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古い家のリフォーム完全ガイド|費用・優先順位・注意点を徹底解説
更新日:2026.9.04
「古い家をリフォームしたいけど、どこから手をつければいい?」
「築30年、40年以上の家でもリフォームできる?」「建て替えとリフォーム、どちらがお得?」
古い家に住んでいる方の中には、このような疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。
築年数が経過した住宅でも、適切なリフォームを行えば、現在の暮らしに合わせて快適で長く住み続けられる家に生まれ変わらせることができます。
ただし、古い家は見た目だけをきれいにするのではなく、屋根・外壁・防水・耐震・断熱・水回りなど、住宅全体の状態を確認してからリフォームすることが重要です。
この記事では、古い家のリフォームで確認しておきたいポイントや、工事の優先順位、注意点について詳しく解説します。

古い家はリフォームできる?
結論からいうと、築年数が古い家でもリフォームできるケースは多くあります。
外壁を塗り替えたり、屋根を修繕したり、水回りを新しくしたりすることで、住宅の見た目だけでなく、快適性や耐久性を高めることができます。
ただし、築年数が古くなるほど、住宅の表面だけでは分からない劣化が進んでいる可能性があります。
専門業者による点検では、外壁や屋根のひび割れ・浮き・剥がれだけでなく、雨漏りの跡や建物内部への水の浸入、木部の腐食なども確認します。
もし劣化が見つかった場合は、塗装だけで済むのか、補修や部分交換が必要なのかを判断します。
「とりあえず塗装してきれいにする」のではなく、劣化の原因を確認してから適切な工事を行うことが、古い家を長く維持するポイントです。
特に築年数がかなり経過している住宅では、屋根・外壁・防水などをまとめて点検してもらい、今すぐ必要な工事と、将来的に必要になる工事を分けて考えると、無駄な出費を抑えながら計画的にリフォームできます。
そのため、古い家のリフォームでは、「きれいにする」だけではなく「家を長持ちさせる」ことを意識することが大切です。
古い家のリフォームで最初に確認する事
- 屋根の状態
- 外壁の状態
- 雨漏り・防水の状態
リフォームを始める前に、まず住宅の状態を確認しましょう。
① 屋根の状態
屋根は住宅を雨や紫外線から守る重要な部分です。
屋根材のひび割れ、ズレ、塗膜の劣化、棟板金の浮きなどがある場合は、早めの補修が必要になることがあります。
雨漏りが発生している場合は、内装工事よりも先に原因を確認することが重要です。
② 外壁の状態
古い家では、外壁にもさまざまな劣化が見られます。
代表的なものが、ひび割れ、チョーキング、塗膜の剥がれ、コーキングの劣化、外壁材の浮きや反り、カビやコケや藻などです。
特にひび割れや外壁材の浮きなどは、単純な塗装だけでは対応できない場合があります。
外壁塗装を検討するときは、塗装できる状態なのか、補修や外壁材の交換が必要なのかを事前に確認することが大切です。
③ 雨漏り・防水の状態
古い家で特に注意したいのが雨漏りです。
雨漏りは、天井や壁にシミが出てから気付くこともありますが、目に見えない場所で少しずつ住宅内部を傷めているケースもあります。
雨漏りを放置すると、木材の腐食やカビなどにつながる可能性があります。
そのため、古い家を大規模にリフォームする場合は、雨漏りや防水の状態を確認してから内装工事を進めることがおすすめです。
古い家のリフォームで優先したい工事
古い家をリフォームする場合、すべてを一度に新しくする必要はありません。
予算に合わせて、優先順位を決めることが重要です。
おすすめの考え方は、
①安全性 → ②雨漏り・劣化対策 → ③断熱・快適性 → ④水回り → ⑤内装・見た目という順番です。
1.耐震リフォーム
古い住宅でまず確認したいのが耐震性です。
特に古い木造住宅では、現在の住宅と比べて耐震性能が不足している可能性があります。
耐震診断を行い、必要に応じて、筋交いの設置・耐力壁の追加・接合部の金物補強・基礎の補強・屋根の軽量化などを検討します。
国土交通省の長期優良住宅化リフォーム関連制度でも、既存住宅の性能向上において「耐震性」は重要な項目として扱われています。
2.屋根・外壁リフォーム
古い家では、屋根や外壁の劣化を放置しないことも重要です。
屋根・外壁は住宅を雨や紫外線から守る「外側のバリア」のような役割をしています。
屋根や外壁の状態に合わせて、どんな工事を進めていくのかを検討します。
ただし、築年数だけで工事内容を決めるのではなく、実際の劣化状況を確認してから判断することが大切です。
3.断熱リフォーム
「冬になると家の中が寒い」「夏はエアコンをつけても暑い」という場合は、断熱リフォームがおすすめです。
古い住宅では、現在の住宅と比較して断熱性能が低いケースがあります。
代表的な工事として、窓の交換、内窓の設置、複層ガラスへの交換、壁の断熱、天井・屋根の断熱、床下の断熱などがあります。
特に窓は熱の出入りが大きい場所なので、内窓の設置など比較的取り組みやすい方法から検討するのもおすすめです。
古い家の水回りリフォーム
築年数が経過した住宅では、水回り設備も劣化していることがあります。
特に、キッチン、浴室、トイレ、洗面所は、毎日使用するため、古くなると使い勝手にも大きく影響します。
水回りリフォームでは、設備だけを交換するのではなく、給水管・排水管などの状態も確認しておくことが重要です。
せっかく新しいキッチンや浴室に交換しても、見えない配管が老朽化していると、後から修繕が必要になる可能性があります。
古い家のリフォーム費用はどれくらい?
リフォーム費用は、住宅の大きさや築年数、劣化状況、使用する材料によって大きく変わります。
そのため、「築40年だから○○万円」と一概に決めることはできません。
全面的なリフォームとなると大規模工事となる為費用も大きくなります。
部分的なリフォーム
・外壁塗装
・屋根修繕
・水回り交換
・内装工事
全面的なリフォーム
・耐震改修
・屋根・外壁
・断熱工事
・水回り
・内装
・配管
・間取り変更
重要なのは、予算だけで工事内容を決めるのではなく、住宅の状態を確認して優先順位を決めることです。
古い家は「建て替え」と「リフォーム」どっちがいい?
古い家をどうするか考えるとき、「リフォームするか、建て替えるか」で迷う方も多いでしょう。
リフォームがおすすめなケース
- 基礎や構造に大きな問題がない
- 現在の家の間取りを気に入っている
- 思い入れのある家を残したい
- 必要な部分だけ直したい
- 建て替えより費用を抑えたい
建て替えを検討した方がいいケース
- 構造部分の劣化が大きい
- 大規模な補強が必要
- 希望する間取りに大幅変更したい
- リフォーム費用が非常に高額になる
- 住宅全体の性能を大きく向上させたい
どちらが正解というわけではありません。
建物の状態と希望する暮らしを比較して判断することが大切です。
古い家のリフォームで注意する事
- 見た目だけを先に綺麗にしない
- DIYで無理をしない
外壁や内装をきれいにすると、家全体が新しくなったように感じます。
しかし、内部の劣化や雨漏りなどを放置したまま表面だけをきれいにすると、後から大きな修繕が必要になることがあります。
まずは住宅の状態を調査し、必要な補修を優先しましょう。
壁紙の張り替えや簡単な塗装などはDIYでできる場合もあります。
失敗してやり直しとなる前に業者と相談しましょう。
古い家のリフォームは「調査」が重要
古い家をリフォームするときに重要なのが、工事前の住宅調査です。見た目だけでは分からない劣化が隠れている可能性があるためです。
住宅の状態を確認したうえで、「今すぐ必要な工事」「数年以内に必要な工事」「余裕があれば行いたい工事」に分けると、予算も立てやすくなります。
国土交通省の長期優良住宅化リフォーム推進事業でも、インスペクションの実施や維持保全計画の作成が要件として位置付けられていました。なお、この事業は令和8年度には実施されていません。
古い家のリフォームで使える補助金・減税制度
古い家のリフォームでは、工事内容によって補助制度や税制上の優遇を利用できる場合があります。
例えば、耐震リフォーム・省エネリフォーム・バリアフリーリフォーム・長期優良住宅化リフォームです。
また、2026年度の住宅リフォーム促進税制については、所得税の特例が2028年12月31日まで、固定資産税の特例が2031年3月31日まで延長されています。
ただし、対象となる住宅・工事・所得などに条件があるため、工事前に確認することが大切です。
また、国や自治体の制度は年度によって内容や受付期間が変わります。
「補助金があるからリフォームする」のではなく、必要な工事に利用できる制度があるか確認するという考え方がおすすめです。
古い家を長く住み続けるために必要なこと
古い家だからといって、すぐに建て替える必要があるとは限りません。
屋根・外壁・防水・耐震・断熱・水回りなどを適切にメンテナンスすることで、これからも快適に住み続けられる可能性があります。
特に重要なのは、「壊れてから直す」のではなく「劣化する前に点検する」こと。
定期的に住宅の状態を確認し、必要な場所から計画的にリフォームしていきましょう。
まとめ|古い家のリフォームは優先順位が大切
古い家のリフォームでは、見た目を新しくするだけではなく、住宅そのものの安全性や耐久性を高めることが重要です。
まずは、
- 耐震性を確認する
- 屋根・外壁の状態を確認する
- 雨漏り・防水を確認する
- 断熱性能を確認する
- 水回り・配管を確認する
- 必要な工事の優先順位を決める
- 補助金・減税制度を確認する
という流れで進めるとよいでしょう。
「古い家だからもう無理」と諦める前に、まずは専門業者に住宅の状態を見てもらうことをおすすめします。
株式会社聖建装工業では、外壁塗装・屋根塗装・防水工事など、住宅の外側から大切な住まいを守る工事に対応しています。
古い家の外壁や屋根の劣化が気になっている方は、お気軽にご相談ください。
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