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外壁塗装の工事期間中エアコンは使えるのか?

更新日:2024.6.08

外壁塗装では家の外側を塗装していきますが、外壁に沿うようにして取り付けられているエアコンの扱いはどうなるのでしょうか。

一緒に塗ってもらえるのか、または取り外しが必要になるのか、気になっている方もいらっしゃると思います。

また、暑い夏や寒い冬はエアコンが必要です。

そこで工事中には、エアコンは使うことができるのかどうかも知っておきたいですね。

もし使えない場合には、日常生活に支障が出てしまうので対策が必要です。

塗装が始まってしまうと、エアコンが使えないからと工事を中断することはできません。

そこで、塗装を依頼する前にエアコンへの対処方法を知っておき、工事中も快適に過ごせるように準備しておきましょう。

エアコンの付帯設備は塗装するの?

外壁の塗装を頼んだ場合、外壁の周囲に付帯している部分も工事対象に含まれているかどうかは、気になるところです。

たとえば、玄関ドア、ウッドデッキ、フェンスなどは要望に応じて塗装の有無が変わります。

また、業者が対応できるかどうかによっても、塗装の有無は左右されます。

専門外の作業は、リスクがあるため行わないという業者もあります。

一方で、お客様主義でできるだけのことは要望に応じるという業者もあります。

エアコンについても同様で、塗装の範囲に含まれるかどうかは相談になります。

エアコンは、屋外に室外機が置かれていて、ホース、配管カバーなどが外壁に取り付けられているが多いです。

室外機に塗装をすることは、基本的にはありません。

もし希望する場合は、追加で依頼することになるでしょう。

ホースについても塗装はせず、もし綺麗にしたい場合には、テープを巻き付けて対処する方法があります。

最近では、エアコンの室外の配管は、見た目をよくするために配管カバーで覆うケースが多いです。

そして、この配管カバーは塗装することが可能です。

配管カバーを、外壁に合った色で塗装している人もいます。

外壁の色を変える場合には、外壁に合わせて配管カバーも色を塗り替えるといいかもしれません。

配管カバーへの塗装

配管カバーへの塗装は技術的には可能であっても、塗るかどうかは業者によって考え方が異なります。

室外機の移動は必要?

室外機は、外壁に沿って置かれている場合が多いでしょう。

基本的に置いたままでも、刷毛が入る隙間さえあれば移動せずに外壁を塗装します。

その場合には、しっかりとした養生が必要です。

もし、刷毛が入る隙間がないほど室外機が壁に近い場合や、塗り残しなく綺麗に塗装したい場合には、室外機を移動する方が良い場合もあります。

室外機は、室内のエアコンと多数の配管でつながっているので、簡単には移動できません。

配管は重要な役割を果たしており繊細なので、無理な負荷をかけると壊れてしまいます。

移動したい場合には、専門業者に依頼して取り外しをしてもらいます。

工事中にエアコンを使うことはできる?

エアコンの設置状況により、塗装中に使用できないケースがあります。

室外機を移動している場合や、ホースを取り外しているような場合には使えません。

使用できる状態にある場合でも、工事中に使っても良いかどうかは業者によって対応が異なります。

・養生シートで覆われている間は使えない

室外機やホースなどを動かさずに塗る場合には、養生をします。

養生とは、マスキングテープやビニールシートで室外機を覆い、塗料が付かない状態にすることです。

養生したままエアコンを作動すると故障の原因となるので、養生している間は使うことができません。

養生シートで覆う期間は、少なくとも塗装の行程中の数日間、業者によってはその前後も入ります。

とは言え、工事期間中のすべてでエアコンが使えないということはまずありません。

具体的にどの期間が使えなくなるのか、事前に確認しておくとよいでしょう。

・高圧洗浄の作業中は使えない

塗装の前には、外壁全体を高圧洗機で洗い流す工程があります。

高圧洗浄機は高い水圧の水をかけますので、室外機からエアコンに水が浸入してしまう可能性があり、使うことはできません。

エアコンが使えない場合の対処法

工事のために、エアコンが使えないのはやむを得ません。

しかし、真夏や真冬にはエアコン無しで過ごすことが難しい環境の方もいらっしゃるでしょう。

冬場はエアコン以外の暖房器具の選択肢も多いですが、猛暑の夏場に扇風機で過ごすことは難しいかもしれません。

加えて、工事中は自由に窓を開けることも難しい状況です。

そのため、何らかの対策を前もって考えておきましょう。

・エアコンを使えるように頼んでみる

エアコンを使いたい場合には、打ち合わせの段階で相談してみましょう。

良心的な業者であれば、一緒に対処方法を考えてくれます。

業者側で対応できる方法の例としては、以下のようなものがあります。

・室外機のある面の塗装時以外は室外機の養生をはずす

・エアコンを動かしても支障のない特殊な養生

・カバーを使う

・エアコン使用可否の声掛けを随時してもらう。

何も言わずにいると、工事期間中ずっと養生をしたままで使えない状態になってしまうかもしれません。

こちらから声をかけることで、配慮してもらえることもあります。

業者によってできることが異なってきますので、できるだけ契約前の段階で相談しておくと良いでしょう。

最後に

外壁塗装に関するお悩みは聖建装工業までお願いいたします。