ユニットバス交換の費用や内訳！検討時期や押さえておきたいポイントも解説！

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内装工事・リフォームについて

更新日:2025.6.26

この記事では、ユニットバス交換にかかる費用の相場とその内訳を解説します。

お風呂が、古くて使いづらいと思い始めたら…それはユニットバス交換を検討する良いタイミングかもしれません。

しかし、「交換費用はどのくらいかかるの？」「どんな工事が必要なの？」といった疑問や不安をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

また、交換を検討すべき時期や、後悔しないユニットバス選びのポイント、信頼できる業者の見つけ方まで解説します。

ユニットバスの交換で押さえておきたいポイントがわかるようになるため、ぜひこの記事を参考にしてください。

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ユニットバス交換の費用相場と内訳

こちらでは、ユニットバス交換の費用相場と内訳、オプション工事まで解説します。

【グレード別】ユニットバス交換の費用相場

一般的なユニットバス交換の総費用は、40万円～150万円程度が目安とされています。これはあくまで目安であり、選ぶグレードやオプション、工事内容によって大きく異なります。

主なグレード別の費用相場は以下の通りです。

グレード	費用相場
低グレード（エコノミー・シンプル）	40万円～75万円
中グレード（スタンダード・ミドル）	65万円～100万円
高グレード（ハイクラス・ハイエンド）	85万円～150万円

低グレードはの基本費用は50万円〜、最上位グレードなどは、160〜200万円超える場合もあります。

グレードのより詳しい説明については、以下の「ユニットバスのグレード」を参考にしてください。

＞＞ユニットバスのグレード（この記事の該当箇所へ移動します）

それぞれのグレードの費用相場の内訳は、次で解説します。

ユニットバス交換の費用内訳

ユニットバス交換にかかる費用は、主に以下の項目で構成されます。大きく費用が変わるのは、「ユニットバス本体価格」です。

項目	費用相場
ユニットバス本体価格	3万円～120万円以上
既設ユニットバスの解体・撤去費用	4万円～10万円
新しいユニットバスの施工費用	8万円～10万円
養生費用	2万円～3万円
配管工事費用	1.5万円～8万円
電気工事費用	2.5万円～5万円
壁・浴室入口ドア枠の工事費用	5万円～6万円
諸経費	5万円～15万円（工事費の5～15%程度）

配管工事費用は、給排水管の接続や、必要に応じた配管の移動・補修などにかかる費用です。

また、電気工事費用は、照明、換気扇、浴室暖房乾燥機、浴室テレビなどの電気配線やコンセント設置にかかる費用です。

ユニットバスの入れ替えに伴い、入口ドアや周囲の壁の補修・調整が必要になる場合があります。

オプション工事の費用相場

標準仕様では物足りない場合、追加でオプション機能を付けられます。

グレードが上がるほど、標準装備されるオプションが増える傾向にありますが、別途費用がかかる主なオプションは以下の表にまとめました。

グレード	費用相場
浴室暖房乾燥機	3万円～40万円
ジェットバス	15万円～30万円
追い焚き機能	1.5万円～4万円
浴室テレビ	3万円～14万円
手すり・バーの設置	0.4万円～3万円/本
浴室スピーカー/オーディオ	5万円～20万円
床暖房	10万円～15万円
給湯器交換	15万円～40万円

これらの費用はあくまで目安であり、リフォーム会社や地域、現場の状況によって変動します。最低3社など、複数社から見積もりを取り、詳細な内訳を確認することが重要です。

ユニットバスの交換費用を左右する要因

こちらでは、ユニットバスの交換費用を左右する要因を解説します。

ユニットバスのグレード

ユニットバスの交換費用は、選ぶグレードによって大きく変わります。

主に「低グレード」「中グレード」「高グレード」の3種類があり、費用相場は全体で40万円〜150万円程度が目安です。それぞれの特徴を以下の表にまとめました。

グレード	特徴
低グレード（エコノミー・シンプル）	・最もシンプルな機能とデザイン・断熱材が入っていない場合が多く、冷めやすい・アパートや賃貸物件に多く採用される
中グレード（スタンダード・ミドル）	・断熱材入りの浴槽や床が多い・メタル調など、デザイン性や機能性が高い・乾きやすい床材や、掃除しやすい工夫がされているものもある・一般的な家庭で選ばれるグレード
高グレード（ハイクラス・ハイエンド）	・多機能なオプションが豊富に搭載されている・浴槽の素材も選択肢が広がる・断熱性能も高く、快適なバス空間になる

ユニットバスのサイズ

規格が大きくなるほど、価格帯は上がっていきます。一般的な規格は、マンションやアパートで1216サイズ、戸建てで1620サイズです。

ユニットバスの交換費用は、サイズが大きくなるほど高くなります。これは、単に本体価格が上がるだけでなく、さまざまな工事費用にも影響するためです。

規格（坪数）	サイズ寸法（内寸）
1216(0.75坪)	奥行1200mm × 幅1600mm
1317(0.75坪強)	奥行1300mm × 幅1650mm
1616(1坪)	奥行1600mm × 幅1600mm
1717(1坪)	奥行1650mm × 幅1650mm
1620(1.25坪)	奥行1600mm × 幅2000mm
1624(1.5坪)	奥行1600mm × 幅2400mm
1618(メーターモジュール)	奥行1600mm × 幅1800mm

メーターモジュールとは、1mを基準にした設計寸法のことです。坪数表記ではサイズを細かく表すことが難しい寸法のため、正確な寸法を示すためにメーターモジュールが使われます。

もし、1216サイズから、1620サイズに変更する場合など、サイズアップに伴う工事費用は上がってしまいます。

浴槽の素材

ユニットバスの交換費用は、浴槽の「素材」によっても大きく変動します。各素材には、価格帯、特徴（保温性、清掃性、耐久性）、質感が異なり、全体の費用に影響します。

ユニットバスの浴槽で一般的に使用される素材と、それぞれの本体価格の目安は以下の通りです。

グレード	費用相場	特徴
FRP	3万円～35万円程度	・最も一般的で安価・軽量で種類が豊富・傷がつきやすい・汚れが付きやすい・色褪せや変色が起こりやすい・保温性は他の素材より劣る
人工大理石（人造大理石）	30万円～120万円程度	・美しい見た目で高級感がある・汚れがつきにくい・耐久性や耐熱性に優れる・高価であり、衝撃に弱い
ホーロー	8万円～135万円程度	・お湯が冷めにくい・傷がつきにくい・変色や劣化がほとんどない・独特の美しさと高級感がある・設置工事がやや大変になる
ステンレス	5万円～30万円程度	・錆びにくく、傷や汚れに強い・カビや雑菌が繁殖しにくい・保温性が高い製品もある・水垢が目立ちやすい

上記の通り、素材自体が持つ単価が大きく異なります。同じ素材でも、メーカーの技術やブランド、シリーズのグレードによって価格は変動します。

オプションの有無

オプションは、入浴をより豊かにするために重要ですが、その分費用も膨らみがち。予算と希望する機能・デザインのバランスをよく検討し、優先順位をつけて選ぶようにしてください。

ユニットバスの交換費用は、標準装備に加えて、「オプション」を追加するかによって変動します。主なオプションは以下の通りです。

オプションの例

・浴室暖房乾燥機
・ジェットバス・ブロアバス
・浴室テレビ・オーディオシステム
・肩湯・打たせ湯
・オーバーヘッドシャワー、調光・調色機能付きなど
・浴槽の保温機能・素材グレードアップ
・浴室の壁パネル（デザイン・素材変更）
・手すり・カウンター・収納棚の追加・変更
・浴室ドアの種類変更

ユニットバスの交換費用は、標準装備に加えてどのような「オプション」を選ぶかによって大きく変動します。

ユニットバスを交換するタイミングやサイン

ユニットバスの交換は大きなリフォームですが、適切な時期に行うことで、生活の質を上げられます。こちらでは、交換を検討すべき具体的なタイミングやサインについて解説します。

ユニットバスの一般的な寿命は15年〜20年とされています。この時期に近づくと、以下のような劣化のサインが現れやすくなります。

交換タイミングを以下の表にまとめました。

交換タイミング	例
経年劣化による問題	・ひび割れやカビ、サビの発生・変色や黄ばみ、水垢が取れない・排水溝からの悪臭・水圧や温度調整が難しいなどのトラブルの増加・扉や窓の開閉がスムーズでない・冬場に足元が冷たい
ライフスタイルの変化	・高齢のご家族と同居することになった・子どもとの入浴のしやすさ考慮をする・テレワークにより、自宅時間が増えた・浴槽や壁の断熱性能が低いと感じる

テレワークの方は、おうち時間の質を高めるために、浴室暖房乾燥機や浴室テレビなどを設置される方も増えています。

単に劣化したからという理由だけでなく、ライフスタイルの変化に合わせてリフォームするのもおすすめです。

ユニットバス交換を依頼する際に押さえておくポイント

こちらでは、ユニットバス交換を依頼する際に押さえておくポイントを解説します。

ユニットバス交換の工期の目安

一般的なユニットバスの交換にかかる工期は、解体から新しいユニットバスの組み立て、接続、仕上げまでを含めて約2日～5日が目安とされています。

これは、既存のユニットバスから新しいユニットバスへの入れ替えがスムーズに行われる場合の期間です。それぞれの日程のおおよそのイメージを以下の表にまとめました。

日数	作業内容
1日目	・既存のユニットバスの解体・撤去・廃材の搬出・床の土間打ちなど基礎工事・新しいユニットバスを設置する前の準備
2日目	・新しいユニットバスの組み立て・給排水・電気配線などの接続
3日目以降	・浴室ドア枠の設置・壁や床の仕上げ・換気扇、暖房乾燥機など設備の取り付け・動作確認、清掃など

ユニットバス交換工事中の対策

ユニットバスの交換工事中は、数日間自宅のお風呂が使えなくなるだけでなく、騒音や粉じんなどが発生し、日常生活に影響が出ます。

工事中の問題

・工事中は自宅の浴室が使えない
・工事中の騒音・振動・粉じん・臭い
・水が使えない時間帯

工事期間中は、近くの銭湯や親戚のお風呂を借りるといった対応を取ることがほとんどです。

工事の開始前に、騒音などでご迷惑をおかけすることを近隣の方に一言伝えておくと、トラブルを避けられます。リフォーム会社が挨拶回りをしてくれるかどうかも確認しておきましょう。

また、作業者が入る前に、水が止まる時間帯と連絡先を確認しておくと安心です。

ユニットバスの交換は補助金を使える場合がある

ユニットバスの交換は安価なリフォームではありません。そのため、国や自治体が実施している補助金制度を利用できると家計の助けになります。

ユニットバス交換で補助金が適用されるのは、主に「省エネ性能の向上」や「バリアフリー化」を目的としたリフォームが多いです。

主な補助金を以下の表にまとめましたので、参考にしてください。

補助金例	概要
子育てエコホーム支援事業	・子育て世帯・若者世帯へ住宅の省エネ新築・改修などを支援・2050年カーボンニュートラルの実現を目指す事業
長期優良住宅化リフォーム推進事業	・既存住宅の長寿命化や性能向上を目的としたリフォームを支援する事業
介護保険の住宅改修費支給制度	・要介護認定または要支援認定を受けた方が対象・安全かつ自立した生活を送れるように住宅改修を支援する事業
先進的窓リノベ2025事業	・既存住宅の窓の断熱性能向上を目的とした事業

国が行う補助金制度の他に、各地方自治体も独自の住宅リフォーム補助金や助成金制度を設けている場合があります。

お住まいの自治体のホームページなどで確認するか、リフォーム業者に相談してみましょう。

補助金申請は複雑な手続きを伴う場合があります。リフォーム会社の中には、補助金申請のサポートを行っている業者も多いので、まずは相談してみることをおすすめします。

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聖建装工業は、建築業の許可を取得しており、建物の構造を熟知しています。そのため、お客様の住まいに最適なプランを提案し、安全で長持ちする仕上がりを実現します。

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また、ユニットバス交換に利用できる各種補助金制度についても、申請手続きのサポートまで一貫して行います。

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