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外壁塗装について
プレハブの外壁塗装を徹底解説!塗料選びから費用、施工方法まで
更新日:2025.8.10

この記事では、プレハブ外壁の塗料や塗装手順、費用相場、デザイン事例まで詳しく解説します。
「プレハブの印象を変えたい」「DIYで費用を抑えたい」このような理由でプレハブの外壁塗装を検討していませんか?
しかし、プレハブは塗料の選択や施工方法を誤ると、塗装の剥がれや劣化が早まる原因になります。外壁素材や構造が一般的な住宅と異なるため、塗料の密着性や下地処理など、専門的な知識が欠かせません。
この記事を読むことで、塗料選びや施工方法がわかり、最適なプレハブの外壁塗装を判断できるようになります。
聖建装工業では、プレハブの外壁に関する塗装・修理のご相談を無料で承っております。施工に迷ったら、ぜひ以下のLINE・メール・電話よりお気軽にご連絡ください!
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プレハブの外壁塗装に用いる塗料

プレハブの外壁塗装では、外壁素材に合わない塗料を使うと密着不足が原因で短期間の剥がれや再塗装が必要になります。
こちらでは、代表的な4種類の塗料について、特徴や費用相場、外壁との相性について解説します。
色の種類が多くて安い「アクリル」
アクリル塗料は、4種類の中でもっとも安価に入手でき、DIYでも扱いやすい塗料です。発色がよく、カラーバリエーションが豊富なため、デザインにこだわりたい方にもおすすめです。
ただし、耐久性はやや低く、雨風や紫外線にさらされる外壁では劣化が早まる欠点があります。長期使用を前提とした建物には不向きなため、短期間に色を変えたい場合や予算をとにかく抑えたいケースに適しています。
- ・費用相場:1㎡あたり約1,200〜1,600円
- ・耐用年数:約5〜7年
- ・対応素材:トタン、金属パネル
- ・非対応素材:ガルバリウム鋼板(密着性が低く、剥がれやすい)
耐久性と費用の安さのバランスが良い「ウレタン」
ウレタン塗料は、アクリルよりも耐久性に優れながら、費用差は1㎡あたり数百円程度にとどまるため、コストパフォーマンスに優れています。塗膜が柔らかく密着性も高いため、金属素材のプレハブ外壁にもおすすめです。
紫外線や雨風への耐性はシリコンやフッ素に劣るものの「5年程度は使いたい」と考える場合には十分な性能といえます。塗料の乾きやすさから、DIYの第一候補にしやすい塗料です。
- ・費用相場:1㎡あたり約1,700〜2,200円
- ・耐用年数:約8〜10年
- ・対応素材:トタン、金属パネル、ガルバリウム鋼板(専用プライマーを使用)
- ・非対応素材:樹脂系パネル(塗料が密着しにくい)
外壁塗装のスタンダード「シリコン」
シリコン塗料は、雨や紫外線に強く、汚れがつきにくいため、長期間にわたって美しい外観を保ちやすいのが特徴です。また、ツヤの有無や色味のバリエーションも豊富で、デザインを重視するプレハブにも適しています。
費用はアクリルの約2倍ですが、耐用年数が2〜3倍と長く、耐候性や防汚性などの付加機能も備えています。
「10年以上使いたい」「見た目にもこだわりたい」という方にとって、費用以上の価値がある塗料です。
ただし、シリコン塗料は、密着不良を防ぐために下地処理や乾燥を徹底する必要があります。シリコン塗料で失敗したくない方は、専門業者への依頼がおすすめです。
- ・費用相場:1㎡あたり 約2,300〜3,000円
- ・耐用年数:10〜15年程度
- ・対応素材:トタン、金属パネル、ガルバリウム鋼板(専用プライマーを使用)
- ・非対応素材:樹脂系パネル(塗料が密着しにくい)
高耐久で質の高さを重視するなら「フッ素」
フッ素塗料は、紫外線や雨風に対する耐候性が非常に高く、15〜20年近く美観を保てるため、再塗装を減らしたい方に最適です。塗膜が硬く、耐汚染性や光沢保持性にも優れているため、建物を長く美しく保ちたい方におすすめです。
費用はシリコン塗料の約1.5〜2倍ですが、15年以上塗り替え不要なことを考えると、結果的に出費や手間を抑えられます。再塗装を業者に依頼する場合は施工費、DIYでは手間を軽減できる塗料です。
ただし、塗膜の伸びが少ないため、下地の動きが大きい箇所には不向きな場合もあります。また、DIYで扱うにはやや難易度が高いため、専門業者への依頼がおすすめです。
- ・費用相場:1㎡あたり 約4,200〜5,000円
- ・耐用年数:15〜20年程度
- ・対応素材:金属パネル、ガルバリウム鋼板(専用プライマーが必要)
- ・非対応素材:樹脂系パネル(塗料が密着しにくい)
プレハブの外壁修理の費用相場

プレハブの外壁修理にかかる費用は、修理の範囲や工法によって金額差が大きいです。軽微な補修なら数千円〜数万円程度で済みますが、本格的な塗装や張り替えになると数十万円かかることも。
以下に主な修理内容ごとの相場をまとめました。
修理内容 | 具体例 | 費用相場(税込) | 備考 |
---|---|---|---|
部分補修 | 小さなひび割れ補修、サビ取り、防水処理など | 5,000円〜3万円 | 材料費+軽作業のみ。DIYでも可能なケースあり |
外壁の全面塗装 | 塗料の種類により変動 | 7万円〜50万円(30㎡想定) | アクリル・シリコン・フッ素などで価格差あり |
外壁パネルのカバー工法 | 既存の外壁に金属パネル等を重ね貼りする施工 | 16万円〜45万円(30㎡想定) | 廃材が少なく、張り替えよりも費用と工期を節約可 |
外壁パネルの張り替え | 金属パネル交換、ガルバ外壁の貼り替え | 30万円〜60万円 | 下地の劣化状況によって大きく変動 |
足場設置 | 張り替え作業で足場が必要な場合のみ | 5万円〜15万円 | 作業面積や高さによって異なる |
修理後の塗装を成功させるためにも「塗装で済むのか」「張り替えが必要か」といった修理レベルの見極めが肝心です。
判断に迷う場合は、複数業者から見積もりを取り、補修内容や費用感を比較してみると、無駄な出費を防ぎやすくなります。
プレハブの外壁塗装の期間と施工手順

こちらでは、プレハブの外壁塗装の作業期間と施工手順を解説します。
作業期間の目安
プレハブの外壁塗装は、建物の大きさや塗料の種類、下地の状態によって作業期間が前後します。一般的な10〜30㎡程度のプレハブなら、天候に恵まれれば2〜4日程度で完了するケースが多いです。
以下は、標準的な工程と日数の目安です。
工程 | 内容 | 所要日数の目安 |
---|---|---|
1日目 | 高圧洗浄やサビ落とし、補修などの下準備 | 半日〜1日 |
2日目 | 下塗り(塗料が密着しやすくなる下地用の塗料を塗る) | 半日〜1日 |
3日目 | 中塗り〜上塗り(乾燥時間を空けて2回塗り) | 半日〜1日 |
4日目 | 最終確認や塗り残しの修正、片付けなど | 半日程度 |
使用する塗料によっては乾燥時間が長くなるため、気温や湿度が低い季節にはさらに日数がかかることもあります。
特に12月〜2月は気温が低く、乾燥に時間がかかるため工期が延びがちです。
一方で、10月〜11月は湿度も低く、塗装がスムーズに進みやすい時期といえます。作業効率や仕上がりを重視するなら、時期選びも意識してみてください。
基本的な施工手順
プレハブの外壁塗装で失敗しないためには、正しい手順に沿った作業が必要です。
特にDIYの場合は、手順の省略や乾燥時間の短縮をすると、数年以内に塗装が剥がれたり、見た目が悪くなったりする原因になります。
以下の表で、一般的なプレハブ外壁(トタンや金属パネルなど)の基本的な施工手順を紹介します。
工程 | 内容 | ポイント |
---|---|---|
① 洗浄・清掃 | 表面の汚れ・カビ・古い塗膜を取り除く | 高圧洗浄機やスポンジで丁寧に洗い、乾燥時間も確保 |
② サビ落とし・補修 | 金属部分のサビを削る。ひび割れは補修材で埋める | 下地処理が不十分だと塗膜の剥がれや浮きの原因に |
③ 養生 | 塗らない部分を保護する | 養生テープ、ビニールシートなどを使って、窓・ドア・地面を覆う |
④ 下塗り | 密着性を高める下地用塗料を塗る | 素材に合ったプライマーを使用する |
⑤ 中塗り・上塗り | 仕上げ用塗料を2回塗る | ・ムラにならないよう均一に塗り、十分に乾燥させる ・乾燥時間はメーカー推奨時間を厳守 |
⑥ 乾燥・片付け | 乾燥後、養生を外して清掃 | 乾燥不良によるテカリやベタつきに注意する |
上記手順のほか、気温5℃以下や湿度85%以上の日は塗料がうまく機能しないため避けてください。最短で塗装するためにも、天候が安定した季節の作業がおすすめです。
具体的な塗装手順を知りたい方は、以下の動画も参考になります。
■もっと具体的に塗装方法を知りたい方は、以下の記事もおすすめです。
>>外壁塗装DIY完全ガイド!初心者でも失敗しない方法とプロが押さえるコツを解説!
プレハブの外壁の張り替えは費用がかかる

プレハブの外壁張り替えは、30万〜60万円ほどが相場です。材料費に加え、既存パネルの撤去・廃材処分費・下地補修などが加わるため、全面塗装よりも費用と時間がかかります。
また、張り替え作業はDIYには不向きです。パネルの切断や取り付け、防水処理には専門知識が必要で、施工ミスがあると雨漏りやサビの原因にも。
余計な費用や手間を避けるためにも、業者への相談がおすすめです。
プレハブの外壁塗装以外の修理方法

こちらでは、プレハブの外壁修理について「カバー工法」と「コーキング補修」について解説します。
カバー工法
カバー工法は、既存の外壁を撤去せず、新しい外壁材を重ねて取り付ける工法です。廃材処分や下地補修の手間が減るため、張り替えより工期が短く、費用も抑えられます。
カバー工法の費用は、1㎡あたり約5,500〜15,000円が目安です。たとえば30㎡の外壁なら、およそ16万円〜45万円程度のため、張り替えよりも費用を抑えられます。
ただし、外壁の下地が著しく劣化している場合や、すでに雨漏りが発生している場合には適用できません。この場合は、劣化部分の張替えが必要になります。
コーキング
コーキングは、外壁のすき間や継ぎ目に充填剤(シーリング材)を埋めて、防水性や気密性を高める施工方法です。
パネル接合部や窓枠まわりなど、経年劣化でひび割れや剥がれがある部分に使われます。
費用は1mあたり約500〜1,000円が相場で、部分的な補修なら1万円前後に収まることも。
広範囲になると3万〜10万円前後かかる場合もありますが、外壁全体を張り替えるよりもコストを大幅に抑えられます。
軽度な劣化ならDIYも可能ですが、確実な防水処理をするにはプライマーの塗布や細かな調整が必要です。
仕上がりに不安がある場合は、専門業者に依頼をおすすめします。
プレハブの外壁をおしゃれにするデザインの参考例

こちらでは、プレハブのおしゃれな外壁デザイン例を紹介します。
例1:くすみブルー×ホワイトで爽やかなデザイン

全体をくすみのあるブルーグレーで塗装し、落ち着きと清潔感を両立したデザイン例です。
枠部分にはホワイト系の明るい色を合わせ、外壁全体に立体感とリズムが生まれています。爽やかな外観に仕上げたい方におすすめです。
例2:濃色で洗練されたモダンなデザイン

ダークグレーやブラック系の単色でまとめた塗装例です。
直線的なフォルムに濃色が映え、無駄のない洗練された印象に仕上がっています。
窓枠やドアとのコントラストも効いており、スタイリッシュかつモダンな外観を演出。汚れが目立ちにくく、実用性にも優れたカラーです。
例3:2色ストライプで個性的なデザイン

濃淡2色のグレーを縦ストライプ状に塗り分けたデザインです。
シンプルな色使いながら、直線的なパターンが建物にリズムと奥行きを与え、無機質になりがちなプレハブに個性をプラスしています。
光の当たり方で色味のコントラストが際立ち、見る角度によって印象が変化する点も魅力です。
プレハブの外壁のことなら聖建装工業へ!
プレハブは素材や構造が一般的な住宅と異なるため、塗料選びや施工方法を誤ると短期間で劣化や不具合が生じる恐れがあります。
特に金属パネルを使用した外壁は、塗料の密着性やサビに配慮した専門的な施工が必要です。
また、塗装・張り替え・カバー工法など修理の選択肢も多く、適切な判断ができないと余計な出費につながることも。
聖建装工業は、塗装実績が豊富な専門業者です。
プレハブの素材や状態に合わせて最適な施工をご提案いたします。プレハブの外壁塗装でお困りの方は、以下の電話・メール・LINEより、お気軽にご相談ください!
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