屋根板金が浮いていると訪問業者に言われた際の適切な対応の方法が分からない人が多いと思います。

怪しい業者に騙されないようにするためには、

• 身元を確認させてもらう
• すぐに決断しない
• 情報を精査する

ことが大切です。

怪しい業者が言う５つのキーワード

怪しい業者の話をうのみに契約してしまう人もいるため、訪問業者には注意をしなくてはなりません。

被害に合わない為にも以下のようなことを言われたら怪しい業者かもしれないと疑いましょう。

• 親方から言われてきました
• 近所の工事中に気づきました
• 屋根が外れかけていて危険です
• 早く直さないと手遅れになりますよ
• すぐ依頼したら格安で対応します

こういった訪問業者には注意しましょう。

屋根板金が浮いている理由は釘が外れているため

屋根板金が浮いている場合、屋根の頂上に位置する棟板金の釘が外れているのが大半の理由です。釘が一度に全て外れることはまれで、徐々に抜けていき最終的に棟板金を抑えられなくなります。

修繕する場合は釘を打ち直して部分的な修理を行う方法と、屋根全体を修理する方法のどちらかになるでしょう。

最適な修繕方法は、専門業者にアドバイスしてもらうのがオススメです。

屋根の板金が浮いていて起こる問題

屋根の板金が浮いてしまうと、隙間から雨が侵入して屋根の下地が濡れてしまいます。

屋根の下地である防水シートや野地板が濡れて劣化すると、雨漏りが発生しやすくなるでしょう。

雨漏りの発生に気づけないと、湿気が充満してシロアリやカビなどの発生にも繋がります。しかし雨漏りの発生は定期的な点検をしていない場合気づきにくいものです。

また浮いた板金の部品は、飛散して近隣の家や人に当たってしまう可能性もあります。

板金が浮いていることに気づく為にも、優良業者による定期的な点検が必要でしょう。

屋根板金を修理する際の費用相場

屋根の板金が浮いている彩修理の費用相場は1メートルあたり約2500円～6000円が目安です。

このほかに足場費用が１０万～３０万円程度かかるでしょう。

劣化の進行具合が深刻でないなら、部分的な工事のみも可能です。部分的な修理では直らないときは全体的な工事が必要となり葺き替えの場合は１５０万円～２５０万円程度かかります。

費用はあくまで目安なため、住宅な形状や使用する資材によって異なります。

業者に相談した上で見積もりの依頼をするといいでしょう。

屋根の板金修理を依頼する際にチェックしたい業者のポイント

屋根の板金修理を依頼する際は、優良業者かどうか見極める必要があります。

業者を選ぶ際は、次の３つのポイントをチェックしてください。

１つめは、実績と経験があるかどうかです。

経験値の少ない人には、任せたくないと誰もが思うでしょう。施工実績を確認させてもらうことをオススメします。

次に、誠実に対応してくれるかもチェックしてください。細かい質問をしたときにも、丁寧に答えてくれる業者が好ましいでしょう。

最後に適正な価格で見積もりされているかも肝心です。必要であれば相見積もりをして、価格が標準的かを確認すると良いでしょう。

屋根の板金が浮いていると言われても慌てずに対応しましょう。