スーパーガルテクトは和瓦の「約1/10」、スレート屋根の「約1/4」の軽さを持ち、既存の屋根材を撤去せずにカバーできるため、構造への負担を軽減できます。

before

After

既存の瓦屋根の解体

平均的な住宅の建坪(３０坪)の場合、瓦は１５００枚使われています。

和瓦は１枚の重さが約３キログラムある為、瓦だけの重さでも最低４５００キログラムはあります。

さらに瓦以外の部材も含めると、屋根全体の重量は5000～6000キログラムにもなります。

垂木の貼り付け

屋根の斜面をフラットにする為、垂木と呼ばれる木材を張り付け屋根の斜面を平らにします。

屋根の部分ごとに歪み具合が異なる為、垂木の下に木材をかまして調節します。

野地板の貼り付け

次に垂木の上から野地板を張り付けます。

野地板は屋根全体の下地となる構造用合板です。

厚みがあるほど野地板の耐久性は増しますが、その分重量が重くなってしまいます。

下葺き材の敷き詰め・屋根の貼り付け

野地板の上から下葺き材敷き詰めます。下葺き材はルーフィングシートとも呼ばれます。

今回は改質アスファルトルーフィングというものを使用しました。

下葺き材は屋根からの雨漏りを防ぐ重要な部材です。台風や地震によって屋根が破損してしまっても下葺き材に不具合がない場合は屋根から雨漏りは決して起こりません。

下葺き材は色んな種類があるため、屋根リフォームのお見積りをされる際にはどういった下葺き材が使用されるのかもチェックしてみましょう。

屋根の葺き替え工事完了