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外壁塗装について

外壁塗装をしないと起こること!築年数ごとにも紹介!

更新日:2025.1.10

外壁塗装をしないと起こること!築年数ごとにも紹介!

この記事では、外壁塗装をしないと起こることについて解説していきます。

外壁塗装をせずに放置した際の現象だけでなく、築年数ごとに起こりやすい現象も解説します。そのため、ご自身のお住まいの建物に起こっているであろう状態もわかるので、ぜひ参考にしてください。

少しでも気になった方は、専門業者に依頼して、詳しく調べてもらうことが大切です。

外壁の調査や現場の把握を行うなら聖建装工業へご相談ください。すみずみまで丁寧に調査いたします。以下の電話かLINEからお気軽にお問い合わせください!

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外壁塗装をしないと起こる具体的な影響

外壁塗装をしないと起こる具体的な影響

こちらでは、外壁塗装をしないと起こる具体的な影響について解説していきます。

雨漏り

外壁塗装をせずに放置すると、雨漏りが発生しますが、雨漏りが発生しているとなるとかなり重症です。

というのも、雨漏りが起こるのは、外壁塗装が剥がれ、外壁にひび割れが出来始めてから起こるからです。雨漏りが発生すると、以下のような具体的な影響が考えられます。

 
具体的な影響
  • ・雨水が木材や鉄筋コンクリートに浸透すると、腐食や錆が発生して建物の構造を弱める
  • ・湿気がこもりやすい状態になるため、カビやシロアリが発生する
  • ・壁や天井にシミができたり、壁紙が剥がれたり、床が腐ったりするなど、内装を傷める
  • ・雨水が電気系統に侵入し、ショートや漏電から火災になる
  • ・外壁の劣化により、保温性が低下し、冷暖房費がかさむ

建物の寿命低下

外壁塗装のタイミングを過ぎても放置していると、建物の全体に影響が広がり、寿命が短くなります。外壁塗装のタイミングは、一般的に新築や前回の外壁塗装から5~10年です。

建物の寿命を低下させる直接の原因となるのが、雨漏りやシロアリの侵蝕があります。

湿気を多く含んだ木材は、シロアリやカビの格好の餌食となります。シロアリに侵されると、最悪の場合、建て替えが必要になることも

また、雨水や湿気が鉄筋コンクリートや金属部分に浸透すると、腐食が進み、建物の強度が低下します。

修繕費の増加

外壁塗装をせずに放置して、建物の劣化が進行すると、構造材の交換や、広範囲な壁の補修といった大規模な修繕が必要になることがあります。

また、外壁だけでなく、窓枠、雨どい、破風板(はふいた)などの付帯部分も、放置すると劣化が進み、雨漏りや腐食の原因となります。

修繕費がかさむ際には、外壁だけでなく付帯部分といったさまざまな箇所で異常が出ていると思っていいでしょう。

修繕費が増加するのは、新築や前回の外壁塗装から20年以上放置した場合に見られ始めます。

外観の悪化

外壁塗装をせずに放置すると、建物の外観は徐々に悪化してしまうのも大きな影響です。アクリルやウレタン塗料で外壁塗装をした建物は、5〜10年程度経過した頃から見られる変化です。

外壁は、太陽の紫外線や雨風、大気中の汚れなどに常にさらされています。これらの影響を受けやすくなり、外壁の塗装が色あせたり、変色したりします。

また、通気性が悪かったり、汚れがたまったりする環境では、コケやカビが発生しやすく、外観が悪くなることも。

外壁の劣化は、資産価値を低下させる原因となりますし、見栄えの悪い建物は、防犯上もあまりよくありません

外壁の劣化

外壁の塗装が劣化すると、塗装が下地から浮き上がってしまうことがあります。塗装が浮き上がってしまうとそのうち塗装が割れ始めます。

塗装が割れてしまうと、割れた箇所から雨水が浸入し外壁から塗装が剥がれ落ちてしまうことになりかねません。

さらに、剥がれた部分から、外壁が雨水や紫外線に直接さらされ、より早く劣化が進みます。外壁が劣化したり損傷したりすると、外壁の交換が必要になってきます。

【築年数別】外壁塗装をしないとどうなるのか

【築年数別】外壁塗装をしないとどうなるのか

こちらでは、築年数別によく見られる外壁や建物の状態を紹介します。

築5〜10年:コーキングのひび割れ

築5~10年の建物でよく見られる外壁の劣化として、コーキングのひび割れが挙げられます。

コーキングとは、外壁の継ぎ目や窓枠、サッシ周りなどに充填される弾性のあるシーリング材のことです。このコーキングは、雨水の侵入を防ぎ、建物の気密性を高める役割を果たしています。

コーキングは、紫外線や温度変化、経年劣化によって硬化し、ひび割れが発生します。特に、日本のように四季がはっきりしている地域では、気温の変化が大きく、コーキングへの負担も大きくなります。

コーキングのひび割れが起こってきているようであれば、コーキングの打ち替えや打ち増しをするとよいでしょう。

▼コーキングの打ちましについては以下の記事も参考にしてみてください。

>>コーキングの打ち増しとは?知っておきたいポイントも解説!

築10〜15年:塗装のひび割れ

築10~15年の建物では、外壁の塗装が経年劣化し、ひび割れが発生することがよくあります。

太陽の紫外線は、塗料を劣化させる大きな要因です。夏場の強い日差しや、温度変化によって建物の外壁が膨張収縮を繰り返すことで、塗膜にひび割れが起こり始めます

外壁塗装の塗料には寿命があり、よく使われるアクリルやウレタン塗料の耐用年数は10~15年です。この期間を過ぎると、塗料の耐久性が低下し、ひび割れや剥がれが起こりやすくなります。

小さなひび割れを放置すると、ひび割れが広がり、大規模な修繕が必要になる場合があるので、早めの対策が必要です。

築15〜20年:外壁にまでひびが及ぶ

築15~20年の建物では、外壁の塗装だけでなく、外壁そのものにひび割れが及ぶケースも少なくありません

外壁にまでひび割れができてしまうまでには、外壁の塗装のひび割れや剥がれが発生し、外壁材自体が雨風に晒されることから始まります。

外壁材自体が雨風に晒されることから、外壁材に劣化が起こり、ひびにつながります。

築15~20年経ってくると、まずは、専門業者に依頼して、ひび割れの原因や程度を詳しく調べてもらうことが大切です。

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築20~25年:雨漏りや外観の悪化

築20~25年の建物は、建物の寿命から考えて、そろそろ外壁塗装の時期が来ていると言えます。この期間に外壁塗装をしないと、さまざまな問題を抱えていることも。

長年雨風に晒された外壁は、ひび割れや剥がれ起こり、そこから雨水が建物内部に侵入し、雨漏りの原因となります

雨水が木材や鉄筋コンクリートに浸透すると、腐食や錆が発生し、建物の構造を弱めます。

20〜25年の築年数を超えてくると、外壁塗装の色あせやひび割れが激しいこともあり、外観も悪くなっていることが多いです。

外壁や雨漏りの調査を行うなら聖建装工業へご相談ください。すみずみまで丁寧に調査いたします。以下の電話かLINEからお気軽にお問い合わせください。

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築25~30年:シロアリの侵蝕や耐震性の低下

築25~30年の建物は、建物の寿命から考えて、外壁塗装の必要性が非常に高いです。この期間に外壁塗装をしないと、シロアリの侵食や耐震性の低下など、深刻な問題を引き起こすでしょう。

木造の建物であれば、侵入した雨水が家の梁や柱に染み込んで木材の強度を弱めます。弱った木材はシロアリが好むので、木材を食い荒らし、建物が倒壊するリスクも出てきます。

築25~30年の建物は、建物の老朽化が進んでおり、外壁塗装だけでなく、耐震対策や、大規模な修繕を行うケースも

業者に依頼して、内部の点検も行うようにしてください。

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外壁塗装が必要ないケース

外壁塗装が必要ないケース

こちらでは、外壁塗装が必要ないケースについて解説します。

タイル外壁など、塗装が不要な外壁材を使っている

タイル外壁などは、塗装が不要な外壁材です。以下のような外壁材を使っている場合は、一般的に外壁塗装は必要ありません。

 
塗装が不要な外壁材
  • ・タイル
  • ・レンガ
  • ・自然石
  • ・金属サイディング

タイルやレンガなど、耐久性が高く、メンテナンスコストを削減でき、長期的に見て経済的です。

ただし、タイルやレンガの外壁でも、目地部分のシーリングは経年劣化するため、定期的な点検と補修が必要だという点は押さえておきましょう。

建て替え予定がある

建物を長期間維持管理するのではなく、近い将来に建て替えを予定している場合には外壁塗装をおすすめしません。

外壁塗装は、建物の寿命を延ばし、美観を保つための工事ですが、高額な費用がかかります。建て替えを予定している場合、この費用対効果を考えると、塗装を行わない方が合理的と言えるケースもあります。

ただし、外壁のひび割れや剥がれがひどく、雨漏りや建物の構造に影響が出ている場合は、応急処置が必要です。

外壁塗装の適切な時期と頻度

外壁塗装の適切な時期と頻度

外壁塗装は、建物を長持ちさせ、美観を保つ上で非常に重要なメンテナンスです。しかし、いつ、どのくらいの頻度で行えば良いのか、迷う方も多いのではないでしょうか。

外壁塗装の適切な時期は、一般的に、新築住宅であれば、最初の外壁塗装は5~10年が目安とされています。

しかし、あくまでも平均的な数値であり、建物の構造や外壁材の種類、気候条件、塗料の種類など、さまざまな要因によって異なります。

以下の症状が見られた場合は、早めの点検と塗装を検討しましょう。

 
外壁塗装が必要なサイン
  • ・ひび割れや浮き:外壁に大きなひびや塗装の浮きが起こっている
  • ・剥がれ:塗膜が剥がれて下地が見えている
  • ・コケやカビの発生:外壁にコケやカビが生えている
  • ・色あせ:外壁の色が薄くなっている
  • ・チョーキング現象:外壁を手で触ると白い粉が付く

また、外壁塗装の頻度は、使用した塗料の種類によって耐久性、機能性が大きく異なります。ご自身の住宅に使われている塗料を確認するようにしてください

塗料の種類耐用年数
アクリル5~7年
ウレタン8~10年
シリコン10~15年
ラジカル12~15年
遮熱系15~20年
フッ素15~20年
無機20~25年

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