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塗装工事 養生の役割

更新日:2024.9.12

塗装工事における大事な点に下地処理がありますが、もう一つ大事なことに「養生」があります。
養生は、塗装や高圧洗浄水の飛散を防いだり、塗装の仕上がりをきれいにする目的があります。養生の仕方によっては塗装の仕上がりに大きな違いが生まれる大事な作業です。

塗装工事における養生の目的

塗装工事における養生は保護する目的で使用されるとても重要な工程です。養生の仕方が塗装の出来を左右すると言われるほど大切な作業の一つです。養生の目的は主に以下の2点があります。

塗装や高圧洗浄水の飛散を防ぐ

塗装工事における養生の目的は、塗装や高圧洗浄水の飛散を防ぐことです。外壁や屋根塗装をする際は大量の塗料を使用します。塗装時は慎重に作業を行いますが、塗料は液体のため飛び散ったり垂れ落ちたりします。

塗装する前には、高圧洗浄機にて外壁などの汚れを落として、塗料の密着性を高める作業も必要です。塗装中や洗浄中は玄関や窓、車などを保護し、塗料や洗浄水がつかないようにします。また、隣接する住宅などにも飛び散らないようにするためでもあります。

隣家に塗装が付着してしまうと、損害賠償などのトラブルに発展してしまうことがあるため、養生はしっかりと行う必要があります。

見栄え良く仕上げるため

養生の目的の2つ目は、見栄え良く仕上げるためです。塗装は基本的に機械ではなく、人の手で行います。人の手で行う場合、まっすぐ綺麗に行うと意識していても曲がってしまうことがあります。

塗装する部分と、塗装してはいけない部分を養生テープで境目を作ることで、きれいに仕上げることができます。窓枠の周辺などを塗装する際、窓枠周辺に養生テープを貼ることで、窓枠に付着せずに綺麗に塗れます。

塗装工事において養生が必要な箇所

塗装工事で塗膜の飛散が想定される場所には養生をする必要があり、以下の箇所を中心に養生を行います。

外構部分

外構部分の表札や郵便ポストなども塗装が飛び散る可能性があるため、ビニールシートやテープを使って養生します。郵便ポストは郵送物が届くように郵便受けの開閉ができるようにお願いしておきましょう。

玄関周辺

玄関周辺は玄関ドア・ノブだけでなく、床の養生も必要です。床の通路などは滑りにくいノンスリップマスカーを使用します。厚みがあり丈夫なブルーシートを使う場合もありますが、いずれもシートの端をテープでズレないように固定します。

窓枠・ベランダ

窓枠やベランダの手すりなどはマスキングテープとポリシートが一緒になったマスカーを使って保護します。窓に関しては、塗料が窓の隙間から浸入しないように窓全体を覆う必要があります。

養生中は窓が開けられないため、窓の開閉に関しては業者に相談してみましょう。ベランダの内側は滑って転倒しないようノンスリップマスカーで保護します。

エアコン室外機・給湯器・換気扇フードなど

エアコン室外機を養生する場合は、通気性のよい室外機用カバーを使用します。これまでは通常のポリシートをしていたため養生中はエアコンが使用できませんでしたが、ここ最近は室外機用カバーを使うことでエアコンの使用が可能となります。

給湯器や換気扇フードは給排気口をふさいではいけないため、メッシュシートなど通気性のよい養生カバーを使用します。

車・バイク

塗装工事期間中は車やバイクを養生します。車には車専用のカーカバーやカーシートで保護し、バイクには2輪車用のカバーを使います。車やバイクを傷つけないように不織布になっており、取り外しもワンタッチで可能なため、外出する際もカバーを外すだけで利用可能です。

庭木・花壇

植木や花壇もポリシートで養生します。葉っぱやお花が取れたりしないように細心の注意を払って養生しますが、移動できる場合は塗装が飛散しない場所に移すことをおすすめします。

養生の注意点

養生中は窓が開けられない

養生している間は、窓全体を養生シートなどでふさいでしまうため窓が開けられなくなります。塗装工事において養生は不可欠のため、窓を勝手に開閉してはいけません。窓の開閉については事前に業者と相談するようにしましょう。

エアコンが使用できる場合もある

養生中のエアコンの使用の可否は、業者によって異なります。これまでは室外機をポリシートで覆ってしまうためエアコンは使用できませんでしたが、近年は通気性のよい室外機用カバーやメッシュタイプのカバーを使用するなど、塗装工事中でも使用できるよう対処してくれる業者もいます。

養生された植物は枯れる可能性がある

養生されたままの植物は、養生シートによって酸素や日のあたりが弱くなるため、枯れてしまうことがあります。

一般的な植物は1週間ほど日の当たらない場所に置かれていると枯れてしまうことがあるため、動かせるのであれば場所を移動したり、難しければ業者に養生期間の短縮を相談してみるのがよいでしょう。

養生の設置方法によってはトラブルになる可能性がある

養生の設置方法がいい加減であった場合、近隣とトラブルになる可能性があります。養生がいいかげんだと汚い塗り分けになったり、隣の家の車や植木などにペンキが飛んだりしてしまうことがあります。

塗装工事をする際は、養生の大切さを理解する実績が豊富な業者へ依頼することをおすすめします。

移動できるものは事前に移動させておく

塗装工事中は車や植木や花壇、雨樋や給湯器などあらゆる場所が養生されます。塗装工事の前に、動かせるものは屋内や倉庫などに退避させておくと、塗装が付着するトラブルも減り、養生費用の節約にもなります。

基本的にはトラブル防止により職人で勝手に動かすことはできないため、可能な限り大切なものは移動させておくことをおすすめします。

気になる点は打ち合わせの段階で確認しておく

塗装工事中はさまざまな制限があります。エアコンを使用してもよいのか、洗濯物は干せるのか、浴室の窓は開けてもよいのかなど。

また、植栽など動かせずに汚してほしくないものなどは、打ち合わせの段階で要望を伝えておくと共通認識ができますので、気になる点は必ず確認し、要望はしっかりと伝えるようにしましょう。