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外壁塗装について
築20年、外壁塗装は本当に必要?費用相場から後悔しない業者選びまで徹底解説
更新日:2025.10.13

この記事では、築20年で外壁塗装を検討すべき理由や劣化症状、費用相場、信頼できる業者選びのポイントを解説します。
築20年の住宅は塗料の耐用年数を過ぎ、見た目ではわからない劣化が進行している可能性が高いです。
塗膜の劣化を放置すると塗装だけでは対応できず、大規模修繕や高額な補修につながることも。
この記事を読めば、築20年の塗装は「家を長持ちさせるための投資」であることがわかり、将来の修繕費用を抑えられます。
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築20年で外壁塗装をしないとどうなる?

新築時の塗膜は10〜15年程度で劣化し、築20年では塗料の耐用年数を超えている状態がほとんどです。
外壁塗装は、雨水を弾く防水機能、紫外線から建物を守る保護機能がありますが、20年近く経つと、以下のような劣化症状が目立ってきます。
- ・チョーキング現象:触ると白い粉がつく。防水性能が失われた状態
- ・色あせ:紫外線による劣化で、防水性能低下のサイン
- ・コケ、カビの発生:水分が残りやすい。根を張ると高圧洗浄だけでは除去できない場合も
- ・ひび割れ(クラック):雨水が浸入し、内部構造の腐食に
特に、現在最も普及している「窯業系サイディング」では、まず「目地のシーリング」が切れて雨水が侵入し、反りや変形を引き起こします。
軽度のうちは再塗装(数十万円〜100万円台)で対処できますが、外壁の修繕になると数百万円かかることも。
つまり築20年というタイミングは、「まだ塗装で守れるのか」「張り替えが必要なのか」の分岐点といえます。
築20年で外壁塗装をする際の費用について

こちらでは、築20年の外壁塗装の相場と助成金について解説します。
築20年の外壁塗装の費用相場
一般的な30坪の戸建て(外壁面積:約120㎡)の外壁塗装総額は、シリコン系で80〜120万円前後、フッ素で100〜150万円前後、無機塗料で120〜180万円前後です。
塗料別の相場と耐用年数は、以下のとおりです。
塗料の種類 | 費用相場 (㎡あたり) | 耐用年数 | 年間コスト換算 (下限値/30坪=120㎡の場合) |
---|---|---|---|
アクリル塗料 | 1,300〜1,600円 | 5〜7年 | 16万円/5年=5.2万円 |
ウレタン塗料 | 1,700〜2,200円 | 8〜10年 | 20.5万円/8年=2.5万円 |
シリコン塗料 | 2,300〜3,000円 | 10〜15年 | 27.6万円/10年=2.7万円 |
フッ素塗料 | 4,200〜5,000円 | 15〜20年 | 50.4万円/15年=3.3万円 |
無機塗料 | 4,500〜5,500円 | 20〜25年 | 54万円/20年=2.7万円 |
このように、高耐久塗料は初期費用が高くても、1年あたりのコストに換算すると安価な塗料よりも安く済みます。
さらに、外壁塗装には以下のような基本費用が発生するため、耐用年数の長い塗料を選ぶと長期的なコストをより削減できます。
項目 | 費用 |
---|---|
足場代 | 15〜25万円 |
養生 | 1〜3万円 |
高圧洗浄 | 2〜3万円 |
シーリング撤去 | 1〜3万円 |
シーリング打ち替え | 700〜1,200円/m |
施工費(人件費) | 2,000〜4,000円/㎡ |
下地補修 | 数千円〜数万円 |
廃材処理費 | 数千円〜1万円程度 |
特に築20年の場合は、シーリングの全面打ち替えや下地補修がほぼ必須。工事費だけでも30〜40万円前後かかるケースが多いです。
この段階で塗装を行えば費用を抑えられますが、劣化を放置すると数百万円規模の修繕費になることもあります。
築20年の外壁塗装は助成金を使える?
外壁塗装では、自治体によって助成金や補助金を活用できる場合があります。
条件に合えば数万円〜20万円程度の補助が期待できるため、各自治体の窓口や地域の専門業者に相談してみましょう。
助成金には、以下のようなパターンがあります。
- ・住宅リフォーム補助金:外壁塗装や屋根塗装など、総合的な補助金
- ・省エネリフォーム補助金:断熱性を高める工事や塗装をする場合
- ・耐震、長寿命化リフォーム補助金:築年数が長い住宅の改修
助成金や補助金は予算やタイミングによって不定期のため、必ずしも使えるとは限りません。
そのため、以下のような助成金以外の方法も検討しましょう。
方法 | ポイント | 注意点 |
---|---|---|
相見積もりを取る | 2〜3社以上を比較して相場感を把握、価格交渉の可能性も | 極端に安い業者は手抜きのリスクあり |
繁忙期を避ける | 春・秋以外のオフシーズンは割引や予約の余裕がある | 夏や冬は天候条件に注意 |
地元業者に依頼 | 中間マージンが少なく、大手より安い傾向 | 実績や資格の有無を確認 |
高耐久塗料を選ぶ | 回数を減らせるため長期的には割安 | 初期費用は高め |
築20年の節目を迎えたら、まずは自治体への確認と信頼できる地元業者への相談を行い、費用を抑えられるか確認をおすすめします。
築20年の外壁塗装で後悔しないための塗料選びと業者選び

こちらでは、塗料選びと業者選びで失敗しないポイントを解説します。
「20年持つ」塗料
外壁の再塗装では、フッ素や無機塗料のような、耐用年数が20年近くある塗料も選択可能です。
一般的なシリコン塗料(耐用年数10〜15年)より初期費用は高いですが、塗装頻度が少なく長期的なコストを削減できます。
主な特徴やメリット・デメリットは以下のとおりです。
塗料 | 特徴 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|
フッ素 | 耐久性・防汚性に優れる高機能塗料 | ・15〜20年の耐久性 ・紫外線や雨風に強い ・汚れが付きにくい | ・単価が高い(4,000円前後〜/㎡) ・硬くて下地の動きに弱い場合がある |
無機 | 最高クラスの耐候性 | ・20〜25年の長寿命 ・色あせに強い ・カビや藻が生えにくい | ・単価が最も高額(4,500円前後〜/㎡) ・塗膜が硬く割れやすいことも ・実績の浅い製品もある |
これらの塗料には、メーカーによる8〜10年程度の保証が付くか、施工業者が独自に保証を設定している場合もあります。
契約前には保証書を確認し、内容や範囲を把握しておくと安心です。
■フッ素塗料や無機塗料について詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
>>フッ素塗料とは?おすすめランキングとメリットデメリット、費用のイメージを解説!
>>無機塗料の特徴は?トラブル例やデメリット、おすすめの塗料もランキングで紹介!
信頼できる業者の見分け方
外壁塗装の業者選びを誤ると「手抜き工事」や「追加費用の請求」といったトラブルに発展しかねません。
信頼できる業者へ依頼するには、以下のポイントを確認しておきましょう。
チェック項目 | 確認ポイント |
---|---|
相見積もりを取る | ・一括見積もりサイトや複数業者から見積もりを取り、相場感を把握 ・内訳が細かく分かれている業者を選び「〇〇一式」が多い業者は避ける ・極端に安い金額を提示する業者は要注意 |
自社施工かどうか | ・下請け任せの業者は中間マージンが発生 ・工事品質も不安定になりやすい |
担当者の対応 | ・説明がわかりやすく、質問にも丁寧な回答か ・契約を急がせる業者や、根拠のない値引きをする業者は避ける |
施工実績 | ・過去の施工事例や写真、口コミを確認 ・築年数や外壁材が自宅に近い実績がある業者なら安心 |
資格・許可の有無 | ・建設業許可、塗装技能士などの資格を持っているか ・資格や許可は技術力と信頼性の目安になる |
アフターフォローと保証 | ・工事後の定期点検があり、今後の大規模補修を予防できるか ・保証期間だけでなく、何が保証対象か、除外条件は何かを確認 ・保証書を発行しない業者は避ける |
築20年の家を任せる相手だからこそ、価格だけでなく契約内容の明確さやアフターフォローまで比較しましょう。
失敗談:「業者の対応が悪い」「施工不良」など
築20年で外壁塗装を依頼する際は、よくある失敗談と対策を知っておくと事前に対策できます。
施工不良だけではなく、契約前に予防できるケースもあるため、以下の代表事例を参考にしてください。
よくある声 | 具体内容 | 対策 |
---|---|---|
注文と違う色で塗装された | ・製品名や色番号が曖昧なまま契約 ・想定と異なる色で仕上げられた | ・契約書に「製品名、色番号」を明記してもらう ・施工前にサンプルやカラーシミュレーションを確認 ※光の当たり方や周囲環境で見え方が変わる点には注意 |
仕上がりが雑だった | ・刷毛跡や抜け毛、ゴミが塗膜に混ざる ・塗り直しても丁寧さに欠ける | ・引き渡し前に立ち会い確認 ・不備への対応を契約書に記載してもらう ※細かいムラや刷毛跡は完全には避けられない場合もある |
塗装して数ヶ月で剥がれた | ・下地処理不足や乾燥不良など施工不良の可能性 ・通常は数ヶ月で剥がれることはない | ・契約前に保証内容を確認(剥がれ、膨れが対象か) ・保証書を根拠に補修を依頼 ※地震、台風など外的要因は保証外が多い |
このように、外壁塗装の失敗談は「契約時の確認不足」や「施工後のチェック不足」が原因で起こるケースがほとんどです。
すべてを完全に防ぐことは難しいですが、契約内容の明記や仕上がり確認、保証の確認を徹底することで多くのトラブルは未然に防げます。
築20年の外壁塗装を検討する際に押さえておきたいポイント

こちらでは、築20年の外壁塗装を検討する際に押さえたいポイントを解説します。
劣化状況の正確な把握と適切な診断を受ける
築20年の外壁は、以下のような見た目ではわかりにくい内部劣化が進んでいる場合があります。
- ・サイディング裏側への雨水浸入による反りや変形
- ・シーリング切れからの水の侵入で起きる下地材の腐食
- ・吸水による内部のカビ、腐食
- ・凍結や乾燥収縮による構造材のひび割れ
こうした劣化は専門業者による診断でなければ発見できない場合もあります。
外壁塗装を検討する際は、まず信頼できる業者に現地調査を依頼し、診断書や見積書を提示してもらいましょう。
複数の業者に診断を依頼すれば、劣化状況や必要な工事内容の妥当性も比較できます。
塗料の「耐久性」と「機能性」を重視する
築20年の外壁塗装では「どれくらい長持ちするか」「どんな機能があるか」を重視しましょう。
以下の塗料は、耐久性と機能性を両立できるためおすすめです。
樹脂別塗料 | 耐用年数 | 基本機能 | 付加機能 |
---|---|---|---|
シリコン | 10〜15年 | ・耐久性、耐候性のバランス良い ・コスパが高い | ・遮熱機能付きが豊富 ・一部断熱タイプもあり |
フッ素 | 15〜20年 | ・高耐久 ・防汚性に優れる | ・遮熱機能付きの製品あり |
無機 | 20〜25年 | ・最高クラスの耐候性 ・色あせやカビに強い | ・遮熱、断熱機能を兼ねた高機能製品も多い |
立地条件(日当たりや湿気の多さ)に合わせて遮熱性や防カビ性といった機能を選ぶと、塗料本来の耐用年数を発揮しやすくなります。
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築20年の住宅は、塗料の耐用年数を過ぎ、防水性や耐久性の低下が目立ちやすい時期です。
軽度なうちに再塗装を行えば、外壁の寿命を延ばし、大規模修繕や高額な補修費を回避できる可能性が高まります。
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