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塗装に欠かせないケレン作業

更新日:2024.9.06

ケレンは外壁や屋根の塗装において重要な工程ですが、ほとんどの方はその名称を聞いたことがないのではないでしょうか。ケレンは塗装の耐久性や見た目に影響する作業なので、是非詳しく知っていただくことをおすすめします。
 ヤスリなどで塗装面の凹凸や汚れを落としてキレイな下地を作る作業をケレンといいます。
 他にも、下地の状況によっては薬品や電動工具を使用したケレンも有効です。地道な作業ですがケレンで手を抜くと塗料の密着性が悪くなり、耐用年数よりも早く剥がれることや浮きが生じる可能性があります。

 また、下地は塗装すると隠れてしまうことをいいことに、費用削減のため、ケレンを十分にやらない悪質な業者もいるので注意しましょう。街の外壁塗装やさんではケレンを丁寧に施工することで、1日でも外壁がキレイな状態を維持できるように努めておりますのでご安心ください。

 この記事では、ケレンの役割と具体的な作業工程について紹介しています。ケレンの種類や費用についても解説しているので、ご参考いただけますと幸いです。

ケレンは、一番大切な作業の1つとしています

 建築業界以外では、ケレンという言葉はほとんど聞くことはないですよね。塗装する下地面の汚れや錆を落としたり、細かい傷をわざと作って塗料が密着しやすくする作業をケレンといいます。

 街の外壁塗装やさんはケレンを一番大切な作業の1つとして、塗装の仕事をしています。なぜなら、この作業で塗装の耐久性や仕上がりのよさが決まってしまうと言っても過言ではないからです。

ケレンは塗装の寿命や見た目のよさに影響する大切な作業

 ケレンを適切に行えば、キレイな見た目になるだけでなく塗装が長持ちします。一方で、ケレンが十分でないと下地の密着性が悪くなり、見た目も耐久性も塗料本来の性能を発揮できません

塗装の下地に汚れが残ったままだと、塗料が剥がれやすくなることは容易にイメージできるのではないでしょうか。

ケレンとはどういう意味?

 建築や建設業界でよく聞くケレンは、外連(けれん)とは全く異なるものです。

 塗装工程のケレンは英語のclean(クリーン)が語源で、清潔にするという意味を持っています。一方で外連(けれん)は歌舞伎に関する用語で、ごまかしやはったりを意味しています。

 塗装におけるケレンは、決してごまかしやはったりを意味しているわけではありません。
 ケレンをかける下地面は塗装によって隠れてしまうので、手抜きをしても施工直後はキレイな状態を保てます。
 しかし、ある程度の年数が経過するとボロが出て、塗装の浮きや剥がれが目立ってくるでしょう。

 建築業界のケレンは下地をキレイにするという意味で、塗装の耐久性や仕上がりのよさを左右する最も大切な作業です。ごまかしやはったりを意味する外連とは全く異なる言葉なので、勘違いしないように注意しておきましょう。

ケレン作業の役割

1. 錆を除去するためのケレン

 金属部分に塗装をする場合は、錆などをケレンで落とします。トタンやガルバリウムの外壁や屋根、金属製の雨戸や戸袋などの塗装でよく行われるケレンです。

 錆の中には手で触れるだけでも簡単に剥がれてしまうような、進行が激しいものもありますよね。このような錆の上から塗装をしても、すぐに塗料が剥がれることは容易に想像できることでしょう。金属部分の塗装を長持ちさせるためには、ケレンによって旧塗膜の錆を落とすことが大切です。

2. 下地に細かい傷をつけて下地の表面積を増やすケレン

 ケレンはキレイにするだけではなく、下地に傷を意図的につけることもありますヤスリなどで細かな傷を下地につけて表面積を増やし、塗料の密着性を高めることが目的です。この作業は目粗しと呼ばれ、塗装面が平滑な場合に行われます。

 樹脂や金属部分に対して行われることが多く、実際の建物では樹脂製の雨どいや金属製のドアなどの旧塗膜に目粗しをします。海底に沈める船のアンカーが海底に食いこむ様子と似ているので、アンカー効果や投錨効果、ファスナー効果などと言われることもあります。

3. 古い塗膜の死膜だけを剥がすケレン

 塗装する下地に死膜がある場合は、ケレンにより塗膜を除去するケレンを実施します。死膜とは新しい塗料が付きにくい状態の旧塗膜のことです。
 一方で塗料が付きやすい旧塗膜は活膜といい、下地の状態にもよりますがほとんどの場合は除去を行いません

 旧塗膜を剥がすために行うこのケレン作業のとしては、鼻隠しや破風板の木部、劣化の激しいサイディングなどの部位があります。

4. 薬品で下地面をキレイにするケレン

 防水工事や金属・樹脂面に塗装をする場合は、薬品を使って塗布面をキレイにする脱脂作業を行うことがあります。油分が残っていると防水層が膨れたり、金属や樹脂面への塗装が剝がれたりすることがあるからです。ベランダ・バルコニーの床面と立ち上がりやドアなど、金属面でよく行われるケレン作業です。