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外壁塗装について
外壁塗装の基本を徹底解説!塗料の種類と費用や工事の流れ、業者選びのコツも紹介!
更新日:2025.5.04

この記事では、外壁塗装の基本を徹底的に解説します。
住宅の外観を美しく保ち、建物を風雨や紫外線から守る外壁塗装は、定期的なメンテナンスが不可欠です。しかし、塗料の種類や費用、工事の流れなど、外壁塗装には多くの疑問や不安がつきものです。
塗料の種類とそれぞれの特徴、費用相場、工事の流れ、さらには信頼できる業者の選び方まで、外壁塗装に関するあらゆる情報を網羅しました。
ぜひ最後までお読みいただき、外壁塗装に関する不安を解消し、理想的な住まいづくりに役立ててください。
聖建装工業は、外壁塗装やリフォームを10年以上行っており、地域密着業者として高い信頼と実績があります。外壁塗装でお困りの方は、以下のLINEまたは電話からお気軽にお問い合わせください!
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外壁塗装の役割

外壁塗装は、建物を美しく保つだけでなく、建物をさまざまな外部要因から保護する重要な役割を担っています。具体的には、以下の3つの役割が挙げられます。
- ・建物の保護
- ・美観の維持・向上
- ・機能性の向上
外壁塗装は、雨、風、紫外線などの自然環境から建物を守り、外壁材の劣化を防ぎます。また、防水性を高め、雨水の浸入による建物の腐食も防ぎます。
塗料にはシリコンやウレタンなどがありますが、基本の塗料に、断熱性や遮熱性、防汚性などの機能性を付与されたものも。
塗料の付加機能によっては、外壁の汚れや色あせをカバーし、美観を保ちつつ、塗り替えによって、建物のイメージチェンジが可能です。
外壁塗装は、建物を長持ちさせ、快適な住環境を維持するために不可欠なメンテナンスです。
塗装する外壁材の種類

外壁塗装をする際には、外壁材の特徴も押さえておいてください。外壁材によっては、メンテナンスが必要なものもありますし、塗料と外壁材の相性もあります。
外壁材は以下の7種類がメジャーです。それぞれの特徴を表にまとめましたので、参考にしてください。
外壁の素材 | 特徴 |
---|---|
ALCパネル | ・軽量気泡コンクリート(ALC)パネルのこと ・軽量で断熱性や耐火性に優れた外壁材 ・耐久性が高く、メンテナンス頻度も比較的低い ・シーリングの劣化には注意が必要 |
モルタル | ・セメントと砂、水を混ぜて塗り上げる外壁材 ・デザインの自由度が高い ・重厚感のある仕上がりになる ・ひび割れが発生しやすく、防水性が低い ・定期的なメンテナンスが欠かせない |
金属系サイディング | ・ガルバリウム鋼板やアルミニウムなど ・軽量で耐震性に優れる ・断熱性や遮音性も期待できる ・錆や傷に注意が必要 |
窯業系サイディング | ・セメント質と繊維質を主な原料とする外壁材 ・デザインの豊富さとコスパの高さが魅力 ・耐火性や遮音性に優れる ・表面の塗膜が劣化すると防水性が低下する ・定期的なメンテナンスが必要 |
樹脂系サイディング | ・塩化ビニル樹脂などを原料とする外壁材 ・軽量で耐候性・耐久性に優れる ・メンテナンスも比較的容易 ・デザインの種類は限られる |
木材系サイディング | ・天然木の風合いを生かした外壁材 ・断熱性や調湿性に優れる ・温かみのある外観が魅力 ・定期的な防腐・防蟻処理が必要 |
タイル | ・耐久性・耐候性に非常に優れた外壁材 ・メンテナンス頻度が低い ・高級感のある外観を長期間維持できる ・初期費用が高額になる傾向にある |
外壁材には、耐久性やデザイン性など、強みが異なります。以下の記事では、外壁材を目的別にランキングにしていますので、ぜひ、参考にしてください。
>>外壁素材を目的別にランキングを紹介!外壁材の特徴も解説!
外壁塗料の種類と耐用年数

外壁塗装の費用は、使用する塗料のグレードによっても大きく変動します。グレードによって耐久性、機能性、価格が大きく異なるため、ご自身の住宅に合った塗料を選ぶことが重要です。
塗料の種類 | 耐用年数 | 単価(/㎡) |
---|---|---|
アクリル | 5~7年 | 1,200~1,600円 |
ウレタン | 8~10年 | 1,700~2,200円 |
シリコン | 10~15年 | 2,300~3,000円 |
ラジカル | 12~15年 | 2,500~3,000円 |
遮熱系 | 15~20年 | 3,800~4,800円 |
フッ素 | 15~20年 | 4,200~5,000円 |
無機 | 20~25年 | 4,500~5,500円 |
外壁塗料は、建物を保護し美観を維持するために重要な役割を果たします。塗料の種類によって耐用年数や機能性が異なるため、それぞれの特徴を理解し、住まいの環境やニーズに合った塗料を選ぶことが大切です。
外壁塗装を行うべきタイミング

外壁の塗膜は、新築から10年ほどで劣化し始めると言われています。特に、窯業系サイディングやモルタル外壁は、定期的なメンテナンスが必要です。
前回の塗装で使用した塗料の耐用年数を目安に、塗り替えを検討しましょう。ただし、環境や劣化状況によって、耐用年数よりも早く塗り替えが必要になる場合があります。
度合いによりますが、以下の症状が出ていると、外壁塗装を行うべきタイミングです。
塗装を検討すべきサイン | 概要 |
---|---|
チョーキング | ・外壁を触ると、白い粉が付着する現象 ・塗膜が劣化し、防水性が低下しているサイン |
ひび割れ | ・雨水が浸入し、建物の劣化を進行させる |
塗膜の剥がれ・膨れ | ・雨水が浸入し、建物の劣化を進行させる ・早急な塗り替えが必要 |
カビやコケ | ・外壁の防水性が低下している可能性がある |
変色・色あせ | ・塗膜の劣化が進んでいるサイン |
シーリングの劣化 | ・外壁材の継ぎ目や窓枠などに使われる ・ひび割れたり、硬くなったりしていると劣化している |
上記の症状について、個別に知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
>>外壁のチョーキングとは?発生要因や対策まで現場に立つプロが徹底解説!
外壁塗装の費用相場

外壁塗装の費用は、坪数によって変わります。ただし、塗装面積の算出になるため、20坪の家であっても、2階建ての場合は40坪として扱います。
単純に、敷地面積で坪数を計算するわけではないという点は注意が必要です。以下におおよその費用相場をまとめましたので、参考にしてください。
坪数 | 相場 |
---|---|
20坪 | 94,800〜434,500円 |
30坪 | 141,600〜649,000円 |
35坪 | 165,600〜759,000円 |
40坪 | 189,600〜869,000円 |
50坪 | 237,600〜1,089,000円 |
60坪 | 284,400〜1,303,500円 |
外壁塗装の費用は、主に以下の項目で構成されます。
- ・足場設置費用
- ・高圧洗浄費用
- ・下地処理費用
- ・塗料費用
- ・塗装費用
- ・養生費用、シーリング費用など諸経費
広範囲に足場を架設する必要がある場合、足場費用も高額になります。正確な塗装面積を把握することで、適正な費用で工事を依頼できるようになります。
より詳しく費用感を知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
>>【坪や面積別!】外壁塗装の費用はいくら?塗料の種類や工事内容別で徹底解説!
外壁塗装に助成金やローンの活用方法

外壁塗装は、高額な費用がかかるため、助成金やローンを賢く活用することで、費用負担を軽減できます。
自治体では、外壁塗装を含む住宅リフォームに対して助成金や補助金制度を設けているところがあります。ただし、助成金の申請期間や条件が限られている場合があり、事前に申請が必要な場合がほとんどです。
助成金・補助金情報を得るには、地方自治体のホームページや窓口で確認するか、リフォーム業者に相談するようにしてください。
リフォームローンは、銀行や信用金庫、信販会社などが提供する、住宅リフォーム専用のローンです。
住宅ローンを組んでいる方は、既存の住宅ローンにリフォーム費用を上乗せして借り換える方法も。金利が低い場合や、返済期間を長く設定できる場合に有効です。
助成金とローンを併用することで、費用負担をさらに軽減できます。助成金を頭金にして、残りの費用をローンで支払うなどの方法があります。
リフォームローンについては、以下の記事で審査がゆるい金融機関などを解説しているので、参考にしてみてください。
>>審査がゆるいリフォームローン7選!押さえておきたいポイントも解説!
外壁塗装工事の流れ

①近隣へのあいさつ
外壁塗装工事における近隣への挨拶は、工事に対する理解と協力を得ることで、良好なご近所関係を維持できます。
外壁塗装工事では、足場の設置、高圧洗浄、塗料の飛散、騒音など、近隣住民に迷惑をかける可能性のある作業が伴います。
事前に挨拶をすることで、これらの作業に対する理解と協力を得ることができ、トラブルを未然に防ぐことができます。
実際に挨拶なく工事を行った事で、塗料の飛散や騒音などで近隣住民とトラブルになったケースもあります。
②足場の設置
高所作業となる外壁塗装では、足場がなければ作業員の転落事故などの危険性が高まります。そのため、足場の設置は必須です。
足場があることで、作業員は効率的に作業できますし、塗料の飛散防止シートやメッシュシートなどを設置することで、作業環境を整えられます。
また、足場があることで、作業員は安定した状態で作業を行うことができ、高品質な施工につながります。
③高圧洗浄
外壁塗装工事における高圧洗浄は、塗装の仕上がりを左右する重要な工程です。
外壁に付着した古い塗膜、コケ、カビ、汚れなどを高圧の水で洗い流します。これにより、塗料の密着性を高め、塗装の剥がれを防ぎます。
また、ひび割れや剥がれなどの劣化箇所を明確にし、適切な下地処理を行うための準備をします。
一般的な戸建て住宅の場合、高圧洗浄には半日から1日程度かかります。汚れがひどい場合は、さらに時間がかかることがあります。
④下地の処理
外壁塗装工事における下地処理は、塗料の密着性を高め、美しい仕上がりと耐久性を実現するために非常に重要な工程です。
外壁のひび割れ、剥がれ、汚れなどを補修し、塗料がしっかりと密着する下地を作ります。また、下地処理を適切に行うことで、塗膜の剥がれや膨れを防ぎ、塗料の耐久性を高めます。
下地処理には以下の補修方法があり、さまざまです。状況によって使い分けられます。
- ・ひび割れ補修
- ・剥がれ補修
- ・シーリング補修
- ・ケレン作業
- ・パテ処理
⑤養生
外壁塗装工事における養生は、窓、サッシ、ドア、植栽など、塗装しない部分に塗料が付着するのを防ぐ工程です。
また、塗料だけでなく、洗浄水が近隣に飛び散るのを防ぎ、防音効果もあります。
- ・窓、サッシ、ドア、換気口などをマスキング
- ・植栽や駐車場など、広範囲を養生シートで覆う
- ・足場にも養生シートを設置し、塗料の飛散を防ぐ
凹凸の激しい場所は、ビニールシートではなく、布テープを使用することがあります。
⑥下塗り
下塗り材は、外壁材と上塗り塗料の接着剤のような役割を果たし、塗料の剥がれを防ぎます。
また、下塗り材の種類によっては、防水性、防錆性、防カビ性などの機能性を付与し、上塗り塗料の性能を向上させる効果も。
- ・シーラー: 塗料の密着性を高める
- ・プライマー: 防錆性、防カビ性などの機能性を付与する
- ・フィラー: 凹凸やひび割れを埋める
下塗りが終われば、完全に乾燥するまで、時間を置きます。乾燥時間は、気温や湿度によって異なります。
⑦中塗り、上塗り
外壁塗装工事における中塗り、上塗りは、外壁を美しく仕上げ、塗料の性能を最大限に発揮させるために重要な工程です。
中塗り、上塗りを重ねることで、塗膜に十分な厚みを持たせ、塗料の耐久性や機能を高めます。
塗料の種類によって、防水性、遮熱性、防汚性など、さまざまな機能があります。中塗りが乾燥した後、上塗り材を塗布します。上塗りは、外壁の仕上がりを決定する重要な工程です。
⑧点検と確認
外壁塗装工事における点検と確認は、工事の品質を確保し、満足できる仕上がりを実現するために非常に重要な工程です。
塗り残し、塗りムラ、塗膜の厚みなど、施工品質に問題がないかを確認します。不具合を早期に発見し、手直しを行うことで、仕上がりの品質を高めます。
⑨足場の解体、清掃
外壁塗装工事における足場の解体と清掃は、工事の最終段階であり、建物を元の状態に戻すための重要な工程です。
工事中に発生したゴミや汚れを清掃し、近隣への影響を最小限に抑えます。
外壁や窓などに設置した養生シートやマスキングテープを丁寧に剥がし、養生材の剥がし忘れがないか、隅々まで確認します。
また、工事中に発生したゴミなど、敷地内だけでなく近隣の道路も清掃して作業は完了です。
外壁塗装にかかる期間

外壁塗装にかかる期間は、建物の大きさや形状、塗料の種類、天候などによって異なりますが、一般的な戸建て住宅の場合、約10日~2週間程度が目安となります。
- ・一般的な戸建て住宅:10日~14日程度
- ・外壁と屋根を同時に塗装する場合:14日~21日程度
ただし、これらの期間はあくまで目安であり、以下の要因によって変動する可能性があります。
工期が延びる要因 | 内容 |
---|---|
建物の大きさや形状 | 建物の面積が広いほど、または複雑な形状であるほど延びる |
外壁材の種類 | 外壁材の種類によって、下地処理や乾燥時間などが異なると影響する |
塗料の種類 | 塗料の種類によって、乾燥時間や塗り重ねる回数が異なると影響する |
天候 | 雨天や強風などの悪天候の場合、作業が中断されると延びる |
下地処理の状況 | 外壁の劣化状況によっては、下地処理に時間がかかると延びる |
その他の工事の有無 | 外壁塗装と同時に、屋根塗装や付帯部の塗装などを行う場合、延びる |
信頼できる外壁塗装業者を選ぶポイント

外壁塗装は、建物の美観と寿命を維持するために重要な工事ですが、業者選びを間違えると、後悔する結果になりかねません。
信頼できる業者を選ぶために、以下のポイントを参考にしてください。
チェックポイント | 詳細 |
---|---|
複数の業者から見積もりを取る | ・最低でも3社以上から見積もりを取る ・見積もりの内訳が明確か ・使用する塗料の種類や量が具体的に記載されているか ・極端に安い見積もりには注意が必要 |
業者の実績と評判を確認する | ・業者のホームページや施工事例を確認 ・実績や得意とする工事内容を確認 ・口コミサイトやSNSなどで、実際に利用した人の評判を確認 ・地域密着型の業者であれば、地元の評判も参考に |
業者の資格や許可を確認する | ・建設業許可や塗装技能士などの資格を持っているか確認 |
担当者の対応を見る | ・質問に対して丁寧に説明してくれるか、誠実な対応であるか ・こちらの要望や不安をしっかりと聞いてくれるか ・コミュニケーション能力も重要 ・契約を急かす業者には注意が必要 |
保証内容とアフターサービスを確認する | ・工事後の保証期間や保証内容を確認 ・定期点検などのアフターサービスがあるかどうか ・保証書などの書類をしっかりと発行してくれるかどうか |
自社施工かどうかを確認する | ・下請け業者に丸投げする業者ではなく、自社で責任を持って施工する業者を選ぶ ・自社施工の業者は、技術力が高く、責任感のある工事を行う傾向がある |
見積もりの際に、見積もりの内訳の提示を依頼する | ・費用の内訳を確認することで、不必要な費用を削減できる |
また、業者を見極める際には、中塗りの色を変えられるかどうかを聞いてみてください。渋る業者は注意が必要です。
信頼できる外壁塗装業者なら聖建装工業をご検討ください!
外壁塗装は、建物の保護、美観維持、機能性向上に不可欠です。
塗装時期は一般的に10年ごとで、チョーキングやひび割れが目安です。費用は坪数や塗料で変動し、助成金やローンも利用して賢く外壁塗装を行なってください。
業者選びは見積もり、実績、資格、対応、保証を重視し、自社施工か確認しましょう。信頼できる業者選びが、外壁塗装成功の鍵です。
工事をする際には近隣挨拶から足場解体まで9工程あり、期間は10日~2週間が目安です。業者選びの際には、ぜひ聖建装工業も候補に入れるようお願いいたします。
Google口コミでは星4.9と高評価をいただいており、適切な提案と長年の外壁塗装の経験から、後悔しないことをお約束します。
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