Point．１　　　まずは塗る前の工程を大事に…外壁塗装・屋根塗装に欠かせない“下地処理”

しっかりと塗るには外壁・屋根のどちらも下地を整えなければなりません

　塗料を塗る面に「汚れ」や「錆び」がある場合、それらを取り除かなければ綺麗に塗ることができません。塗料が密着しないため、数年ほどで剥がれが起こったり、ひび割れたりするでしょう。

　外壁塗装・屋根塗装では、基本的に高圧洗浄で汚れなどを落とします。しかし、高圧洗浄の場合、汚れはある程度取り除けるものの、頑固な錆びは落としきれません。錆びを除去する作業などで下地を補修し、しっかりとした下地への塗装が必要です。汚れや錆びがなく、整った状態の下地に塗られた塗料は密着し、美しく保護された塗膜となるでしょう。

　見た目の綺麗な状態を維持できるのはもちろん、今後長く住まいを守ってくれる塗装になります。下地作りは、建物の寿命とも大きく関わる重要な工程です。

Point．２　　　見積書の金額は“内容”をしっかりとチェックする

見積書では金額だけでなく、塗料の種類や工事内容をしっかりと確認しましょう

　外壁塗装や屋根塗装を検討したとき、まず気になるのが「費用」ですよね。それなりに大きなお金がかかるとなれば家計のやりくりをして、ある程度の予算を考えておかなくてはなりません。見積書を見ると金額は一目瞭然ですが、単に額面だけを見ると失敗することがあります。見積書に関して不安や疑問があったとき、その塗装業者さんがきちんと答えてくれるか、そして塗装に関してしっかりと打ち合わせの時間を設けてくれるかもポイントです。

Point．３　　　塗り替え後に“イメージと違う”とならないための対策をする

塗装の失敗で多い「塗装後のイメージが違った！」

　塗装をするとき、「どんな印象になるのだろう」とワクワクしながら塗料の色を決める方も多いでしょう。塗料の色はたくさんあるので迷いますが、イメージ通りになると嬉しいものですよね。でも、実は「色のサンプルのイメージと違った」という失敗例も多いです。そこで大切なのは、正しい色選びの注意点をおさえておくことです。

Point．４　　　外壁塗装・屋根塗装では優良業者を見極めよう

塗装業者選び…「どうやって選ぶべき？」
次の3つのポイントをおさえて、優良業者を選びましょう

トラブル回避のためには“しっかりした保証”は欠かせない

　塗り替えして数年も経たないうちに不具合が起こって再塗装…となったとき、再び同じ金額がかかると大変ですよね。塗装業者を選ぶときは、まずは保証期間や保証範囲を確認しましょう。後々のトラブルを避けるためにも、しっかりと確認することが大切です。