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霧除け庇（ひさし）の塗装はDIYと業者どちらがお得？メリットやデメリットも紹介！
更新日:2025.1.31
この記事では、庇の塗装する際のコスパについて費用相場とともに解説します。
庇の概要や交換するべきタイミングも解説しますので、庇についての悩みが全てわかるようになります。
DIYをするなら、しっかりと手順を押さえて行うようにしてください。DIYは安全対策を十分に行うようにしましょう。
聖建装工業では、庇の塗装にも対応しています。塗装を依頼するか、交換するか迷っている方はぜひ一度、以下の電話またはLINEからご相談ください！
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霧除け庇（ひさし）塗装の費用相場
こちらでは、霧除け庇の塗装を行う際の費用相場を解説します。相場を把握して、ご自身にあった方法を選ぶ参考にしてください。
外壁塗装と庇塗装を同時にする場合
◾︎費用相場: 1箇所あたり1,500円～2,500円程度
外壁塗装と同時に庇の塗装を行えば、費用を抑えられます。というのも、足場を一度組むだけで済むため、足場費用が重複しないからです。
また、同じ足場を使って作業を行うため、作業効率が上がり、人件費を削減できます。
外壁塗装を依頼する業者に、庇塗装も一緒に依頼することで、セット割引が適用されることも。複数の業者に見積もりを依頼し、内容を比較検討することをおすすめします。
庇塗装だけの場合
◾︎費用相場: 1箇所あたり2,500円～5,000円程度
庇塗装のために足場を組む費用が必要なため、外壁塗装と同時施工に比べて費用が高くなります。
庇塗装のみを行う場合は、重点的にメンテナンスできる上に、予算に合わせて、塗装の種類や範囲を調整できるのはメリットです。
費用に影響する要素として、ウレタン塗料、シリコン塗料、フッ素塗料など、塗料の種類によって耐久性や費用が異なります。
複数の業者に見積もりを依頼することで、相場を把握し、自分に合った業者を選ぶようにしてください。
庇塗装だけDIYする場合
◾︎費用相場: 3万円～5万円程度
DIYで庇塗装を行う最大のメリットは、道具さえそろっていれば、費用を大幅に抑えられることです。プロに依頼する場合に比べて、人件費や諸経費がかからないため、塗料代のみで済むケースが多いです。
しかし、DIYには高所での作業となるため、転落などの事故の可能性や、仕上がりがプロの仕上がりと比べて劣る可能性があります。
下準備から後片付けまで、多くの時間と手間がかかる上に、いちから道具を揃えるとなると、コスパはあまり良くありません。
霧除け庇（ひさし）の概要
「霧除け庇」という言葉を耳にする機会は多くないかもしれませんが、実は私たちの身の回りでよく見かける建築構造物です。
そもそも、庇というのはなんなのか、どういう機能があるのかについて概要を解説します。
霧除けと庇に違いはない
結論、霧除けと庇には大きな違いはありません。
霧除けは、建物の外壁から突き出た、雨や風を遮るための小さな屋根のことです。
窓の上や玄関の上によく設置され、雨水が建物に直接当たるのを防ぎ、窓枠やドアの腐食を防ぎます。比較的小規模な構造物で、主に雨除けの機能に特化しています。
一方で、庇は、霧除けとほぼ同じ意味で使われることもありますが、より広い意味を持つ言葉です。建物の出入り口や窓の上だけでなく、軒やバルコニーなど、建物全体に設けられることもあります。
日差しを遮ったり、雨水を排水したりするなど、多様な機能を持ち合わせています。まとめると、霧除けは庇の一種であり、より限定的な意味を持つ言葉です。
霧除け庇との裏側に軒天がある
霧除け庇は、雨や風から建物を守る重要な役割を担っていますが、その裏側には「軒天（のきてん）」と呼ばれる部分があります。
軒天とは、屋根の下、外壁の上部に位置する天井部分のことです。軒天は、屋根裏の通気性を確保したり、外壁を雨から守ったりする役割があります。
霧除け庇と軒天は、密接な関係にあり、霧除け庇は、軒天の一部に取り付けられることが多いです。軒天と霧除け庇は、建物の外観を構成する重要な要素です。
霧除け庇の役割と機能
霧除け庇は、主に以下の役割や機能を果たします。
- ・雨水の侵入を防ぐ：雨水が建物に直接当たるのを防ぎ、外壁や窓枠の劣化を防ぐ
- ・日差しを遮る：夏の強い日差しを遮り、室内への熱の侵入を防ぐ
- ・風雨から建物を保護する：風雨から建物を保護し、建物の寿命を延ばす
- ・デザイン性を高める：建物の外観にアクセントを加え、デザイン性を高める
霧除け庇は、建物の外壁に設置される小さな屋根のような構造物で、雨風から建物を守る重要な役割を果たしています。
霧除け庇には、様々な種類があります。ご自身の家の庇がどういったものなのかを判断する参考にしてください。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 素材 | 木材、金属、樹脂など |
| 形状 | 直線、曲線、折れ線など |
| 大きさ | 小さな庇から、大きな庇まで |
| 取り付け位置 | 窓の上、玄関の上、バルコニーなど |
霧除け庇（ひさし）を交換する目安
庇の交換時期は、素材や設置環境、使用状況によって異なりますが、一般的に10年～15年が交換の目安です。以下の状態が確認された場合に交換を検討するタイミングと言えます。
| 観点 | 内容 |
|---|---|
| 見た目 | ・ひび割れや剥がれが目立つ ・色あせが激しく、建物の外観と調和しない ・錆びが目立ち、腐食が進行している |
| 機能性 | ・雨漏りが発生する ・風で庇が振動したり、外れたりする |
| 安全性 | ・庇が歪んでいたり、傾いている ・庇が破損し、落下する恐れがある |
そのほか、交換を早める要因として、木材製の庇は、他の素材に比べて腐りやすく、交換時期が早まることがあります。
海沿いや大気汚染が激しい地域では、塩害や酸性雨の影響を受けやすく、劣化が早まります。
交換するか、塗装するか迷っている方は、屋根や外壁の専門業者に点検を依頼し、交換の必要性や適切な時期を診断してもらいましょう。
聖建装工業では、庇の点検も可能です。まずは、以下のLINEから画像を送ってください。画像から対策をお伝えできるため、ぜひお気軽にご相談ください！
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霧除け庇（ひさし）の塗装を行う手順
霧除け庇をDIYで塗装するなら、こちらで紹介する手順を参考にしてください。特にケレン作業は重要な工程です。
事前に準備物をそろえておき、しっかりと作業できるようにしてください。
事前に準備しておくべきもの
シャッターボックスをDIYで塗装する際には、以下の事前に必要な道具や材料を揃えておくことが大切です。
| 品目 | 目的 | ポイント |
|---|---|---|
| 塗料 | ・庇を塗装する | ・外壁用塗料が一般的 ・下塗り、中塗り、上塗りの3種類を用意する ・耐候性、耐久性、防汚性などを考慮する |
| 養生シート | ・塗装する部分以外の壁や窓を塗料から保護する | 養生が不十分だと、思わぬ場所に塗料が付着し、後からの掃除が大変になる |
| 高圧洗浄機 | ・庇の汚れや古い塗膜を落とす | 高圧洗浄機がない場合は、ブラシや洗剤を使って手作業で行うことも可能 |
| ケレン棒・スクレーパー | ・古い塗膜をはがす | 力加減を誤ると庇を傷つける可能性がある |
| ワイヤーブラシ・サンドペーパー | ・細かい塗膜やサビを落とす ・塗装面の凹凸を均一にし、塗料の密着性を高める | #80、#120など、粗さの異なるものを用意 |
| ハケ・ローラー | ・塗料を塗る | 刷毛は細かい部分、ローラーは広い面を塗る際に使用する |
| マスキングテープ | ・塗装する部分としない部分を分ける | 塗装後、きれいに剥がせるものを選ぶ |
| ローラーバケット・バケツ | ・ローラーやハケに塗料を浸す | ・下塗り、中塗り、上塗りの3種類を用意する |
| ハケ洗い用具 | ・塗装用具を洗浄する | ペイントうすめ液、水、バケツなどを用意し、塗料の種類に合わせて、適切な洗浄剤を選ぶ |
| 安全保護具 | ・塗装作業中の安全を確保する | マスク、ゴーグル、手袋などを準備する |
| 脚立・ハシゴ | ・高い場所の塗装を行う際に必要 | ・高所作業をする際にはハシゴが有用 |
1.下地処理（ケレン作業）
- 1.養生：塗料がつかないようにマスキングテープなどを貼って保護する
- 2.高圧洗浄：庇についた汚れや泥などを洗い流す
- 3.サビ落とし：ワイヤーブラシやサンドペーパーで、サビを落とす
- 4.古い塗膜の除去：ケレン棒やヘラで塗膜をはがす
- 5.平滑化：サンドペーパーなどで表面を平滑にし、塗料が乗りやすい状態にする
霧除け庇の塗装で最も重要な工程の一つが、下地処理であるケレン作業です。この作業を丁寧に行うことで、塗料の密着性が向上し、塗装の耐久性が大幅にアップします。
特に、サビや古い塗膜が残っていると、その部分からはがれてくる可能性があります。表面が凹凸していると、塗料が均一に塗れず、仕上がりが悪くなるため、注意してください。
ケレン作業で使用する道具は以下の通りです。
- ・高圧洗浄機
- ・ワイヤーブラシ
- ・サンドペーパー
- ・ケレン棒・ヘラ
- ・マスク・保護メガネ・手袋
高圧洗浄後や、サビ落としを行った後は、十分に乾燥させてから次の作業に移りましょう。
2.下塗り(さび止め)
- 1.ケレン作業の確認：しっかりとサビや汚れが除去されているか確認する
- 2.塗料の準備：下塗り用の塗料を、説明書に従ってよく混ぜる
- 3.塗装：ハケやローラーを使って、ムラなく均一に塗る
下塗りは、ケレン作業できれいにされた下地へ、塗料と金属の密着性を高め、サビの発生を抑制する役割を果たします。
下塗り塗料には、以下の2種類があるため、状況に合わせて塗料を選んでください。
- ・錆止め塗料：金属に直接塗るための塗料で、サビの発生を抑制する効果がある
- ・シーラー：下地と中塗り・上塗りの密着性を高めるための塗料
塗りムラや塗り残しがないように、丁寧に作業を行うようにしてください。乾燥時間は塗料によって異なるため、説明書をよく確認し、十分に乾燥させてから次の工程に進みましょう。
3.中塗りと上塗り
- 1.下塗りの乾燥確認：下塗りが完全に乾燥しているかを確認する
- 2.塗料の準備：塗料を、説明書に従ってよく混ぜる
- 3.塗装：ハケやローラーを使って、ムラなく均一に塗る
下塗りが完了し、下地がしっかりと保護されたら、いよいよ中塗り・上塗りの工程に入ります。
一般的には、中塗り・上塗りをそれぞれ2回ずつ行います。しかし、より耐久性を高めたい場合は、3回ずつ行うことも可能です。
下塗り同様に、説明書に記載されている乾燥時間を守りましょう。厚塗りすると塗料が垂れてしまうため、薄く均一に塗るように注意しましょう。
霧除け庇（ひさし）の塗装なら聖建装工業へ！
庇の塗装を行うなら、業者に依頼するのがコスパがいいです。外壁塗装や屋根塗装の際に一緒に行ってしまえば、よりお得です。
DIYを行うなら、高所作業になるため、安全には十分に注意してください。
もし、劣化が激しく、塗装するべきか交換するべきか迷うようであれば、一度業者に相談することをおすすめします。
聖建装工業では、庇塗装や交換にも対応しております。塗装を依頼するか、交換するか迷っている方はぜひ一度、以下の電話またはLINEからご相談ください！
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