今日は外壁の種類サイディングについてお話していきます。現在外壁材として一番多く使われているのがサイディングです。サイディングボードと呼ばれる壁板を適切なサイズにカットし、壁の面積や形に沿って張り合わせていきます。サイディングは短い工期で仕上げる事ができます。タイルやALCに比べると安価と言われています。

サイディングの種類

●窯業系サイディング

●金属サイディング

●樹脂サイディング

●木質系サイディング

窯業系サイディング

新築戸建て使用率の高いサイディング材になります。新築の建売住宅ではほとんどこのサイディングが使われています。セメントをベースに繊維を配合して窯で仕上げたものです。主成分がセメントなのであらゆる形状にする事が出来ます。さらに、耐久性に優れていて、価格が安いのも特徴です。

メリット

①色やデザインのバリエーションが豊富

②コスパがいい

③耐火性に優れている

④施工期間が短い

デメリット

①メンテナンスの頻度が多い

②熱を蓄積しやすい

③吸水性が高い

④素材自体に防水性がない

金属系サイディング

ウレタンなどを芯材として裏面にアルミなどを使用したシートを使ったサイディング。リフォーム建材としてはもちろん沈年は新築用としても注目されています。金属サイディングは主にガルバリウム銅板製品が多いです。そして、金属サイディングはメーカー加工仕上げが多いです。

メリット

①断熱性が高い

②強度が高い

③軽量で地震に強い

④施工しやすい

デメリット

①錆びやすい

②傷がつきやすい

③デザインが限られている

樹脂サイディング

アメリカやカナダで多く使用されている樹脂サイディング。薄くて軽い、でも強度がある樹脂素材で日本でも徐々に注目されてきています。プラスチックの仲間である塩化ビニル樹脂を主原料としています。

メリット

①メンテナンスの手間が少ない

②目地にシーリングの必要がない場合がある

③凍害や塩害に強い

④素材が軽くて耐久性が高い

デメリット

①工事できる業者がほとんどいない

②デザイン性が低い

③工事費用が高くなりやすい

木質系サイディング

無垢な板材の表面を加工し耐火性などの機能を付加させたサイディングの事です。木材をそのまま外壁に使用すると燃えやすく雨風による劣化や虫食いなどの害虫被害がでてしまいます。板材を加工することで使いやすさを求めたのが木質系サイディングです。

メリット

①断熱性が高い

②ぬくもりのあるデザイン

デメリット

①価格が高い

②劣化しやすい

③施工できる業者が少ない

外壁　サイディングのご紹介をさせていただきました。次回はサイディングのメンテナンス方法をご紹介していきます。

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