕費の発生を予防できる

鉄部の多い住宅は特に、錆び止めの有無で寿命が大きく変わります。

柏原市・藤井寺市・羽曳野市・八尾市で外壁塗装・屋根塗装をお考えの方は、
錆び止めの有無・使用塗料・工程写真などを必ず確認するのがおすすめです。

聖建装工業では鉄部塗装も徹底した下地処理を行います

細かいケレン作業
適切な錆び止め選定
工程写真の提出
適正な乾燥時間の管理

「長持ちする鉄部塗装をしてほしい」
「サビが気になる場所がある」

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