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陸屋根は雨漏りしやすいの?その原因と補修方法とは?

更新日:2024.6.21

家には様々な屋根の形があり、細かいものも合わせると約18種類ほどあります。
その中でも、屋根に水平またはほとんど勾配がなく屋上としても利用可能な”陸屋根”は雨漏りしやすいと言う声をよく耳にします。

そこで今回は「陸屋根は雨漏りしやすいの?」といった疑問について解説していきます!
これから梅雨が来てまた台風のシーズンへと入っていきます。雨漏りの不安を無くしたい方や最適な補修方法を知りたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

陸屋根って雨漏りしやすいの?

陸屋根は事実、雨漏りしやすい屋根形状と言えます。
陸屋根は他の屋根に比べて、傾斜がなくフラットな状態なので雨水が下に流れず屋根上に溜まったままになってしまいます。また、陸屋根は他の屋根形状と違い、表面を「スレート」や「瓦」などの屋根材で覆われておらず、防水層のみで雨の侵入を防いでいます。この防水層も雨風や紫外線で劣化すると段々防水機能が弱くなっていってしまうため、雨漏りしやすい屋根形状と言えます。

陸屋根が雨漏りしやすい原因とは?

ここでは陸屋根が雨漏りしやすいと言われる原因とは何なのか?詳しく解説します。

防水層の破損や劣化

上述した通り、陸屋根は屋根材ではなく防水層で外からの水の侵入を防いでいます。その防水層が紫外線や雨風により劣化し破損することで、屋根としての機能が果たせなくなり、雨漏りの原因となってしまいます。

パラペットの破損や劣化

パラペットとは、屋上やバルコニー部分にある低い壁のことを言います。そこが劣化し、破損した隙間から雨水が浸入することで雨漏りに繋がります。この部分も防水層と一緒に定期的なメンテナンスが必要な箇所となります。

排水溝の詰まり

陸屋根には雨を排水するための排水溝が設置されています。
そこに落ち葉やゴミなどが飛んできて詰まってしまうと、うまく排水できず雨水がずっと溜まった状態になります。そこから劣化が始まり、雨漏れに繋がります。屋上に上ることが可能な場合は、定期的なお掃除も重要な雨漏り対策と言えます。

陸屋根の場合「防水工事」がおすすめ

陸屋根のお住まいに住んでいる方で雨漏りに悩まされていたり、すでに新築時から10~15年経過しているお住まいの場合、メンテナンスが必要となります。その場合はぜひ「防水工事」をおすすめしております。防水工事には主に「塗膜防水」「シート防水」「アスファルト防水」という手法が用いられます。

戸建て住宅に主に用いられるのが「塗膜防水」でウレタン防水とFRP防水という手法があります。他の防水工事に比べ価格も安価のため、多くのお客様にお選びいただいております。ウレタン防水は、名前の通りウレタン防水材を使用し塗装していきます。塗料なので屋根の形状を選ばないのがメリットですが、下塗りを含め合計3回以上重ね塗りをしなければいけないため工期が延びやすいのがデメリットです。

FRP防水は、ガラス繊維製とポリエステル樹脂の補強プラスチックを合わせた防水材を塗装していきます。軽量のため建物への負担が少ないのがメリットですが、伸縮性が低く揺れなどの衝撃があった際に、塗膜が割れてしまうのがデメリットです。

最後に

聖建装工業では外壁塗装はもちろん、防水工事・屋根のメンテナンス等お家のことに関する様々な工事を行なっております。

無料で現地調査、お見積りの作成をしておりますのでお気軽にお問合せください。