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付帯部について
シャッターボックスの塗装はどうするのがベスト?色選びや費用を解説!
更新日:2025.1.22
この記事では、シャッターボックスの色選びや、劣化症状の例や、塗装せずに交換するべきタイミングを紹介します。
また、具体的な塗装の手順も紹介するため、シャッターボックスの塗装について全てがわかるようになります。
シャッターボックスを塗装するなら、費用や手間を考えると、プロに依頼した方が良いです。
聖建装工業でも、シャッターボックスの塗装実績が多数あるため、ぜひご相談ください!以下の電話またはLINEからお気軽にお問い合わせください!
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シャッターボックスの色は付帯部に合わせる
シャッターボックスを塗装するなら、付帯部と呼ばれる、外壁や屋根以外の部分(軒天、雨樋、破風板など)との色合わせは重要です。建物の統一感が出ます。
外壁や屋根、付帯部もまとめて塗装するなら、色相環などを参考に、明度、彩度の差を把握するようにしてください。
色見本を取り寄せ、実際に建物に当てて確認し、建物の周囲の環境(周辺の建物、自然など)との調和も考慮しましょう。
シャッターボックス塗装の費用相場
シャッターボックスの塗装費用は、依頼する相手や作業内容によって大きく異なります。業者に依頼する場合と、ご自身でDIYで行う場合のそれぞれで、費用相場を紹介します。
まず、費用相場を確認する前に、DIYにするべきか、業者に依頼するべきか迷っている方は、以下を参考にしてください。
DIYに向く人 | 業者依頼が向く人 |
---|---|
・DIY経験がある ・時間に余裕がある ・自分で好きなように仕上げたい | ・時間がない ・プロの仕上がりを求める ・高所作業が不安 ・保証が欲しい |
業者に依頼する場合
業者にシャッターボックスを依頼する費用は1箇所あたり2,000円~5,000円が相場です。シャッターボックスが家に4箇所あれば、8,000円〜10,000円です。
- ・下地処理費用
- ・塗装費用
- ・塗料代
- ・人件費
- ・足場代
費用を抑えるためには、複数の業者に見積もりをとることをおすすめします。複数の業者の見積もりを比較すると、相場が把握できる上に、よりよい業者を見つけられます。
また、外壁塗装と同時にシャッターボックスを塗装すると、足場の費用を抑えられるため、経済的です。
DIYで行う場合
DIYでシャッターボックスを塗装する費用は30,000円~50,000円が相場です。すでに塗装道具をお持ちの方は費用を抑えられますが、 イチから道具もそろえるなら、それなりに費用がかかります。
1㎡あたりに必要な塗料の量は130mℓ~160mℓ程度です。また、下塗り1回分と中塗り・上塗りの2回分が必要になります。
窓用のシャッターであれば1.4ℓ程度(下塗り300mℓ、中・上塗り1.1ℓ)、ガレージ用のシャッターなら、3.4ℓ程度(下塗り1ℓ、中・上塗り3.3ℓ)が必要です。
DIYで揃えるなら以下のような塗料代、道具代、マスキングテープ代などがかかってきます。
項目 | 具体例 | 費用相場 |
---|---|---|
塗料 | ・下塗り ・中塗り ・上塗り | 15,000円~25,000円程度 (3種類それぞれ4ℓの合計額) |
塗装道具 | ・ハケ ・ローラーなど | 10,000円~20,000円程度 |
その他 | ・高圧洗浄機(レンタル) ・養生シートなど | 5,000円程度 |
シャッターボックスの劣化症状
シャッターボックスの劣化症状には、以下の4つがあります。こちらでは、順番に解説していきます。
色あせ
シャッターボックスの色あせとは、長年の日差しや風雨にさらされることで、塗料の色が薄くなったり、変色したりする現象です。
特に、紫外線は塗料の劣化を加速させるため、直接日光が当たる部分から色あせが始まります。色が均一ではなく、部分的に色が薄くなっている場合は、色あせが進行している可能性があります。
- ・紫外線による劣化
- ・雨風によって色が薄くなる
- ・耐候性が低い塗料だと色あせが早く進む
- ・塗膜が薄い
チョーキング
シャッターボックスの表面が白く粉をふいたような状態になることを「チョーキング」と言います。これは、塗膜が紫外線や雨風によって劣化し、塗料の樹脂成分が分解されて起こる現象です。
塗装面を指でこすると、白い粉がつく場合はチョーキングの可能性が高いです。また、水をかけたときに、水が浸み込みやすい場合は、塗膜が劣化している可能性があります。
- ・紫外線による劣化
- ・雨風による侵食
- ・耐候性や耐久性が低い塗料を使用している
- ・塗膜が薄い
塗膜のはがれ
シャッターボックスの塗膜がはがれるのは、長年の風雨や紫外線による劣化、または塗料の品質、施工不良などが原因で起こる現象です。
塗膜のはがれは、塗装面を見れば、すぐにわかります。はがれそうな部分があれば、指で軽く触れてみるとはがれることがあります。
- ・風雨による影響
- ・紫外線による劣化
- ・下地処理が不十分だったり、塗料の乾燥が不十分だったりする施工不良
- ・経年劣化
サビ
シャッターボックスがサビる原因は、主に鉄が空気中の水分や酸素と反応することです。特に、海沿いや湿度の高い地域では、サビが発生しやすい傾向にあります。
シャッターボックスの表面に赤褐色の斑点や、ボコボコとした部分があれば、塗装の内部にサビが発生していることも。湿気や結露が多い場所に置かれているシャッターボックスは10年程度で劣化します。
- ・雨水や結露などの付着による酸化
- ・海沿いの地域では、空気中に含まれる塩分による腐食
- ・塗膜の剥がれ
シャッターボックスを塗装せずに交換する基準
シャッターボックスを塗装せずに交換するかどうかは、以下を基準に交換を検討してみてください。シャッターボックスを交換するとなると、費用は一か所につき約3~6万円程度かかってしまいます。
- ・サビ穴があいている
- ・シャッターの開閉がスムーズに行えない
- ・シャッターボックスが歪んでいる
- ・破損している場合
- ・塗装の剥がれやサビがひどく、修復が困難な場合
シャッターボックスをDIYで塗装する手順
シャッターボックスをDIYで塗装するなら、こちらで紹介する手順を参考にしてください。特にケレン作業は重要な工程です。
事前に準備物をそろえておき、しっかりと作業できるようにしてください。
事前に準備しておくべきもの
シャッターボックスをDIYで塗装する際には、以下の事前に必要な道具や材料を揃えておくことが大切です。
準備物 | 特徴や詳細 |
---|---|
塗料 | ・外壁用塗料が一般的 ・耐候性や耐久性が高いものを選ぶ ・下塗り、中塗り、上塗りの3種類を用意する |
ハケ | ・太いハケと細いハケの2種類があれば良い |
ローラー | ・広い面を効率よく塗るために使用 ・ハケだけでも作業可能 |
養生シート・マスキングテープ | ・塗装する部分以外の部分を保護するために使用 |
ワイヤーブラシ・サンドペーパー | ・古い塗膜やサビを落とすために使用 |
ケレン棒・ヘラ | ・サビを落とすための道具 |
高圧洗浄機 | ・細かい汚れを落とす ・塗料の密着性を向上させる |
脚立・ハシゴ | ・高い場所の塗装を行う際に必要 |
バケツ | ・塗料を混ぜたり、水をためたりする際に使用 |
ローラーバケット | ・ローラーに塗料を浸すためのバケツ |
保護メガネ・マスク・手袋 | ・塗料やホコリから保護 |
ビニールシート | ・雨天時やホコリが多い場所の作業に備えて用意しておくと便利 |
1.下地処理(ケレン作業)
- 1.養生:マスキングテープなどを貼り、塗料が付着しないように保護する
- 2.高圧洗浄:こびりついた汚れや泥などを洗い流す
- 3.サビ落とし:ワイヤーブラシやサンドペーパーを使って、サビを完全に落とす
- 4.古い塗膜の除去:ケレン棒やヘラを使って塗膜をはがす
- 5.平滑化:サンドペーパーなどで表面を平滑にし、塗料が乗りやすい状態にする
シャッターボックスの塗装で最も重要な工程の一つが、下地処理であるケレン作業です。この作業を丁寧に行うことで、塗料の密着性が向上し、塗装の耐久性が大幅にアップします。
特に、サビや古い塗膜が残っていると、その部分からはがれてくる可能性があります。表面が凹凸していると、塗料が均一に塗れず、仕上がりが悪くなるため、注意してください。
ケレン作業で使用する道具は以下の通りです。
- ・高圧洗浄機
- ・ワイヤーブラシ
- ・サンドペーパー
- ・ケレン棒・ヘラ
- ・マスク・保護メガネ・手袋
高圧洗浄後や、サビ落としを行った後は、十分に乾燥させてから次の作業に移りましょう。
2.下塗り(さび止め)
- 1.ケレン作業の確認:しっかりとサビや汚れが除去されているか確認する
- 2.塗料の準備:下塗り用の塗料を、説明書に従ってよく混ぜる
- 3.塗装:ハケやローラーを使って、ムラなく均一に塗る
下塗りは、ケレン作業できれいにされた下地へ、塗料と金属の密着性を高め、サビの発生を抑制する役割を果たします。
下塗り塗料には、以下の2種類があるため、状況に合わせて塗料を選んでください。
- ・錆止め塗料:金属に直接塗るための塗料で、サビの発生を抑制する効果がある
- ・シーラー:下地と中塗り・上塗りの密着性を高めるための塗料
塗りムラや塗り残しがないように、丁寧に作業を行うようにしてください。乾燥時間は塗料によって異なるため、説明書をよく確認し、十分に乾燥させてから次の工程に進みましょう。
3.中塗りと上塗り
- 1.下塗りの乾燥確認:下塗りが完全に乾燥しているかを確認する
- 2.塗料の準備:塗料を、説明書に従ってよく混ぜる
- 3.塗装:ハケやローラーを使って、ムラなく均一に塗る
下塗りが完了し、下地がしっかりと保護されたら、いよいよ中塗り・上塗りの工程に入ります。
一般的には、中塗り・上塗りをそれぞれ2回ずつ行います。しかし、より耐久性を高めたい場合は、3回ずつ行うことも可能です。
下塗り同様に、説明書に記載されている乾燥時間を守りましょう。厚塗りすると塗料が垂れてしまうため、薄く均一に塗るように注意しましょう。
シャッターボックスの塗装なら聖建装工業へ!
シャッターボックスは、付帯部分に合わせると、見た目がよくなります。色見本を取り寄せ、実際に建物に当てて確認し、建物の周囲の環境(周辺の建物、自然など)との調和も考慮しましょう。
シャッターボックスは、金属製のため、劣化すると最悪、サビから穴が開くこともあります。こういった場合には、交換をおすすめします。
シャッターボックスを塗装するなら、費用や手間を考えると、プロに依頼した方が良いです。
聖建装工業でも、シャッターボックスの塗装実績があります。シャッターボックスのメンテナンスなら、以下の電話またはLINEからお気軽にお問い合わせください!
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