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現地調査とは何をするのか?
更新日:2024.2.13
外壁塗装をする際にまず初めに現地調査を行います。現地調査は見積もりを作成するにあたって建物の劣化状況、塗る面積、建物に使用されている素材、付帯部の種類など施工を行う上で必要になる情報を確認します。素材に合った補修方法を確認することで本当に必要な工事を提案することが出来ます。
また、周囲の環境も確認します。敷地の広さ、道幅、立地状態など実際に現場に行って見ることで施工がスムーズに行えるかを確認できます。現地調査の時間は30分程度で費用はかかりません。
外壁の劣化状況を確認
外壁を手でこすり、白い粉が付着するか塗膜の状況を確認します。塗装工事をする際に新しく塗装をする塗膜の密着状況の確認が重要なため、外壁材のチョーキング現象をしっかりと確認しています。
サイディング材は、下から見上げる目視により、繋ぎ目やボード自体の浮き、割れなどを確認します。
RC造のモルタルやタイル材の場合は、打診調査を行います。打診用のハンマーで外壁をたたいた際にカラカラという音が聞こえるかどうかを確認することで、浮きの有無やクラックの状態を判断できます。
シーリングやコーキングの部分は、亀裂が入っていないか、外壁から剥離していないかを目視確認します。また、接触確認でじゅぶんな厚みがあるのか、柔らかさを保っているか確認します。
屋根の劣化状況を確認
屋根は直接上に上ることが出来ない為、ドローンを飛ばして確認します。屋根材の劣化状況を調べるときはスレートの反り状況やクラックの有無に注意して確認します。
塗装面積の算出
建物を作成したときの図面から算出もしくは計測器を使用して現地での測定をします。
建物一棟一棟小名s時でないので、形状なども踏まえて塗料の数量などを算出します。他に縦横の基準値を書き出した図面も作成し、算出します。
立地の確認
建物から敷地の幅をスケールで計測し足場が組める
工事車両は駐車できる
足場」が安全に設置できる
敷地の広さと隣家との幅、また施工場所まで向かう道幅
こういったことを確認します。塗装を行う職人自体は乗用車で現地に向かいますが足場を組む時はトラックで伺う為、搬入経路が必要です。
現地調査の重要性
現地調査を行わなくても概算で見積書を作ることは可能です。
しかし、立地条件や実際施工を行う際に現場でしか確認できない劣化により、多額の追加費用が発生する可能性や、既存の下地材に対して間違った施工をしてしまう恐れがあります。
そのため、施工箇所に対して適正価格でクオリティーの高い正しい施工をご提案する為にも現地調査は重要です。さらに調査をしっかり行うことでご提案できるプランや塗料の種類が増えます。ご要望に合ったプランを作成する為に必要なことです。
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