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ガルバリウム外壁とは?メリット・デメリットや後悔しないためのポイントも解説!
更新日:2025.2.03
この記事では、ガルバリウム鋼板を使用した外壁の概要を解説していきます。
ガルバリウムの外壁は、見た目のおしゃれさだけでなく、耐久性や機能性の高さから、人気の高い外壁材です。そのため多くの住宅で採用されている外壁材のひとつです。
しかし、ガルバリウムの外壁にして後悔するのでは?と不安に思っている方が多いのが現実。
メリット・デメリットや20年後・30年後の様子についても解説するため、外壁をガルバリウム鋼材にしようか検討している方はぜひ参考にしてください。
聖建装工業では、ガルバリウム鋼材を使用した外壁の取り扱い実績がございます。後悔しないためにも、お悩みの方は、ぜひ以下の電話やLINEからお気軽にご相談ください!
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ガルバリウム外壁とは:アルミニウムと亜鉛の合金製の外壁
外壁の素材に使われる「ガルバリウム鋼板」は、アルミニウム、亜鉛、シリコンの合金でメッキされた鋼板です。
ガルバリウム外壁は、その特徴的な見た目や、耐久性や機能性の高さから、多くの住宅で採用されており、人気の高い外壁材の一種です。ガルバリウムの外壁には、以下のような特徴があります。
- ・耐候性: 錆びにくく、長期間美しい外観を保つ
- ・耐久性: 強度が高く、風雨や衝撃に強いので、長寿命
- ・軽量: 鉄に比べて軽量なので、施工が容易
ガルバリウム外壁を選ぶ際には、住宅の外観との調和を考え、好みのデザインを選び、初期費用だけでなく、長期的なメンテナンス費用も考慮しましょう。
一方で、気候や環境によって、最適な素材は異なり、沿岸部の近くにお住まいの方には、ガルバリウム鋼板は向きません。経験豊富な業者に相談や依頼をするようにしてください。
目的に合わせて外壁材を選ぶなら、以下の記事もぜひ参考にしてください。
>>外壁素材を目的別にランキングを紹介!外壁材の特徴も解説!
ガルバリウム外壁のメリット
こちらでは、ガルバリウム外壁のメリットを解説します。
スタイリッシュでおしゃれにできる
ガルバリウム外壁は、独特の質感とシンプルなデザインから、近年非常に人気が高まっている外壁材です。
ガルバリウム独特の金属光沢と直線的なラインは、モダンで洗練された印象にできるため、スタイリッシュでおしゃれな外観にできます。
シンプルなデザインは、どんなテイストの住宅にも合わせやすく、長く飽きずに住み続けられます。
長寿命で経済的
ガルバリウム外壁は、長寿命で経済的という点でも評価が高いです。
初期費用は他の外壁材に比べて高価ですが、長期的な視点で見ると非常に経済的です。また、さびにくいため、塗装などのメンテナンス頻度が少なく、長期的な維持費を抑えられます。
外壁に使われる材料の多くが10年〜15年でメンテナンスが必要なことに対して、ガルバリウム鋼板の寿命は25年〜35年と長期にわたって持ちます。
耐震性が高い
ガルバリウム外壁は、耐震性が高いという点も大きな魅力です。
地震が多い日本では、建物の耐震性は非常に重要な要素です。ガルバリウム外壁が耐震性に優れる主な理由は、その軽量性にあります。
建物の重量が軽くなることで、地震時の揺れに対する抵抗力が向上。建物の構造にかかる負担が少なく、建物全体の耐震性も高くなります。
メンテナンスが簡単
ガルバリウム外壁は、メンテナンスが簡単という点でも非常に魅力的です。表面が滑らかで、汚れが付きにくくなっています。万が一、汚れが付着しても、洗浄すれば、簡単に落とせます。
ガルバリウム外壁は、基本的に年に1~2回、汚れを洗い流す程度の清掃を行なっておけば、長持ちします。
ゴシゴシと擦ると表面に傷がつき、サビの原因となる可能性があるため、割れや変形がないか、定期的に点検を行いましょう。
ガルバリウム外壁のデメリット
こちらでは、ガルバリウム外壁のデメリットを解説します。
傷や色あせで劣化しやすい
ガルバリウム外壁は、傷つきやすさと色あせは、特に注意すべき点です。ガルバリウム外壁は、金属素材のため、比較的傷つきやすいという特徴があります。
強風による飛来物や、工事中の落下物などによって、表面に傷がつくことがあります。
一度傷がつくと、その部分からサビが発生し、周りに広がっていく可能性も。そのため、定期的な点検と、傷ついた部分の早めの処置が大切です。
初期費用が高い
ガルバリウム外壁は、初期費用が高いというデメリットも。ガルバリウム鋼板は、他の外壁材と比較して高品質な素材であり、その分材料費が高くなります。
ガルバリウム鋼板の施工には、高度な技術と専門知識が必要となるため、施工費用が高くなります。費用を抑えるなら、デザインをシンプルにすれば、材料費や施工費を抑えられるでしょう。
また、自治体によっては、住まいのリフォームや省エネ対策に関する補助金制度を利用できるところも。補助金を利用すれば、費用負担を軽減できます。
断熱性・遮音性が低い
金属は熱を伝えやすいという性質があるため、ガルバリウム外壁は外気温の影響を受けやすく、室内が暑くなったり、寒くなったりしやすい傾向があります。結果として冷暖房費がかさむ可能性があります。
また、金属は振動を伝導しやすいという性質があるため、雨音、風音、車の走行音などが室内に伝わりやすく、静かな環境を求める方には不向きです。
断熱性・遮音性を高めるために、ガルバリウム外壁の内側に断熱材や遮音材をしっかりと施工することで、こういったデメリットを解消できます。
部分的なメンテナンスができない
ガルバリウム鋼板は、一枚の大きな板で構成されていることが多く、部分的に損傷した場合、その部分だけを交換することが難しい構造になっています。
部分的な損傷を避けるために定期的に外壁の状態をチェックし、傷や変形に早めに気づくことが大切です。傷ついた部分は、速やかにサビ止め剤を塗布するなど、適切な処置を行いましょう。
サビが発生する可能性がある
ガルバリウム鋼板は、アルミニウム、亜鉛、シリコンの合金でメッキされた鋼板ですが、完全な防錆効果があるわけではありません。
外壁に傷がつくと、湿気と反応して赤褐色の斑点のサビが発生しやすくなります。特に海沿いの地域では、塩分を含む空気によって腐食が進行しやすいです。
ガルバリウム外壁の20年後・30年後の様子
こちらでは、ガルバリウム外壁の20年後と30年後の様子を解説します。
【20年後】色あせする
ガルバリウム外壁の20年後の様子は、適切なメンテナンスが行われているかによって大きく変わってきます。
適切にメンテナンスされていないまま、20年が経過してしまうと、経年劣化が起こり始めます。
例えば、色あせや汚れが目立つだけでなく、雨垂れ跡による変色や、細かな傷による軽微なサビの発生といった問題が出ているケースが見られることも。
これらの劣化は、単に見た目の問題にとどまらず、建物の寿命を縮める原因にもなりかねません。例えば、雨水が浸入しやすくなったり、構造材の腐食が進んだり、今後の30年後には大きな損傷につながります。
適切なメンテナンスが行われている場合塗装の劣化や色あせはみられますが、大きな変形や腐食は見られず、比較的きれいな状態を保っていることが多いです。
【30年後】腐食やサビが発生する
ガルバリウム外壁の30年後には、いよいよ外壁のメンテナンスが必要になってきます。
新築や、リフォームしてから一度もメンテナンスを行っていないようであれば、できるだけ早く、業者へ相談することをおすすめします。
20年経った頃から起こり始めた、色あせや汚れ、雨垂れが目立っているほか、全体的にくすみ、サビも目立ってきているなら要注意です。
とはいえ、30年経ったガルバリウムでも、業者による補修や、再コーティングを行えば、美しい外壁がよみがえります。
「見た目はそんなに悪くなっているようには思えないけど・・・」と思われる方でも、ぜひ聖建装工業までご相談ください。現状をしっかりと確認し、最適なメンテナンスのご提案をいたします。
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永くガルバリウム外壁を綺麗に保つ方法
こちらでは、永くガルバリウム外壁を綺麗に保つ方法を解説します。
定期的に業者にメンテナンスを依頼する
ガルバリウム外壁は、適切なメンテナンスを行えば、美しさと機能性を長期間維持できます。美しい状態を保つためには、定期的に専門業者にメンテナンスを依頼するのがおすすめです。
専門業者は、ガルバリウム外壁に関する豊富な知識と技術を持っています。外壁の洗浄し、外壁に付着した汚れを落とします。剥がれた部分やひび割れた部分を適切に補修します。
また、サッシ周りなどのコーキングが劣化している場合は、新しいコーキング材で打ち増しや打ち替えを行います。
コーキングの打ち増しや打ち替えについては以下の記事も参考にしてください。
>>コーキングの打ち増しとは?知っておきたいポイントも解説!
高圧洗浄機の使用は避ける
ガルバリウム外壁の取り扱いで注意したいのが、高圧洗浄機の使用です。
高圧洗浄機は、強力な水圧で汚れを落とせる一方で、ガルバリウム外壁の表面のコーティングを剥がしてしまう恐れがあります。さらに、そこから浸水やサビが起こり、外壁の寿命を縮めてしまうことも。
高圧洗浄機を使わずに、柔らかい布やスポンジで優しく汚れを落とすようにしましょう。汚れがひどい場合は、中性の洗剤を使用することも可能です。
自分でメンテナンスする際には、中性洗剤を使用する
ガルバリウム外壁を、セルフメンテナンスを行う際には、中性洗剤の使用がおすすめです。酸性・アルカリ性の洗剤、研磨剤の入った洗剤は使わないようにしてください。
中性洗剤は、ガルバリウムの表面を傷つけにくく、素材に優しい洗剤です。油汚れや一般的な汚れを効果的に落とせますし、ホームセンターで手軽に入手できます。
- ・バケツに水と中性洗剤を混ぜ、薄めた洗剤液を作る
- ・ゴシゴシこすらず、優しく撫でるように洗う
- ・すすぎを行なって乾燥させる
10〜15年でコーティングの塗り替えを行う
ガルバリウム鋼板は25年〜35年程度持ちますが、美しい状態を保つためには、定期的なメンテナンスが必要です。特に重要なのが、10~15年を目安にコーティングの塗り替えを行うことです。
ガルバリウム外壁は、初期のコーティングによって汚れやサビから守られています。しかし、紫外線や風雨などの影響で、このコーティングは徐々に劣化していきます。
そのため、定期的な洗浄はもちろん、10~15年に一度の塗り替えをおすすめします。
ガルバリウム外壁のメンテナンスや施工なら聖建装工業へ!
ガルバリウム鋼板を使用した外壁は、見た目のおしゃれさや、美しさから人気があります。10年〜15年の定期的なコーティングを行えば、外壁材を交換することなく、25年〜35年も持つため、長寿命です。
とはいえ、メリットやデメリットを押さえておかないと、特に費用を抑えたい方にとっては、後悔するかもしれません。
目的に合わせて外壁材を選ぶなら、以下の記事もぜひ参考にしてください。
>>外壁素材を目的別にランキングを紹介!外壁材の特徴も解説!
もし、ガルバリウムの外壁にしようか迷っている方は、ぜひ聖建装工業までご相談ください。お悩みや、現状をお伺いした上で、最適な外壁材選びのお手伝いをいたします。
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